痛みやすいニラの保存方法はどんな保存をしたら?ニラの保存法とは?
2015/12/17
まろまろんまま
ニラトンに、もつ鍋!それらに欠かせないスタミナ食材の代表格のニラ!とは言っても主役ではなく何となく地味な存在になりがちですが、実は優れた栄養素がたっぷりです。今回はそのニラの栄養価と効能について詳しく紹介したいと思います。
ニラには独特な強い匂いがあります。そのせいか口臭などを気にして敬遠される方も多いようですが、あの匂いはアリシンという栄養素で、硫化アリルの一種です。 スタミナアップや免疫力に優れた効き目を持っていて、生活習慣病の予防に効果的なβカロテンなど特筆すべき栄養まで含まれています。疲れも吹き飛ばす栄養たっぷりのその種類について挙げていきます。
一般的にニラと言えばこの緑色の葉ニラです! 炒め物や、鍋ものにも栄養タップリで大活躍ですね。
葉ニラに覆いをして、日光を遮って栽培したものが黄ニラです。 中華料理でよく使用されますが、葉ニラに比べて匂いが少なく生食用に向いていて、薬味などとしても使われます。
花ニラは花径とつぼみの部分で、葉ニラに比べて時期が遅く5月~から出始めます。 匂いは少な目で歯ごたえもあってほんのりと甘みもあります。
にらは年間を通して流通しています。比較的多く出回るのは3月頃です。取り扱い量は約9,879トン。最も多いのは栃木県産(約3,082トン)で全体の約31%を占めています。続いて茨城県産(約2,593トン:約26%)、高知県産(約1,308トン:約13%)となっています。
ニラは年中売っているので旬のイメージはあまりないですが、春先が旬なんですね。 夏前に栄養をつける為にも3種類ありますから、好みや用途に合わせて楽しみたいですね!
ニラだけでなく、ねぎやニンニクにもある特徴的な匂いの元はアリシンという硫化アリルの一種です。 ニラを代表とする栄養素のアリシンには豚肉やレバーと一緒に摂ると、それらに含まれているビタミンB1の吸収を促進しますし、それにより糖質の分解も促進されます。 疲労回復、滋養強壮に効果のある栄養素のビタミンB1は水溶性ビタミンなので熱に弱いですが、アリシンと結合すると脂溶性に変わるために吸収率が上がります。
ニラトン、ニラレバ、スタミナたっぷりのもつ鍋なんてニラの栄養を余すことなく摂れるお手本みたいな料理ですね!!
ニラに含まれるβカロテンは非常に多く、一把で一日の必要量に十分事足りるほどの栄養です。 その抗酸化作用は、活性酸素を抑制したり、免疫力も高めてくれガンの予防にもつながります。 また、βカロテンは脂溶性ビタミンなので油との相性がよく、炒め物などにすると栄養素の吸収率を上げてくれます。
その他にもビタミンCやビタミンEなどの栄養素も豊富で老化防止や美肌こうかもありますし、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルもあり栄養バランスのいい食材です。
ニラは古くなると葉先がしなびてきて曲がってきますし、根本も弾力がなくなり切り口もしぼみます。 お買い上げの際はチェックしましょう!
・瑞々しく、葉先が真っすぐで張りのあるものを選ぶ!
・葉の色が濃く艶やかで鮮やかなもの
ニラは比較的薄いので乾燥に弱く、低い温度も苦手です! キッチンペーパーやラップで包み最適な温度の野菜室にいれ、なるべく立てて保存することで日持ちがよくなりますが、元々傷みやすいので早めに使うように心がけましょう。 そうすることで栄養素が失われることも防げます。
アリシンの栄養成分は根元に多いので、切り捨てないことがポイント! また、アリシンは揮発性なので切って置いておくと減ってしまいます。 対策としては調理直前に切ることで栄養を失わず食べられますね。
また、ニラは生でも食べられますから加熱する際にも、長時間加熱すると色が飛んだり、風味も損なわれますから、ニラトン、もつ鍋などでも仕上げにサッと火を通すくらいで十分、栄養バッチリです!
ニラの栄養価と効能について詳しく紹介しましたがいかがでしたか? ニラは栄養も豊富で、バテている時などにもピッタリです。 上記の事を参考にして、皆さんもニラの栄養を上手に摂りましょう!
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