セロリの葉っぱは捨てないで!セロリの葉っぱの美味しい活用方法
2016/02/23
ohoksavak
うなぎの蒲焼きは食べたことがあっても肝は食べたことはない…そんな人にはぜひチャレンジしてほしい肝料理。栄養豊富なうなぎの身の部分よりもさらに豊富な栄養素にも注目を!蒲焼きのおともに肝吸いを、肝焼き・肝煮のおつな味は晩酌にもぴったりです。
土用の丑の日の習慣からうなぎの旬は夏だと思っている方も多いのですが、なんと天然のうなぎの旬は秋~初冬(10~12月頃)!
しかしスーパーなどで見かけるほとんどのうなぎは養殖物で旬はなく一年中安定した味で食べられるそうです。
「うなぎを食べると精がつく」の言葉の通りビタミンA、B1、B2、D、EやDHA、EPA、 ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)といった多くの栄養素が豊富に摂ることができます。特にビタミンAはうなぎ一匹で成人の一日の必要量を満たすほど豊富です。
うなぎ全体の栄養素が豊富なのはよしとして、あまり食べられない肝の部分の栄養素はどうなっているのかというと…なんとビタミンAは身の部分の約2倍!ほかにも高血圧や動脈硬化に効果のあるコリンや良質なアミノ酸が豊富に含まれています。
うなぎ一匹から一つしかとれない肝はうなぎ屋さんでは売り切れ御免のメニューであることが多いですが、身の部分の多く出るスーパーなどでは肝だけのパックが売っていることもあります。肝がお好きな方は自分で調理することもできますよ!
肝煮や肝焼きなら下処理さえしっかりすれば手軽に作ることができます!調理する際は最初にニガタマとよばれる苦い部分をつぶすのがポイントです。
また、唐揚げや山椒煮もおいしいらしく、なかなか売ってることも少ないのでおうちで挑戦してみたいですね。
「肝」というだけで食べたがらない人もいるかもしれませんが、好きな人にはたまらない部分。その複雑な旨味とほろ苦さで昔からうなぎの肝は「おつな味」として楽しまれてきました。とくに日本酒との相性は抜群で、肝焼き一皿でお酒が進んでしまう人も多いと思います。
うなぎの蒲焼きとセットで出てくることが多い肝吸いは、こってりした蒲焼きをさっぱりしめてくれる名パートナー。たれによる味付けがされていないので、その苦みと見た目から肝の部分は食べず汁だけ飲む方もいますが、ぜひ蒲焼きとセットで丸ごとうなぎを食べ尽くしたいものです。
うなぎの肝を甘く柔らかく煮た調理法です。肝焼きよりもふんわりとしていて苦みも控えめなこともあり、一番食べやすいうなぎの肝の食べ方ではないでしょうか?もちろんお酒のアテにもぴったりですし、夕ご飯の食卓に並べてもお子さんからご年配の方まで楽しめますよ。
煮付けなども一緒にうっているような魚屋さんで見かけることも。もちろんうなぎ屋さんのサイドメニューとしてもあります。基本的には蒲焼きと同じ味付けですが、肝の苦みと歯ごたえなどで、うなぎの蒲焼きの脂っこさや柔らかさが苦手な方でもおいしく食べられます。
一般的にはご馳走やお祝い事で食べるイメージのうなぎですが、もし大好物でしょっちゅう食べている女性がいたら要注意です。うなぎ、とくに肝部分に多く含まれるビタミンAは、野菜のものと違い体外に排出されにくく、国による妊婦さんの一日の摂取上限量が定めてられています。
うなぎの肝焼き60gパック
妊婦さんの一日の摂取上限量2,700μgREに対し、
うなぎの蒲焼き:1,500μgRE/100g
うなぎの肝:4,400μgRE/100g
となっており、注意が必要です。
ただしうなぎの肝は一回で100g食べるようなことは少ないでしょうし、毎日うなぎの蒲焼きを食べている人もいないでしょう。うなぎが大好きな妊婦さんは他の食材とのバランスを考えながら量や頻度を控える、といった気持ちでいるくらいがいいかもしれません。
今はスーパーやお弁当屋さんでもうなぎの蒲焼きが買えますが、うなぎの肝というとなかなか食べる機会も少ないかと思います。しかし滋養たっぷりで深みのある甘さとほろ苦さがお酒にもぴったりなうなぎの肝を、ぜひうなぎまるごと一匹、うなぎ屋さんでいただいてみてください。
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