ゼリー等に含まれるゼラチンにもアレルギーがあるのをご存じですか?
2016/04/17
mnkhome2015
春になると食卓に登場するたけのこ♪水煮の物は一年中出回っていますが、やっぱりたけのこは旬にいただきたいですよね!若竹煮や天ぷら、どんな料理も美味しいです☆でもそんなたけのこにアレルギーを起こす事があるって知っていますか?今回は、たけのこのアレルギーのお話です。
春先になると店頭に姿を見せ始めるのがたけのこです。たけのこの季節にはたけのこを掘りに行かれる方も多いのではないでしょうか?また、自分では買わなくても、なぜかたけのこの季節には生のたけのこを人からいただくことが多いですよね!
煮ても焼いてもとても美味しいたけのこ。料理方法も様々で、私たちを楽しませてくれます。しかし、そんなたけのこには、知らないと怖いアレルギー反応を起こす事があるのをご存じでしょうか?今回はそんなたけのこのアレルギーについて調べてみました。
たけのこアレルギーと言われていても、たけのこ自体がアレルゲンである場合は非常に少ないです。たけのこアレルギーの原因の多くは、たけのこに含まれているアセチルコリンという物質によるものです。
アセチルコリンに限らず、アレルギー反応を起こす可能性のある化学成分のことを仮性アレルゲンと言います。アセチルコリン以外にも、よく知られたところでは、ヒスタミンやセロトニン、チラミンなども仮性アレルゲンです。
たけのこアレルギーの原因の一つのアセチルコリンは、副交感神経を刺激する働きがあります。その為、自立神経失調症の症状が出ることがあります。自律神経失調症の症状には様々あり、息切れはその一つです。ほかに、動悸やほてりなども考えられます。
たけのこアレルギーの症状は、体のかゆみとなって表れることもあります。たけのこを食べた後にアレルギー症状が出たとしても、たけのこアレルギーは一過性の物なので、1~2時間ほどでアレルギーは治まってくることが多いです。
また、アレルギーの現れ方はたけのこアレルギーに限らず人によって様々なので、腹痛を起こす事もあります。吐き気や下痢の症状を伴っている場合も報告されています。
では、たけのこアレルギーの人はたけのこを食べる事は二度と出来ないのでしょうか?
たけのこアレルギーは、アレルギーの中でも比較的症状が軽い反応が出ることが多いです。蕎麦アレルギーや、乳製品アレルギーなどのように最悪の場合、アナフィラキシーショックを引き起こすという事も少ないです。
もともとたけのこアレルギーを持っていることがわかっている場合は、アレルギー反応が出やすいので食べない事に超したことはないですが、どうしても食べたい場合は、しっかりとした下処理や調理が必要です。
たけのこのアレルギー物質であるアセチルコリンなどの仮性アレルゲンは、ほとんどが熱に弱い性質を持っているので、ゆでたり、あく抜きをしたりして、下処理することで症状が緩和されることが多いようです。
たけのこにアレルギーがあっても、どうしても食べたい場合はしっかりとした下処理が必要です。そして体調がすぐれない時はアレルギー反応が出やすいので、体の調子が良好の時にたけのこを味わって下さい。そこで、たけのこを使った素敵なレシピをご紹介します。
材料 (筍2本分)
筍の姫皮(下茹で済み)400g
ごま油 小さじ2
白だし 大さじ3(※コツ・ポイント参照)
一味唐辛子 適量
木の芽あれば1~2枚
旬の筍☆姫皮の白だし炒め①
下茹でした筍の皮をむく時に、皮の下の白い部分(赤丸)は硬いけど食べられるので茶色い部分と切り離す。
旬の筍☆姫皮の白だし炒め②
穂先の本当に柔らかい部分はお味噌汁等で美味しく頂けるので今回は硬めの皮の下部分のみ取り出しました。写真は1本分です。
旬の筍☆姫皮の白だし炒め③
3~5mm幅位で繊維にそって切ります。硬い部分なので細めの方が食べやすいかと思います。
旬の筍☆姫皮の白だし炒め④
フライパンにごま油を熱し筍を炒めます。水分を飛ばした方が味が良くしみ込むのでしっかり炒め、白だしを加え更に炒めます。
旬の筍☆姫皮の白だし炒め⑤
一味唐辛子を振り入れ混ぜたら完成。器に盛り付け、あれば木の芽を添える。
しっかりと下処理して作りたいレシピですね!ご飯のおかずにはもちろん、お酒のお供にもぴったりのレシピです。美味しいたけのこの姫皮を味わえるレシピです。
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