日本人なら米にこだわろう!産地別美味しいブランド米と県産米の種類
2016/05/19
az2az
酢というと様々な料理の調味料として活躍する脇役的存在です。そんな酢も色々な種類があり、種類に見合った料理があります。酢の種類を誤ると料理が台無しに可能性が高いので、今回の記事で酢の種類・特徴をご紹介いたしますので参考にしてみて下さい。
穀物酢はサッパリとした味わいのあるお酢で料理用とキッチンの掃除用と2種類の使い方がある、家庭では最も使われる種類の常備酢です。
穀物酢の原料は麦・米・トウモロコシ・酒粕、アルコールの4種類で穀物を発酵する際に酒粕を使います。
酸味は強く、アミノ酸・エキス少ない。煮物などの大量に使い際には安価な穀物酢を用いります。
穀物酢の酸味で煮物の味を引き締めて、味の中だるみを防ぎます。
米酢は米だけで作った「純米酢」と玄米だけで作った「玄米酢」の2種類があります。
米酢の原料は声・アルコールのみで作られていて、純米酢にはアルコールを添加せずにシンプルで奥深い作りです。
米酢・玄米酢は酸味は強く、アミノ酸は少ないですが米のエキスがあります。
米酢は米で原料にしているのでにぎり寿司・ちらし寿司といった米を使った料理・酢の物と和風料理はとても適しています。
玄米酢は玄米の味わいが特徴なので酢豚に使うとコクがありサッパリな酢豚になります。
黒酢は米酢の仲間で米酢をより熟成させた酢で黒酢に含まれる栄養素が健康効果もあり、現在ではカプセル状にしたサプリメントも販売されていて、摂り方の種類は増えました。
香醋(こうず)は玄米酢と同じ玄米にもち米にコーリャン・麦・雑穀・塩、砂糖と6種類と豊富です。
香醋は酸味はとても強い分、素材のエキスが出ていて、栄養は黒酢以上です、
原料は玄米酢と同じですが玄米酢以上に熟成を重ね、強い酸味の奥にまろやかさがあります。食材を黒酢に漬け込むことで効果を倍増させたり、ドレッシングで栄養を損なわずに摂れます。
香醋は栄養豊富で中国では点心のつけダレに使い、ジュースに入れて摂りいれます。ダイエット効果も見込めますが香醋単体でのダイエットはやめましょう。
きび酢はサトウキビから作られるお酢でサトウキビに栄養素を含んだ健康酢であり、手作りのお酢で希少性高い種類です。
きび酢の原料はサトウキビだけであとは空気中の酢酸菌や酵母でじっくり2年以上熟成されます。
きび酢は他の酢に比べて、熟成時間が長く、酸味のカドがないまろやか味わいです。
きび酢の特徴としてはサトウキビに含まれる「オクタコサノール」という成分がダイエット効果がある他に活力をつけてくれます。また、きび酢は作る過程で塩が入ってないので、塩分を気にする方にも安心
きび酢はジュース割りや炭酸割りで厚い時期の夏バテ予防にはオススメで肉・魚料理にでも少しだけ入れて、風味が料理の華を添えます。
リンゴ果汁にアルコールで発酵させたお酢でアメリカではリンゴ酢が日本の米酢のような意味合いを持ちます。
現在では飲みやすいようにリンゴ酢を加工された商品もあります。
酸味にリンゴのフルーティーな香りを持ち合せていて、酸味が強く、リンゴのエキスはありますが原料に穀物がないためにアミノ酸は乏しいです。
リンゴ酢を使って、サワードリンクで味わい、ジュースで摂るのがベストです。
ぶどう酢はぶどう果汁を熟成させ、酢酸発酵させることで出来る酢で製法もワインに似ていてワインビネガーとも呼ばれ、ぶどう酢の原料によっては赤・白の2種類があります。
ぶどう酢を長期熟成させると西洋料理には欠かせないバルサミコ酢になり、イタリアの高級料理では必要不可欠な種類です。
ぶどう特有の酸味と甘みはワインにも似たぶどう酢でマリネなどのサラダや肉の煮込み料理にと西洋料理の隠し味で食材の色を鮮やかにします。
バルサミコ酢は熟成を重ねる事で酸味以外に甘さ・まろやかさ・風味はぶどう酢以上で料理の仕上げに数滴入れるだけで格段に料理の質が上がります。
柿酢は秋の味覚・柿を使って作る酢で半年発酵させることでご家庭でもつくれるお手軽な種類です。
最大の特徴は先ほどの紹介した家庭でも作れる酢である他に柿と酢の組み合わせで健康効果は大きく、酢と漬けた柿も食べれると余すことなく、栄養を摂れます。
果実酢の類なので、ドリンクとして飲みましょう。
いちじく酢はいちじくからもろみを造り、発酵・熟成の積み重ねでなる果実酢でいちじくの香りはイタリア・フランス料理にも合い、アレンジでいちじくのバルサミコ酢も作れると面白みがあります。
いちじく酢はいちじくの甘さ・風味をドリンクで味わったり、ドレッシングの隠し味として使うと他の調味料の味を崩さずに引き立てます。
梅酢は梅干しを漬ける時に出来る酢で酢酸発酵を行っていないので今までの醸造酢とは大きく違い、梅やしその栄養が酢に溶け込んだ健康酢です。
梅酢の栄養で疲労回復・血液サラサラとアンチエイジングの効果は大きく、料理としてはショウガやミョウガを漬けて、キレイなピンク色の漬物で食するのがおすすめです。
もろみ酢はタイ米・黒麹菌・醸造酢の3種類で作るアルコールの抜けた酢です。もろみ酢には天然の栄養素が多く、健康酢としては使います。
もろみ酢にはもろみ酢と琉球もろみ酢があり、消費者の不信感を解消するために表示を厳格化しました。
もろみ酢はツンとした酸味はなく、飲みやすい酢でドリンクや甘酒などと混ぜて飲むほかに加熱しても栄養が変化しないので煮込み料理の隠し味としても良いです。
酢というジャンルでこれほどの種類があり、それぞれの特徴で料理により美味しくします。
是非、酢の種類をよく把握して、美味しく栄養を摂りましょう。
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