冬のお鍋の名脇役!白ネギの保存方法を知って寒い冬を乗り切ろう!
2016/04/30
白芽
薬味に使おうと思って買ってきたネギ、使い切れていますか?いつの間にか青い部分が黄色くしなびてしまっていた…なんてことのないように、ネギの保存方法を調べました!種類別・用途別による正しい保存方法と保存食で、しなびさせることなくネギを使い切りましょう。
ネギの保存方法の前に、まずはネギの種類のおさらいから始めましょう。というのもネギは地域によって一般的な種類が違い、呼び名も変わってくるからです。
関東で「ネギ」というとこの種類のネギのことを指します。土寄せをして白い部分が長くなるように育てたもので、白い部分を中心に食べるネギです。下仁田ネギや加賀ネギなども白ネギの一種です。
関西で「ネギ」というとこの種類を指すことが多く、関東では「葉ネギ」「青ネギ」などと呼ばれます。青い葉の部分が多いネギで、九条ネギや観音ネギのことです。また、小ネギ・万能ネギ・わけぎなども含まれます。関東では主に薬味などによく使われるネギです。
白ネギは立てておくのが基本
土がついている白ネギは土に埋めておくのがベストの保存方法ですが、一般家庭ではなかなか難しいですね。一本の場合は新聞紙にくるんで冷暗所に保存しましょう。使いかけの場合は根元は落とし、緑の部分と白い部分でわけてビニール袋に入れて野菜室で保存してください。どちらも立てて保存するとよく保ちます。
青ネギは一本の場合は湿らせた新聞紙にくるんで野菜室の保存がベストです。
白ネギにも言えますが、刻んでしまって使い切れなかったものはキッチンペーパーをしいたタッパーなどで冷蔵保存すると1週間ほど保存できます。キッチンペーパーが湿ってしまったら取り替えればよりもちがよくなります。
ネギをたくさんもらってしまった・旅行までに使い切れなかった、などネギを持て余してしまった場合のおすすめの使い道とそのための保存方法をご紹介します。
白ネギの青い部分は肉や魚の臭み消しに使えます。洗って冷凍保存で、豚の下茹でや鶏スープを作るときに一緒にゆでるのにお使いください。冷凍保存してしまうと歯ごたえが失われてしまうので、普通に使うには不向きですがそのままスープの具などにしても問題ありません。
薬味用の大きさに切って冷凍保存してしまえば使いたいときに少しずつ使えて便利です。蕎麦や味噌汁など、ネギ一本を買うほどでもない場合にも重宝します。
冷蔵保存の場合やはり少しずつ鮮度や栄養は落ちていってしまいます。一手間かけて保存食にして保存すれば旨味をまるごと閉じ込めての長期保存が可能です!
白ネギの青い部分、もしくは青ネギならばつまみにもおかずにもなる保存食・ネギ味噌にしてしまうこともできます。冷蔵庫で2,3ヶ月保存でき、冷や奴やスティック野菜とともにだせば、あと一品にも強い味方になります。焼きおにぎりも絶品ですよ!
1.ネギをみじん切りにし、お好みで生姜・ニンニクのみじん切りと一緒にごま油で炒めます
2.ネギの倍の重さの味噌と7割ほどの砂糖、味噌が硬いようなら酒を足してお好みで醤油や豆板醤で味を整え煮詰めます
3.味噌にツヤが出たら完成です(焦がさないようにご注意ください)
白ネギが余ったらネギ油にして旨味を保存してしまいましょう。炒め物やチャーハンをこの油で仕上げるだけで香り豊かなお店のような味にしあがりますよ!
1.薄い輪切りにしたネギ1本につきニンニク2片のスライス、鷹の爪1本を用意する
2.サラダ油200mlほどと一緒に中華鍋にいれ、弱火でじっくりと加熱する
3.ネギがきつね色になったら火から下ろしペーパーで漉す
余熱で火が入ってしまうので早めに火から下ろして様子をみてもいいでしょう。
刻んだネギを酢醤油に漬けておくだけでネギソースの完成です。お好みで生姜やニンニクのみじん切りを入れたり、砂糖や唐辛子・ごま油などでアレンジは自在です。
湯豆腐のタレやオイルを加えてドレッシングに活躍します。
ネギの保存方法、正しく知っていましたでしょうか?旬のネギはまとめ売りをしていることも多く、ぜひ上手に保存しておいしくいただきたいですね。
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