2016/01/13
ががさま
チーズの種類・一覧は、奥が深いです。チーズはとてもシンプルに製造されていますが、熟成に長期間かかる種類や、生タイプのフレッシュチーズなど種類・一覧は多様にあります。そしてナチュラルチーズは、野菜や果物と組み合わせて食することをおすすめします。
チーズとは生乳(牛乳または、山羊、羊の乳)のたんぱく質と脂質を固めて、発酵・熟成したものです。海外には幾多の主な種類があり、チーズにはナチュラルチーズとプロセスチーズとの二種類があります。
ナチュラルチーズは栄養的にビタミンCと食物繊維が不足します。そのために野菜、果物とあわせて摂取することが大切です。
ナチュラルチーズ
牛乳を乳清・乳酸菌で固めて、乳清(ホエイ)という水分を絞って発酵、熟成させたものがナチュラルチーズです。牛乳のほかに、山羊、羊などの乳を使用しているナチュラルチーズもあります。ナチュラルチーズは発酵しているので、食べて美味しい時期があります。
熟成しないフレッシュなタイプなチーズもあります。
プロセスチーズ
プロセスチーズは、ナチュラルチーズの一種類または複数の種類を溶解し乳化剤などで固めて、発酵を止めたチーズです。発酵を止めた為に長期保存が可能です。日本では当初チーズといえばプロセスチーズでした。
ナチュラルチーズの種類・一覧
ナチュラルチーズには幾多の種類があります。下記にフレッシュ系、白かび系、ウォッシュ系、青かび系、シェーブル・ブルビ系、セミハード系、ハード系の主なチーズの種類・一覧などを記します。
トゥファルクチーズ
【ナチュラルチーズ種類一覧 フレッシュ系】
熟成しないタイプです。乳から乳酸菌などでまるめて、乳清を水切りしたナチュラルチーズ。
【フレッシュ系チーズ 主な一覧】
モッツァレラ、リコッタ、マスカルポーネ(イタリア)、フロマージュブラン(フランス)、クリームチーズ(アメリカ、デンマーク)、トゥファルクチーズ(ポーランド)、カッテージチーズ(各国)など。
【ナチュラルチーズの種類一覧 白カビ系】
白かびをチーズの表に塗布して発酵、熟成するチーズです。熟成すると中身がやわらく食感がソフトになります。製造日から二週間から四週間が食べ頃です。
【白カビ系 主なチーズ一覧】
ヌーシャテル、ブリ―、カマンベール、バラカ、クロミエ(フランス)など。
【ナチュラルチーズの種類一覧 ウォッシュ系】
「ウォッシュ」はチーズの生産地のアルコール・塩水でチーズを洗い発酵、熟成したチーズです。
発酵、熟成すると表側は茶色ぽく、風味や香りがでてきますが、チーズの中身は滑らかなチーズです。夏は若いチーズ、秋と冬は熟成しチーズが美味しいそうです。
【ウォッシュ系 主なチーズ一覧】
タレッジオ(イタリア)、リヴァロ、マンステール、ショーム、エポワス(フランス)など。
【ナチュラルチーズの種類一覧 青カビ系(ブルーチーズ)】
ブルーチーズとも呼ばれるタイプは、中味に青かびを入れて発酵、熟成させます。独特の香りと塩味が持ち味です。ゴルゴンゾーラには青かびの量などによりドルチェ(甘口)、ピカンテ(辛口)があります。製造した日から半年から1年が食べ頃です。
【青カビ系(ブルーチーズ) 主なチーズ一覧 】世界三大ブルーチーズとして、ゴルゴンゾーラ(イタリア)、スティルトン(イギリス)、ロックフォール(フランス)など。
【ナチュラルチーズの種類一覧 シェーブル・ブルビ系】
フランス語で山羊のことを「シェーブル」で、その乳から製造します。牛乳のチーズより歴史は古いそうです。黒炭や白かび、そのままと作り方もいろいろです。ブルビ(羊)の乳から製造するチーズもあります。
【シェーブル系・ブルビ系 主なチーズ一覧】
ヴァランセ、クロタン、サント・モール(フランス)など。
ゴーダチーズ、ベビーゴーダチーズ
【ナチュラルチーズの種類一覧 セミハード系】
チーズを固めてプレスし、水分を絞った半硬質のチーズです。製造日から三カ月から半年が食べ頃です。
【セミハード系の主なチーズ一覧】
フォンティナ(イタリア)、ゴーダ(オランダ)、カンタル(フランス)など。
ミモレット
【ナチュラルチーズの種類一覧 ハード系】
水分量をセミハード系より絞ったチーズで、熟成期間が長期で重さがあります。プロセスチーズの原料で、製造日から半年から1年が食べ頃です。
【ハード系 主なチーズ一覧】
パルミジャーノ・レッジャーノ(イタリア)、ミモレット(フランス)、チェダー(イギリス)、ラクレット(スイス)など。
【ナチュラルチーズの保存一覧】
ナチュラルチーズの保存に適した温度はおよそ5℃前後です。ナチュラルチーズは、水分、温度差、乾燥が苦手で、カビができたり、乾燥した場所では固くなり風味が落ち、色が変化してきます。
フレッシュ系が余ったときは冷蔵庫へ密閉できる容器に入れて、なるべく早く食べていただきたいです。その他ナチュラルチーズも冷蔵庫に保存しますが、熟成も続いています。
【ナチュラルチーズの保存一覧 その2】
ウォッシュ、青カビ、白カビ系も冷蔵庫に保存してください。その際に乾燥を防ぐために、パセリなどの葉を濡らして一緒に密閉容器にいれると乾燥を防いでくれます。
ハード、セミハード系はきちんとラップをして冷蔵庫に入れてください。もし固くなったときは、すりおろして料理などに利用するのもおすすめです。
チーズは牛乳(山羊、羊など)の水分を絞って、発酵、熟成しています。チーズ100グラムを製造するのに、約1000ミリリットルの牛乳が必要です。
チーズの栄養はカルシウムの含有が牛乳のおよそ6倍、ビタミンA、ビタミンB2なども豊富です。チーズのたんぱく質は乳酸菌の作用で消化後の吸収がよいです。ですが、ビタミンC、鉄分、食物繊維の含有が足りないです。他の食材、果物や野菜を組み合わせて食していただきたです。
エメンタールチーズのカロリー
1切れ25グラム 107キロカロリー/100グラム 429キロカロリー
アニメにでてくるチーズで有名です。スイスのエメンタール地方のナチュラルチーズ。スイス以外の生産は産地の明記がされています。エメンタールチーズは高カロリーでカルシム、脂質などが豊富です。高カロリーな為に食べ方に気をつけていただきたいです。
エメンタールチーズのカロリーは25g(1切れ)で107kcalのカロリー。エメンタールチーズは100g換算で429kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は18.65g。脂質が多く8.4g、たんぱく質が6.83g、炭水化物が0.4gとなっており、ビタミン・ミネラルではカルシウムと銅の成分が高い。
カマンベールチーズ 1パック 100グラム 310キロカロリー
カマンベールチーズは国内メーカーでもよく生産していてお馴染みの白かび系チーズ。食べ方も
チーズフォンデュ、パスタなどの料理、ワイン、はちみつやジャムなどもあいます。カルシウムとセレンが豊富に含まれています。
カマンベールチーズのカロリーは100g(1パック)で310kcalのカロリー。カマンベールチーズは100g換算で310kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は25.81g。脂質が多く24.7g、たんぱく質が19.1g、炭水化物が0.9gとなっており、ビタミン・ミネラルではカルシウムとセレンの成分が高い。
ブルーチーズのカロリー 1個100グラム 349キロカロリー
青かびタイプでおいしいナチュラルチーズ。カルシウム、ナトリウムが豊富です。
ブルーチーズのカロリーは100g(1個)で349kcalのカロリー。ブルーチーズは100g換算で349kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は22.92g。脂質が多く29g、たんぱく質が18.8g、炭水化物が1gとなっており、ビタミン・ミネラルではカルシウムとナトリウムの成分が高い。
スライスチーズ 標準85グラム5枚入り 1枚 約17グラム 56キロカロリー
たんぱく質3.6グラム 脂質4.5グラム 炭水化物0.3グラム
ナトリウム187ミリグラム 食塩相当量0.47グラム、カルシウム105ミリグラム
カルシウムが豊富ですが、ナトリウムが多いでの適量を他の食材とあわせて召し上がっていただきたいです。
プロセスチーズ 1枚18グラム 61キロカロリー/100グラム 339キロカロリー
カロリーだけみると、ややカロリー高めですが、カルシウム、ビタミンB12など栄養豊富、脂質が高いです。
プロセスチーズのカロリーは18g(スライス1枚)で61kcalのカロリー。プロセスチーズは100g換算で339kcalのカロリーで、80kcalあたりのグラム目安量は23.6g。脂質が多く4.68g、たんぱく質が4.09g、炭水化物が0.23gとなっており、ビタミン・ミネラルではビタミンB12とカルシウムの成分が高い。
~チーズの種類・一覧のまとめ~
ナチュラルチーズはたくさん種類があり、旬もあるので、季節で食べ比べてみるのもよいですね。
カルシウムが豊富で美味しいナチュラルチーズは老若男女に食していただきたいです。またナチュラルチーズは、ビタミンC、鉄分と食物繊維が不足になるために野菜や果物とあわせて適量を摂取していただきたいです。
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