2015/12/13
mayumi719
何となく使っている市販のシロップ、実際に作り方を見たら意外とカンタン!シロップの作り方を見て、お菓子作りのバリエーションを広げてみましょー。シロップの作り方のポイントとアレンジレシピもセレクトしているので、どーぞご覧くださーい!
シロップはその甘さの度合いによって使い方が違います。果物などの食品を長期間保存する目的で使われるシロップは、その糖度が30度のものが最適と言われています。シロップの表現としてボーメ30度という呼び方をします。水と砂糖の配分が1:1.35になるように鍋に入れて沸騰させてさましたものがボーメ30度のシロップで、これが保存に使うシロップの基本的な作り方です。糖度は糖度計などを使って計って使うのが安心です。
エストラゴンシロップの作り方
材料(500ml分)調理時間180分
新鮮なエストラゴン250g
砂糖2と1/2カップ
水500ml
ロシアでは定番というエストラゴン、またはタラゴンのドリンクの素になるシロップの作り方です。炭酸で割って飲みますが、エストラゴンのことをロシアではタラフンというそうです。市販の商品は食品用着色剤の緑色で色がつけられているので、手作りがおススメ。生ハーブのエストラゴンは細かくきざむのがポイントです。
花梨シロップの作り方
材料
種も取ってカットした花梨 きれいな所を使う。
花梨と氷砂糖を同量
発酵防止の為のホワイトリカーを少々(50ccぐらい)
花梨を見た事がありますか?とてもいい香りの果実ですが、ものすごく硬い実なんです。喉の治療にも使われる程の健康に良い効果があるもので、エキスをシロップにして使うのは本当にいいアイデアです。作り方では切るのが一番大変ですが、作る甲斐がありますよ。
氷結梅シロップの作り方
材料 梅シロップ1.5リットル分
青梅1kg
氷砂糖1kg
酢100cc
梅シロップの作り方は割りとポピュラーなのですが、ここでは氷結させるタイプをご紹介します。冷凍する事で浸透率を高め、仕上がりが早めに完成するようですね。青梅も完熟も同じ工程でできるので、作り方さえわかれば、毎年の作業として家庭の味が楽しめます。作り方を覚えて旬の時に格安な季節の栄養を摂取できればサイコーね。
セレクトした3つの作り方は、果実を長期保存したり、希釈して飲めるドリンクの素として活用するシロップの作り方を紹介したものです。シロップの作り方のポイントは、水分と糖分のバランスです。シロップの説明でお話したボーメ30度のシロップは、果実などから出る水分で薄くなってしまうので、おもにケーキなどのつや出しやソース作りで使います。
シロップの糖度別の詳しい作り方やポイントについては、製菓専門誌や料理情報サイトに記載がありますが、だいたいコーヒーに使うガムシロップはこの30度が基本のようです。これに洋酒を少量加えればスポンジケーキ用の18度、というような簡単な計算方法ができるので、常備用のシロップの一番基本となる配分がこの水と砂糖、1と1.35の分量になっています。
烏龍茶ゼリーのレモンシロップがけ
材料 2人分
烏龍茶300cc
粉ゼラチン5g
水大さじ1
上白糖10g
・シロップ用 水100cc
砂糖20g
レモン汁小さじ2
作り方も簡単で、さっぱりした後味の良さが中華料理などのデザートとしてマッチしていますね。シロップはレモンなのでとても爽やかです。たっぷり入っているのですが、柔らかめにできているからグラスに入れてお出しするのがベスト。
干し果実のコンポート
材料 1リットル
干し果物1マグカップ
砂糖60g
水1.5リットル
果物を保存する作り方でシロップ煮をするのはわりと定番ですけど、その果物が干した物を使う作り方はあまり日本では馴染みがないですね。生でそのまま食べられる環境なので、ロシアのように手に入りにくい場所では干し果物などを使う作り方が多くなっているようです。栄養価も高めですね。
キャラメルムースケーキ
材料 18cmセルクル
■ スポンジ
全卵120g
グラニュー糖50g
薄力粉50g
■ シロップ
ボーメ30°シロップ 50ml
コーヒーリキュール(濃い目のコーヒー)40ml
■ ムース
グラニュー糖80g
水あめ40g
水40g
生クリーム100ml
卵黄50g
グラニュー糖20~30g
板ゼラチン 冷水に付けて戻す 6g
生クリーム220ml
シロップの基本の使い方は水分と糖分のバランスで作り方が決まっていて、保存が目的なら1と1.35の配合がテッパンです。その他にもシロップはつや出しや乾燥を防ぐ、甘みを楽しむなどの目的があり、作り方のポイントは食材の水分によってシロップの使い方を注意する必要がある事がわかります。作り方を理解しておけば保存しておけるので、凝ったレシピにも挑戦するファイトが違ってきます。
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