あなたは何種類知っていますか？美味しくて奥深いチーズの世界

諸説ありますが、世界中で最も古くチーズを作ったのはイタリアだという説が有力です。
イタリア南部では古くから、ヤギやヒツジのミルクを原料とした種類のチーズ作りが行われてきました。
そのなかでもイタリア最古のチーズと言われているのは、ペコリーノ・ロマーノという種類のチーズです。
ペコリーノ・ロマーノはヒツジのミルクから作られる、とても硬質な性質を持つ種類のチーズとして有名です。

お店などで売られているチーズには、ナチュラルチーズという種類とプロセスチーズという種類があります。
どう違うのでしょうか？

【ナチュラルチーズ】
牛やヒツジなどの乳を固めて、発酵・熟成させたもの。
原料となる乳の種類や、発酵熟成の製法などによって形状も味も大きく変わります。
生きている菌（乳酸菌）を含むため、時間がたつにつれて熟成が進み、味も変わってきます。

【プロセスチーズ】
1種類または数種類のナチュラルチーズを合わせて加工したもの。
一度熱を加えて完全に溶けたナチュラルチーズを型に詰めて冷やします。
加熱をした時点でチーズの中の菌の発酵が止まるので、時間がたってもが風味はほぼ変わりません。
スーパーでよく見るスライスチーズや、ひとくちサイズのキャンディチーズなどはこのプロセスチーズの種類にあたります。
　　

古い歴史を持つ、イタリアを代表する種類のチーズ。
1つあたりの重さが40kgほどもある、貫禄あるチーズの王様です。

あまりクセがなく、甘みとうまみのあるパルミジャーノは、様々な料理に好相性。
薄くおろしてパスタやグラタンにのせたり、固いまま削ってサラダにトッピングしたり、などなど使い方は様々です。

お菓子の材料としても大活躍な、デンマーク生まれのクリームチーズ。
チーズケーキの流行によって一躍有名になりました。
クセがなくて甘みがあり、なめらかなクリームチーズは、製菓材料としても、ハチミツやスモークサーモンを加えてそのままクラッカーにのせるだけでも十分楽しめます。

こちらは、一般のスーパーではあまりなじみのない、少し珍しい種類のチーズです。
ノルウェーを代表する種類のチーズで、まるでキャラメルのようなしっとりとした舌触りと、上品な甘さと酸味が口の中にふわっと広がります。
輸入スーパーやチーズ専門店など、多様な種類のチーズを扱うお店で見つけることが出来ます。

日本で生まれたチーズの種類もあるのをご存知ですか？
こちらの「さくら」チーズは、北海道の十勝平野の農場で研究を重ねて完成したもの。
2003年にフランスで開かれた「山のチーズオリンピック」では、見事に銀メダルを獲得しました。
日本独自のこだわりによって作られたチーズが世界に認められた瞬間です。

ぷりぷりのホタテをグリルして、オリーブオイル、ブラックペッパー、パルミジャーノチーズをかけた一品です。
シンプルなのに、ベストマッチな美味しさ！
パルミジャーノは本当にどんな料理にも合う種類のチーズなので、是非色々試してみて下さい♪

クリームチーズは、製菓材料としてとっても役立つ種類のチーズです★
材料を混ぜて重ねていくだけで、美味しいティラミスが出来ちゃいます。

ゴートチーズは野菜やハーブとも相性抜群の種類のチーズです！
トマトをくりぬいてチーズとハーブ、卵を詰めて焼くだけとても美味しい♡一品になります。

いかがでしたか？
本当に沢山種類があるチーズ。この種類のチーズはどんな味わいなのかな、どんな種類の料理に合うのかな、などと考えるのも楽しいですね。
世界中のチーズの種類はとてもここでは紹介しきれませんが、これをきっかけにより沢山の種類のチーズを楽しんでもらえると嬉しいです♪