2015/12/07
nadeshiko0103
“みかんを食べると風邪の予防に効果がある”とか、“ビタミンCは風邪の予防に効果がある”とか言われます。また、“肌を美しく保つためにはビタミンCが欠かせません”とも言われます。今回は“みかん”で“ビタミンC”を摂取することについてまとめました。
ビタミンCというと、“風邪予防にいい””美肌効果がある”と言われますが、どうしてそのように言われているのかわかりますか?
この図を見ると、ビタミンCの美肌効果はわかりますが、風邪予防はどうなのでしょう。本当に風邪予防にもビタミンCは効果があるのでしょうか?
ビタミンCは水溶性です。水に溶けだしてしまいます。熱にも弱いので、調理をして使うよりは生で食べることの方が、効果的にビタミンCを摂取できます。
ビタミンC含有量は100gあたり1700mgです。
アセロラ2粒にレモン1個分のビタミンCが含まれています。しかし、生のアセロラを入手するのは、なかなか難しいです。
ビタミンC含有量は100gあたり220mgです
種の部分を除いて食べる人と、そのまま食べる人がいるようです。種の部分も食べた方が、ビタミンCを摂取しやすくなります。
ビタミンC含有量は100gあたり100mgです。
4位からのビタミンCの含有量ですが、4位が柿、5位がキウイフルーツ、6位がアケビ、7位がイチゴ、8位がネーブルオレンジ、9位タンゴール、10位パパイヤとなります。
8位のネーブルオレンジと9位のタンゴールがみかんの仲間になります。ビタミンCの含有量も割と多いですね。
ビタミンC含有量は100gあたり60mgです。
タンゴールとは、主に「みかん」(マンダリン、タンジェリン)と「オレンジ」の交雑種のことです。日本では「清見」、「せとか」などが代表的なタンゴールである。
普通、みかんというと温州みかんのことですが、温州みかんのビタミンC含有量は100gあたり35mgです。
1 ビタミンCによりコラーゲンの生成を助け、のどや鼻の粘膜を強くしてくれます。
2 ビタミンCは、白血球と結びついてウィルスを破壊する力があります。
シネフィリンが含まれているからです。このシネフィリンは温州みかん系特有の成分ですが…。
気管支の筋をゆるめる作用があるそうです。
栄養素は特にみかんの皮に多く含まれていて、ビタミンCは実の3倍です。血管中のコレステロールを取り除くテレビン油も含まれています。ビタミンPは、白い綿状の甘皮の部分に多く含まれています。みかんはできるだけ皮も食べることができたらいいですが…。
みかんの皮を生で食べることはなかなか難しいです。そこで、みかん風呂にしたり、みかんの皮を干して陳皮を作るのもいいですね。ただし、干してしまうとビタミンCは半分ほどになってしまいます。
陳皮は漢方薬に用いられます。陳皮はミキサーやすり鉢で粉末状にして、七味に混ぜたり、料理の香り付けに使う方法があります。
ビタミンCの特徴として、空気に触れると酸化すること、熱に弱いこと、水に溶けだすことがあります。
ほとんどの果物は、洗っている時にビタミンCが失われたり、切ることでビタミンCが酸化されてしまいます。
みかんは、そのままで簡単に食べることが出来ます。失うビタミンCの量も少なくなります。
更に、成人の一日当たりに必要なビタミンCはみかんMサイズ2個くらいで摂ることができます。
みかん2個でビタミンCはOK!
みかんよりビタミンCの含有量が多い果物はありますが、新鮮なものが年中店頭に並んでいることは少ないですね。
一番手軽にビタミンCを摂ることができるのはやはりみかんなのではないかと思います。
なぜ、“みかん”の“ビタミンC”なのか?ビタミンCの含有量がみかんより多い果物がたくさんあるのに??と思いますが、これまでの説明でお分かりいただけましたでしょうか?
“ビタミンC”は、一度にたくさん摂っても体内に蓄積できないという性質があります。そして、一日に必要なビタミンCの量を簡単に摂ることができるのは、程よい甘さがあり食べやすい“みかん”なのです。
ビタミンCは体の新陳代謝には欠かせない栄養素です。
ビタミンCが不足すると風邪もひきやすくなりますし、肌も荒れてきます。
ビタミンCの弱点を知り、ビタミンCを上手く摂り入れましょう。ビタミンCの働きを理解し、毎日必要なビタミンCを1日何回かに分けて取ることが必要です。
ちなみに、成人が1日に必要なビタミンCの量は、最低で50mg~60mgとか100mgとか言われています。美肌に必要なビタミンCは1000mgとか言われています。
お店などでみかんを購入する際は、皮の色つやがよく、ヘタが青くて小さいものを選ぶようにしましょう。皮の表面のきめが細かいものの方が、甘くてジューシーです。更には、ビタミンCの減少も少ないと思います。
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