2016/06/18
mkei1
2016/05/08 更新
買ったばかりのしめじ。まだ賞味期限までは期間があるはずなのに、白いフワフワのカビのようなものが!...なんてこと、経験したことはありますか?一見カビのように見えるこの白いフワフワは、実はカビではないんです。カビを防ぐしめじの保存方法についてもご紹介します♪
白いフワフワした綿状のものが、しめじの傘や、軸の部分などに発生する事があります。
一見カビのように見えることがから、初めて見ると「カビ?!」とびっくりしてしまいますよね。
でもしめじ自体が水っぽくなっていなく、軸もしっかりしてピンピンしていたなら、この白いものはカビではないんです。
カビではないなら、この白いモフモフした物はなんなのでしょう?
これはしめじの『気中菌糸(きちゅうきんし)』というもので、実はキノコの一部なんです。
”菌類” であるしめじは、糸の様な菌糸(きんし)を伸ばして成長・活動しています。
スーパーで購入したああとのしめじも、この菌糸が時間を経るに従って成長していきます。
ですので、一見カビのように見えるこの白いフワフワは、しめじがまだきちんと成長を続けている証なんですよ。
一見カビのように見えるこのしめじの気中菌糸。
つい食べるのをためらってしまいますよね。
この気中菌糸は、そのまま調理してしめじと一緒に食べても問題はないのでしょうか。
先述した通り、気中菌糸はカビではなく、しめじの一部です。
ですので、しめじ自体が傷んでいない限りは問題なく食べることができます!
食べても害がないとはいえ、見た目がカビのようなので気になる!という方もいますよね。
その場合は、調理前に軽く湿らせたキッチンペーパーで拭き取りましょう。
もしくはさっと流水で軽く洗い流しても、取り除くことができます。
白いカビのように見えるものは、しめじの一部である気中菌糸で、食べても問題がないとわかりました。
それでは、食べられない状態のしめじとはどんな状態なのでしょう?
見た目でわかる、しめじの危険サインを以下に紹介していきます。
正常なしめじの状態は、見た目で判断することができます。
食べごろのしめじは、若干水分がぬけて乾燥し、きのこ一房一房がピンと身がつまっている状態です。この状態のしめじは、美味しく頂くことができます。
白いカビのような気中菌糸が生えていても、しめじがこのような良い状態であれば問題なく食べられます。
ヌメリ茸やなめこでもないのに、しめじがヌルリとしてきたら要注意です。
しめじは水分に弱く、冷蔵庫内の湿気やしめじ自身の水分を長期間ためこんでしまうと、腐る原因となります。
異様に水っぽくなったりヌメリのあるしめじは、食べないようにしましょう。
臭いもしめじの傷み具合を判別するための方法のひとつです。
しめじは元々、独特の風味のある香りがしますが、明らかに異臭がする場合は危険サインです。
水っぽかったり、カビっぽい臭いがするしめじは、傷んでいる可能性がありますので食べないようにしましょう。
気中菌糸はカビではないとわかりましたが、保存状態が悪いと本当にしめじが腐ったりカビが生えたりしてしまいます。
しめじの正しい保存方法を学んでおきましょう♪
使い残したしめじは、ラップで包んで冷蔵庫で保存しましょう。
このとき、しめじに水気がついているとカビが生えやすいので要注意!
買ってきたときのしめじの袋が穴あきのものだと、穴から冷蔵庫内の水分が入り傷みやすいです。穴の無いラップか袋に移し替えましょう。
冷蔵保存のしめじは、なるべく3-4日で使い切るのがベストです。
しめじは冷凍保存をすることでカビを防ぐことができます。
石づきを切り落として小房に分け、ジップロックなどの袋に入れて保存します。
冷凍保存したしめじは、約1ヶ月ほど保存が可能です。
使う時は自然解凍するか、炒め物などに凍ったまま使う分だけ加えてもOK。
いかがでしたか?
一見カビのように見えるしめじの白いフワフワは、カビではなくきのこの気中菌糸だということがわかって安心しましたね。
しめじの保存状態を正しく覚えて、美味しく頂きましょう♪
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局