流行の菌活!きのこはダイエットにも効果的?!種類とその効能とは?
2016/05/19
pico3
2016/05/19 更新
米は大事な日本人の主食です。たくさん販売されている中から、できるだけ美味しい物を選んで食べたい物ですね。同じ種類のブランド米でも産地が違えば味も違う物。選ぶポイントとして産地と美味しい米の種類の関係。ブランド米にこだわりがない方には美味しい県産米の種類もご紹介
米の判断基準となる等級の決まり
米は国の法律で等級検査を受ける事が義務づけられています。基準となる米の等級の決まりはこのようになっています。注意すべき点はこの検査は見た目だけの検査である事と、国が行うのではなくその地方の委託民間業者が行っている事です。
検査が見た目での判断である事と、検査機関がその地域によって違うという事で当然検査が甘い場所と厳しい場所がでてきてしまいます。人によって感覚はまちまち。あくまでも参考として見る事が大切です。
有名ブランド米、どこの産地が美味しいのか
たくさんある日本の米の種類。有名な物でも産地によって格が違う事も
日本の米の種類は非常に多いですね。品種限定のブランド米から、複数の種類を組み合わせたブレンド米まで、数えたらきりがないほど生産、販売されています。その中から特に有名なブランド米の産地ごとの1等米の比率からご紹介していきます。
ブランド米の産地はどこが美味しいの?
米の種類の中でも有名なブランド米。ひとめぼれ
ひとめぼれは東北地方での生産が盛んで、岩手県、秋田県、山形県では生産の90%以上が1等級米でハズレが無い産地になっています。
その他、宮城県、福島県も80%近い比率を誇っています。
コシヒカリは魚沼産と思いきや
日本で一番有名と言っても過言ではないコシヒカリの美味しい産地は?
コシヒカリは魚沼産が有名ですが、1等米の比率では新潟県は82%と思ったよりも安定していない事がわかりました。安定して美味しいコシヒカリを生産しているのは庄内米で名高い山形県産でした。その比率は94%。そのほか、富山県、石川県、福井県も80%以上が1等級米という安定を見せています。
関西以西のブランド米 ヒノヒカリ
関西より西で作付けが多いブランド米と言えばヒノヒカリでしょう
ヒノヒカリの1等級米の比率が高いのはダントツで奈良県でした。その比率は95%という安定性を誇っています。奈良県に次ぐヒノヒカリの1等級比率の高い県は広島県で、その比率は77%でした。
米の種類は非常に多いです。しかし、その中で有名なブランド米は種類が多く無いものです。美味しいとされるブランド米の種類だとしても、産地によっては1等級すら取れない品質の物が多く混じっている事がおわかりいただけたのではないでしょうか。
地域限定米の種類
北海道・東北地方の地域限定米は16種類
北海道の「きらら397」や「ななつぼし」山形県の「はなの舞」「はえぬき」や「どまんなか」。この中でも特に、北海道の「ななつぼし」は県産米の中でも一等米比率が96.9と非常に高く、粒が揃っていて異物も少なく、平均して美味しく炊くことが出来る米と言えるでしょう。
地域限定米の種類
関東・中部は米どころ新潟も含まれ激戦区です
しかし、米どころだけに有名ブランド米に力を入れており、県産米で特Aを獲得しているのは栃木の「なすひかり」のみになっています。価格が安い物も多い、県産米から美味しい米を選ぶ事にこだわるのなら、栃木の「なすひかり」一択になります。
残念ながら近畿地方の県産米には特Aを受賞している物はありませんでした。近畿は米が美味しく無いわけではなく、コシヒカリなどブランド米では特Aがありますので、近畿で米を購入するなら県産米よりブランド米を買え!という事になります。
地域限定米の種類
四国中国・九州地方は特Aの米の種類があるが産地による
鳥取の「きぬむすめ」が3年連続特Aを取っていますが、一等米の比率が70%程度と産地によってはバラつきが目立つ種類になっています。特Aを取っているにも関わらずあまり有名になれないのはそんな事が原因なのでしょうか。
どうしても美味しいという認識が高いブランド米を作る農家も多いですが、県産米の中でもブランド米と同等とみなされる種類の物もある事がおわかりいただけたのではないでしょうか。地域農家の活性化と消費者も入手しやすい価格の県産米を見なおしてみてはいかがでしょうか。
米の種類が同じでも作られた年によって違いが
毎年秋には美味しい新米に期待する人も
米は、天候によってその味や粒の形状が左右されてしまいます。日本は小さくても南北に長い国です。地域によって干ばつがあったり、水害があったりと、米の品質にも大きく関わってきます。
米の種類が同じでも作られた年によって違いが
去年の米が美味しかったから今年も美味しい?
○○産のxxという米の種類。とっても有名だから絶対美味しいだろう!というのは一概には言えないものです。ニュースの気象情報などから、その年の大きな天候の変化は確認できますね。大きな天候の変化は心にとめておき、その秋からの米の種類を選ぶ時の参考にしてはいかがでしょうか。
米の種類 まとめ
米の種類がたくさんあるというまとめでした。いかがでしたでしょうか。有名ブランド米が美味しいのは苗が良いので安定していますが、地域で作られている県産米にも美味しい米の種類がある事がわかりました。
ブランドだけに惑わされず色々な種類の米を食べてみて、安くて美味しい種類の米を見つけてみてはいかがでしょうか。
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局