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さくらんぼで起こるアレルギー!!原因・症状…調べてみました!

小さな赤い実をしていて甘酸っぱい味のさくらんぼ!初夏の味覚であり赤いルビーと呼ばれる品種もある果物です!さくらんぼ狩りに行けば、手が止まらなくなってぱくぱく食べてしまいがちですが実はアレルギーがあるんです!今回はさくらんぼアレルギーについて調べました!

さくらんぼってどんな果物なの??

さくらんぼはバラ科サクラ属の果物です!

オーソドックスなさくらんぼは赤い色が特徴ですが、品種によっては赤黒い色や、紫っぽい色、黄白色の物などもあります。

日本では初夏を知らせる頃が旬とされており、「桜の坊」がなまってさくらんぼう…さくらんぼと呼ばれるようになったようです。

さくらんぼの栄養素

・アントシアニン
・ケルセチン
・カリウム
・ビタミンA
・葉酸
・鉄
・食物繊維 など

さくらんぼの効能

・視機能改善
・炎症抑制
・高血圧・動脈硬化予防
・貧血予防
・疲労回復効果
・便秘解消
・不眠解消
・アルツハイマー予防 など

さくらんぼはポリフェノールが含まれているので、抗酸化作用があります。
老化防止や美肌効果にも期待できそうです!

さくらんぼにはアレルギーがあるのか?!

実はさくらんぼには、ケルセチンという栄養素が含まれており、アレルギーの原因でもあるヒスタミンを抑制する効果があるとされています。ですので、花粉症やアトピーなどを改善できると期待されているのです。

こういった効果も期待されているものの、さくらんぼを食べてアレルギーが起こることがないとはいいきれません。

さくらんぼアレルギーの原因は?!

さくらんぼアレルギーは花粉症に関係している!

ケルセチンには花粉症やアトピーの改善が期待されていることを紹介しましたが、さくらんぼアレルギーでは、シラカバ・ハンノキ花粉症に注意しなくてはなりません。

さくらんぼに含まれるアレルギーを引き起こす物質が、シラカバ・ハンノキ花粉症に似ていることで、花粉症だと間違えて反応しアレルギーが起こることがあるのです。

さくらんぼアレルギーはバラ科の果物に気をつけよう!

バラ科の果物

・桃
・りんご
・梨
・さくらんぼ
・いちご
・ウメ
・アンズ など

さくらんぼを含むバラ科の果物は、シラカバ花粉症と似ているアレルゲンを持っているようです。
そのため、さくらんぼアレルギーの人は、他のバラ科の果物にも気をつけないとアレルギーを発症する可能性があります。

継続的に同じ果物を食べ続けることが原因かも!

好きだからといって継続的に食べ続けたり、食べ過ぎたりすると、突然アレルギーが起こることがあります。

健康のためだからといって同じ果物のスムージーやジュースを毎朝飲むなどでも起こるとのこと!
ですので、アレルギーのためにも、毎日同じではなく、材料を変えてみたり一日おきにしてみるなどの工夫も大切です。

生活習慣の乱れでアレルギーになることも!

アレルギーの起こる要因として、疲れていたり免疫力が落ちているときは病気にかかりやすいように、アレルギーも起こりやすいのです。

大人になると、食生活が乱れたり、仕事でのストレス、寝不足など多くなると思いますが、アレルギーの要因です!

できるだけ、規則正しい生活を送るようにすることもアレルギーにならない秘訣ですね!

さくらんぼアレルギーの症状は??

口腔アレルギー症候群

主な症状

・口腔内のしびれ
・赤みや腫れ、かゆみ
・喉のイガイガ など

果物アレルギーでは口腔アレルギー症候群が主な症状として挙げられます。

アレルゲンの果物を食べることで、果物が触れた箇所にしびれやかゆみなどを感じるアレルギーです。

他の器官に見られる症状

主な症状

・目や鼻の充血・かゆみ
・体中の蕁麻疹
・くしゃみ鼻水
・吐き気
・下痢
・気管支喘息 など

口腔のアレルギーの他には、皮膚や粘膜症状、呼吸器症状、消化器症状など、身体の至る所に症状が現れることがあります。

アナフィラキシーショックになることもあります!

主な症状

・呼吸困難
・血圧の低下
・意識障害
・チアノーゼ など

さくらんぼアレルギーでは、アナフィラキシーショックになる可能性もあります。

さくらんぼを食べて数分には症状が悪化し、嘔吐したり、呼吸が苦しくなったりと、
死に至るケースもある恐ろしいショック状態です。

このような症状が現れたらすぐに病院で処置を受けましょう。

さくらんぼアレルギーは治るのか?!

大人になってからのアレルギーは治ることが難しいといわれています。

ただし、アレルギーの原因によってはさくらんぼアレルギーを発症しなくなるケースもあるようで、この報告はいくつか上がっているのも事実です!

・アレルゲン除去
・さくらんぼの加熱調理 
・免疫力をアップさせる など

これらの方法でアレルギーを発症しないようにできるようです!

さくらんぼを使った加工品を紹介します!

さくらんぼを使った加工品の例

・ジュース
・さくらんぼ酢
・ジャム
・ケーキやパイ
・お酒 など

さくらんぼは他にもタルトや、カレー、ゼリーなどいろんな加工品として使われているだけでなく、鶏などの飼料としても使われているようです!

アレルギーの程度によっては加工品では発症しないという人もいれば、少量でも含まれていれば発症するということもあると思います。

自分のアレルギーの程度や、症状を知るためにも病院で検査を受けてみるのもいいかもしれませんね!

さくらんぼアレルギーをまとめてみて

今回は、さくらんぼアレルギーについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

さくらんぼは粒も小さいので他の果物に比べても量をたくさん食べがちです。また、加工品もたくさんの種類が出回っています。

しかし、さくらんぼを食べてアレルギーが起こるかもしれないということは覚えておきましょう。

何かいつもと違う気がしたら、医師に相談してみましょうね!

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