2016/05/08
Nijiko
2016/04/29 更新
チーズといえばカビが生えていることがありますよね?あまりチーズを食べないものからするとあのカビ大丈夫なのかちょっと心配ですよね。でもブルーチーズなどに生えるあのカビは実はすごいパワーを持っているんです!今回はブルーチーズとカビについてのお話です。
世界にはいろんな食べ物がありますが、カビを生えさせて食べるものなんてものは
チーズ以外にはなかなかないのではないでしょうか。
でもブルーチーズなどのチーズにはなぜカビが生えているんでしょう?
どんな意味があるんでしょうか。
今回はブルーチーズとカビについてご紹介します!
それではまずブルーチーズについてご紹介します。
主にブルーチーズの作られ方や食べ方についてご紹介しますよ!
表面ではなく内部にカビを繁殖させる。 カビの生育のためには空気が必要なので、カード(凝乳)を圧縮したり過熱したりせずに型に入れ、カード片の間の隙間を潰さないようにしてカビの繁殖面をチーズ内部に確保する。 さらに、針などで穴を開けて隙間を作り、空気の流通を図る。
ブルーチーズについているカビは、あのカビ自体がブルーチーズを発酵させているもとでした。
言うならばカビはブルーチーズには必要不可欠なんです!
ブルーチーズにおいてその重要性はわかっていただけましたか?
ブルーチーズの代表格はゴルゴンゾーラ。
食べたことがある方はご存知だと思いますが、実はブルーチーズは一定の濃い塩分濃度も必要なので塩辛いんです。
そのままブルーチーズは食べてもいいですが独特の味があることも確かなので
お好みではちみつをかけたり、パスタに乗せることをお勧めします。
カビがブルーチーズを作る上で大事なことはわかりましたが
ではそんなカビを食べても大丈夫なんでしょうか?
ブルーチーズには青カビの中でも無害かつおいしいカビが含まれています。青カビなら全て安全なわけではなく、安全なおいしいカビを選んで丁寧に培養しているんですね。そのため、ブルーチーズは独特な風味や香りが出て、おいしいチーズになるのです。
ブルーチーズで使われるカビは食用カビと言われ、体に無害の物です。
上にもあるように青カビすべてが大丈夫というわけではなく、キチンと培養して作られる養殖カビだけを使っています。
自然発生するカビは“体に害はないが味が悪い”ものを含め「食べられないカビ」が圧倒的に多いそう。なかには自然界最強の発がん性物質を作ってしまう種類もあるので、くれぐれも試したりはしないでくださいね!
食用カビでないものに関しては例え害がなくてもチーズの味を悪くしますし、何より安全性は確保されていないので大変危険です。
体の為にも絶対に自然に生えてきたカビを食べるのはやめましょう!
それでは最後にブルーチーズに含まれるカビの意外な健康効果についてご紹介します。
嫌われ者のカビですが食用カビは私達にとって敵ではありません。
「フレンチパラドックス」という言葉をご存知でしょうか?
フランス料理といえばちょっとこってりなイメージもありますよね。
ワインを沢山飲み、脂肪分が多そうなチーズもいっぱい食べているのに、フランスはヨーロッパ一の長寿の国なんです。
この現象をフレンチパラドックスというのですが、これにフランスでよく食べられるブルーチーズのカビが関わっているのでは?と言われています。
これはすごい!
これらの効果によって以下の症状に効くと考えられます。
とてもうれしい話ですよね!
コレステロールを防ぐ役割もあるのでメタボ対策にもよさそう。
カビが生えているからと敬遠せず、ブルーチーズのカビに関してはとてもいい効果をもたらしてくれるので、ぜひ摂っていくようにしましょう。
何かと嫌われがちなカビ、でもブルーチーズのカビに関しては良いカビでチーズをおいしくするだけでなく、健康効果があることもわかりましたよね!
塩分の強いブルーチーズですがご紹介したようにはちみつなどの甘いものとの相性は抜群ですのでお試しを・・・!
フランスでは好んで食べられているブルーチーズ。
日本でもぜひ、ワインやおいしい料理と一緒にブルーチーズを食べてみませんか?
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