2016/05/08
Nijiko
2016/07/14 更新
甘くて美味しいと人気の干し芋。一度は食べたことがあるのではないでしょうか?とっても甘いので子供や女性に人気のある干し芋ですが、実はカビが生えやすいとの噂もあります。では、干し芋にカビが生えた場合、どうすれば良いのでしょう?カビ対策も合わせてご紹介します。
さつまいもを原料として作られている干し芋。砂糖も使っていないらしいのですが、驚くほど甘いので、子供や女性に人気がありますよね。そんな干し芋を開封してしばらく経つと、カビのようなものが発生している!?と思った人も多いのではないでしょうか?
実は干し芋は、昔から保存食として扱われていました。まだまだ冷蔵庫が無かった時代、物流が不便な時代の保存食ともされていたのです。そのため、本来であればカビは発生しづらい食品なのですが、今は昔の干し芋よりもしっとりした仕上げが一般的となっており、やわらかい干し芋が主流となっています。となればその分、カビは発生しやすくなるんですね。
また、平干し芋に比べて水分量が多い角切り芋や丸干し芋は、カビが発生しやすい干し芋とも言われています。特に丸干し芋を買う場合には、カビに注意してください。油断するとすぐにカビが発生してしまうようです。カビの発生には、やはり水分量が大きく関与しているようです。
干し芋の表面に、白い粉のような物がたくさんついていることがありますが、その白い粉は実はカビではありません。カビではなく干し芋の糖分が浮き出たものだと言われています。もちろん干し芋にはカビが発生することが多々ありますので、注意が必要です。では、白カビと干し芋の糖分とも言われる白い粉との見極め方はご存知ですか?見極め方についてもご紹介しましょう。
干し芋の表面についている白カビと白い粉の見極め方についてですが、胞子状かどうかを確認することが大切です。胞子状であれば、間違いなく白カビと言えるでしょう。また、白い粉に比べて白カビは少し盛り上がっていますので、そちらも注意して見極めると良いでしょう。
干し芋の表面についた白い粉、食べるのに躊躇する人もいるかもしれませんが、実はこの白い粉は糖分ですから、白い粉のついた干し芋は口の中に入れた瞬間から甘みを感じるとも言われています。逆に白くない干し芋は、食べて行くごとに甘みが出てくると言われています。人によっては、「白い干し芋の方が断然美味しい!」という人も多いようですよ。
では、干し芋にカビを発生させないようにするためにはどうすれば良いのでしょう?まず、干し芋が入っている袋の中には必ずと言っていいほど防カビ剤が入っていますが、直射日光の当たらない冷暗所で保管するようにしましょう。また、一度開封したら必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。こうすることでカビから干し芋を守ることができます。これは、丸干し芋でも角切り芋でも同じことが言えます。
なお、長期保存を目的とする場合には、冷蔵庫での保管ではなく、冷凍庫で保存するようにしましょう。冷凍庫で保存すれば、半年前後は保存することが可能です。ただし解凍する場合には、冷蔵庫などでゆっくりと解凍することをオススメします。例えばレンジなどで急激に温めてしまうと、その水分で干し芋にカビができる可能性が高くなります。
いかがでしたか?干し芋についた白いものは白カビの可能性もありますが、糖分の可能性もありますよね。それがカビかどうかは、自分で見極めるチカラを身に付けることが大切です。青カビだと見分けやすいのですが、白カビになるとなかなか見極めが難しかったりするのですが、見極め方さえ覚えてしまえば、簡単に見極めることができますよ。
干し芋は、自然の甘みが強いため、小さなお子様のおやつにも最適です。また、食物繊維もたっぷり含まれていますので、便秘がちな女性の方にもオススメです。そのまま食べても良いですし、焼いて食べたり天ぷらにしたりと、様々な食べ方があります。食べ飽きないように、調理法を工夫してみるのもひとつの手段ですよね。
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