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チーズアレルギー?そんなもの聞いたことないよ?どんなもの?

チーズってほんとうに美味しいですよね!チーズを焼いてとろっとさせてから食べるのがたまらないっていう人は多いのではないでしょうか?だけど、知ってましたか?チーズにもアレルギーがあるんです。そこでチーズのアレルギーについて調べました。

チーズのアレルギーとは??

小麦や卵などからアレルギーの反応が起こることがあるように、チーズからもチーズアレルギーとしてアレルギー反応が起こることがあります。ピザやハンバーガー、ケーキにグラタンなどと、チーズは多くの料理で食べる機会もあるでしょう。こちらではそんなチーズからアレルギーが起こる原因などを、詳しく紹介していきます。

チーズにアレルギー反応があると考える場合、牛乳などの乳製品からも同じようにアレルギーが引き起こされる可能性があります。
チーズは原材料となる生乳にレンネットを混ぜるなど、加熱や発酵等の工程を経て出来上がる乳製品ですが、それを経てもなおチーズにはアレルギーを発症する成分が含まれる可能性が高いのです。

そのために牛乳だけでなく、加工が施された乳製品からも同様にアレルギー反応が起こる可能があるのです。
牛乳を飲むことにより下痢や嘔吐、じんましんが出たりするようであればアレルギーの可能性があります。

チーズがアレルギーだとするならば、考えられる原因は??

乳製品がアレルギーを引き起こす主な原因としては、タンパク質の一種となるカゼインがあります。
乳製品として生乳に加工を加えて、さらに発酵させることで出来上がるチーズですが、出来上がるまでに様々な加工をしたにも関わらず、カゼインは特に分解しにくいために加工後の製品となっても注意が必要となります。
アレルギー反応がでる可能性があります。

牛乳と人間の母乳の栄養価は違います。カゼインが母乳には含まれていないように、βラクトグロブリンもまた母乳には含まれません。
このβラクトグロブリンは牛乳や羊乳に含まれているものであり、βラクトグロブリンもカゼインと同様にアレルギーを引き起こす可能性のあるタンパク質の一種となっています。

母乳と動物乳の成分の違いは??

牛乳に比べて母乳には、カルシウムやミネラル、タンパク質が少なく、その代りとなるように鉄やビタミンCが多く含まれていることです。
人に合わせて作られている母乳の成分にはアレルギーに該当するカゼインやラクトグロブリンは含まれていません。
安心して赤ちゃんに栄養を与えたいと考える際には牛乳よりも母乳が良いでしょう。

チーズアレルギーの症状は??

一口にチーズアレルギーといっても、チーズの原材料となる牛乳の時点からアレルギー成分が含まれているため、アレルギー症状が起きる対象は加工品まで数多く広がります。
つまり、牛乳を飲むことでお腹を壊したなどの症状は、その時点ではまだアレルギー症状に完全に該当するとは言えないのも事実です。

牛乳や乳製品を飲食することで肌にアレルギー症状とされるじんましん等が出たのであれば、それはアレルギーに該当する可能性が出てきます。
注意としては、飲食してすぐに即効性の症状が出てくることも、後から下痢や嘔吐の症状を伴って発症することもある点です。加熱をすることで完全とは言えませんが、いくらかの原因を除去する事も可能です。

また、チーズアレルギーはひどくなると、牛乳や乳製品を口に近づけただけでもアレルギー反応として唇まわりに炎症などの症状が起こることもあります。ひどい場合には呼吸困難などにもなりますので、無理して食べることはしないようにしましょう。

チーズアレルギーは治るのか?

チーズアレルギーが治るのならば治ってほしいですよね?治るのでしょうか??

基本的に治すのは難しい

チーズアレルギーを持つ人がそのアレルギーを治療するのは難しく、牛乳に含まれているカゼインは、加熱処理を施して乳製品へと変わったとしても全てが取り除かれることはありません。
そのカゼインがアレルギーの原因となる以上、乳製品からはアレルギーが引き起こされる可能性があります。
治す方法として、チーズを少しずつ取り入れていくことでアレルギー症状をなくそうという方法もありますが、長い潜伏を経て再び発症することもあるために完治は難しいです。

赤ちゃんの場合は3歳ぐらいを過ぎたら治ることもあり、それまでに徹底して乳製品の食事を除去したり、薬を飲んだりしてアレルギーを抑えつつ取り入れる方法があります。
栄養素の豊富な牛乳にはカルシウムやたんぱく質などが含まれており、赤ちゃんではその栄養素を消化しきれない可能性があります。小さなうちの赤ちゃんの身体機能は発達途中であり、腸も未発達でなので、それでアレルギーを引き起こす可能性もあります。

未熟な腸機能では消化できないので、アレルギー反応が起きるのは負担を回避するための拒否反応とも言えます。出来るかぎり成長を待って、離乳食から少しずつ食事に取り入れていくなど、だんだんと順応させていくのがオススメです。

チーズアレルギーのまとめ

いかがでしたか?チーズアレルギー。
治すことは困難なチーズのアレルギーですが、今では少しずつ取り入れることも可能な方法も出来上がりつつあります。
いずれは、アレルギーを気にすることなくチーズを食べられるようになるかもしれませんね!

しかし、今はチーズのアレルギーを持っているならば、それは口にしなことが賢明です。チーズを口に近づけただけでアレルギー症状が発祥する可能性もあります。
どうしてもチーズが食べたい場合は、チーズの原材料に注意してみてください。もしかしたら、ヤギや羊の乳からできたチーズならば食べられるかもしれません!

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