セロリの葉っぱは捨てないで!セロリの葉っぱの美味しい活用方法
セロリの葉っぱはどうしてますか?葉っぱには茎より栄養が多く含まれています。食べないなんて、もったいない。体にいいとはわかってもどうやって食べたらいいのか?美味しく食べる方法は?どんな栄養があるの?セロリの葉っぱの秘密を理解してセロリの葉っぱを活用しましょう。
さわやかな香りとシャキシャキとした歯ごたえが特徴のセロリ。日本ではサラダにして食べたり、香味野菜として使うことがほとんどですが、炒めたり、煮たりしても違ったおいしさが味わえます。香りが強いのが新鮮な証拠です。葉の色が濃く、シャキッとしていて、茎が太く長く、筋が縦にはっきりと入って凸凹しているくらいのもの、しっかり巻いているものを選びましょう。葉つきのままだと葉が水分を吸収して、スがはいるので、茎と葉を切り分けて別々に保存するのがコツです。
セロリの栄養分が一番あるところは葉っぱ。セロリにはビタミンC、カリウム、βカロテン、リン、食物繊維、カルシウムなどの栄養成分が豊富に含まれています。葉っぱには茎よりも成分が多く含まれていて、β-カロテンは約2倍、ビタミンB1、B2、C、E、食物繊維も葉の方に多く含まれています。
セロリの効能は疲労回復、免疫力アップ、冷え症の改善、基礎代謝アップ、むくみの解消、ストレスの緩和など豊富です。葉っぱにはより多くの栄養素が含まれているので、これらセロリの効能をとり入れるために葉っぱを上手に活用しましょう。セロリは捨てるところなく、丸ごと食べるのが正解です。
栄養満点のセロリの葉っぱを捨てるなんてもったいない。セロリはスープ、煮込み料理、サラダなどに幅広く利用されていますが、葉っぱも一緒に調理しましょう。葉っぱはおひたしや天ぷら、つくだ煮などで美味しく食べられますが、入浴剤にすることも可能。セロリを細かく刻んで袋に入れ湯船に浮かべると、セロリに含まれる精油成分が溶け出すので、湯冷めしにくくなると考えられています。
セロリの葉っぱを食べる時には食べ合わせで効能をアップさせましょう。セロリにキュウリ・ジャガイモ・米を合わせると「むくみの改善・利尿効果」の効能がアップ。セロリにたけのこ・クルミ・ヨーグルトを加えれば「便秘の予防・解消」に効果的です。セロリと牛肉・マグロ・ブロッコリーを合わせたら「老化防止」、クルミ・キュウリ・ウド・唐辛子を合わせたら「血行促進」の効果アップが期待できます。セロリの葉っぱは捨てずに食材を上手に組み合わせてたっぷりいただきましょう。
栄養豊富なセロリの葉っぱは美味しく調理して栄養を丸ごといただきましょう。おひたしや天ぷら、つくだ煮だけでなくレシピも豊富です。美味しい料理を覚えて、セロリの葉っぱを活用しましょう。
セロリの葉っぱでサラダ
アボカドときゅうりのヨーグルトサラダ
材料(2~3人分)
プレーンヨーグルト…大さじ3
きゅうり…1/2本
セロリ…1/2本
セロリの葉…少々
アボカド…1/2個
・オリーブ油、塩、粗びき黒こしょう
アボカド、きゅうりとセロリを合わせて、異なる食感が美味しいサラダです。きゅうりとヨーグルトをセロリに合わせることでむくみの解消や血行促進、便秘の解消の効能アップが期待できます。
セロリの葉っぱの炒め物
決め手はセロリの葉☆牛肉のオイスター炒め
材料 (2人分)
牛肉 150~200グラム
塩&胡椒 適量
油 適量
セロリの葉 2枚~5枚
レタス(硬い葉っぱでもOK) 1~2枚
醤油 小さじ2~3
オイスターソース 小さじ1
香りの強いセロリの葉っぱはお肉と一緒に炒めることでいい役割を果たします。セロリの葉っぱであと引くおいしさの炒め物が出来上がります。セロリと牛肉を合わせて老化防止の効能もアップ。お試しください。
セロリの葉でかき揚げ
セロリの葉とジャガイモのかき揚げ
材料(4人前)
セロリ 50g(葉)
ジャガイモ 2個(300g)(メークイーン)
刻みのり 5g
小麦粉 大さじ3
A衣
・小麦粉 40g
・卵黄 1個分
・水 150cc(卵黄と合わせて)
揚げ油 適量
塩 適量
セロリの葉っぱとのりの風味が効いたサクサクのかき揚げです。ジャガイモは火が通りやすいように細切りにして、水にさらしておきます。水気をよく切って、刻んだ葉っぱと刻みのりを合わせてサクッと揚げます。ジャガイモの細切りと合わせたかき揚げは、パリパリサクサクの食感がおいしい、お酒にぴったりの一品です。セロリとジャガイモの組み合わせはむくみの改善・利尿効果アップが期待できます。
セロリは、煮込み料理のコクを引き出したり、魚や肉の臭みを消す働きがあるので、料理がおいしくなります。生でバリバリ食べても美味しいセロリは葉っぱまで食べつくして栄養を丸ごといただきましょう。工夫次第で美味しいくいただけて、栄養も効能も満点のセロリの葉っぱを上手に活用し、健康を手に入れましょう。