2016/03/26
kuwaoro56
ネバネバ美味しいオクラ!これから始まる夏が旬ですね。色々なレシピに使えちゃうオクラですが、みなさんきちんとした"した処理"はされていますか?まずは基本の「き」から、美味しくオクラをいただくためのした処理方法をこの記事でおさらいしてみましょう◎
ねばねば…、しゃきしゃき…。夏が旬のオクラ!
スーパーでは一年中見かけますが、やっぱり旬の季節のものが断然美味しいんです♡
オクラをきちんと美味しくいただくため、まずすべきことはズバリ"した処理"!
「した処理くらい知ってるわ〜」という方から「した処理ってどんなんだったけ?」な方まで、この記事でぜひ復習しちゃってください。
した処理方法をイマイチご存知ない方も結構いらっしゃるようですね!
オクラって、よーく見ると細かい産毛(ヒゲ)がたくさん生えています。
このヒゲは暑さに負けないように生えているんです。
ヒゲをした処理せずに食べてしまうと、なんだかチクチク引っかかるような違和感が…。
口触りを良くするためにこのヒゲを取らないといけません。
また、調理する際に色の鮮やかさを出すために「色止め」という工程もあると、見た目も美しくなるんです◎
美味しくいただくためにも、これは念入りにした処理しなくちゃいけませんっ!
した処理はとっても簡単♫
ご自分が召し上がりたい段階によってした処理の工程も少しずつ変わっていきます。
した処理の一番最初は「板ずり」です。
簡単にキレイとってしまいましょう。
※板ずりとは…食材に塩を振り、まな板の上でゴロゴロ転がすことです。
また、板ずりによって色止めの効果もあります。
オクラのした処理
オクラのした処理から板ずりの部分だけPick upしてあります。
買ってきたオクラなら、ネットに入れたまま塩を振りかけてオクラ同士をこすり合わせましょう。
まな板を汚さず、より楽チンですね♫
かつらむきをするように、くるっと一周♫
※この時にオクラ内部の穴にまで達する傷をつけないように注意です。
後の工程で中に水が入り込むとオクラが水っぽくなってしまいます。※
⭐︎生で食べる方は塩を洗い流し、ここでした処理は終了です⭐︎
板ずりしたときの塩は洗い流さず、そのまま茹でます。
ゆで時間:1分半〜2分
オクラを耐熱皿にのせ、ラップをします。
レンジで1分加熱します(500W)
※オクラが爆発する場合がありますので、竹串で穴をあけておきましょう※
⭐︎ゆでたてアツアツのオクラを召し上がる場合、した処理はここで終了です⭐︎
ゆで上がりは熱いので、よく冷まします。
氷水で冷やしてもOKです!
※氷水に入れると色止め効果もあり、色が鮮やかになります※
キッチンペーパーで丁寧に…♫
これにてオクラのした処理は完了です⭐︎
とってもササッとできちゃいますね。
この後は切ったり和えたり、お好きなメニューに変身させちゃいましょう!
オクラの下処理
知っているようで知らないオクラの下処理をご紹介♫
オクラにはどのような栄養素が入っているのでしょうか?
また、した処理をすることによってそれらがどう変化するのか調べてみました!
⭐︎オクラのぬめり成分⭐︎
オクラに含まれるぬめりの成分は食物繊維です。
整腸作用があり、コレステロールの排出・便秘を防ぎ大腸ガンを予防する効果があると言われています。
さらに糖の吸収を穏やかにし、糖尿病の予防効果やダイエットに効果的です。
⭐︎βカロテン⭐︎
オクラは緑黄色野菜の一つで、βカロテンが豊富です。
抗発ガン作用や免疫機能を活性化の効果があります。
また、βカロテンは体内でビタミンAに変わり、髪、視力、粘膜や皮膚、呼吸器系を守り健康を維持する働きがあるといわれています。
⭐︎カリウム⭐︎
オクラに沢山含まれているカリウムには、ナトリウム(塩分)を排泄する働きがあります。
そして、高血圧対策にも効果があります。
長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。
⭐︎カルシウム⭐︎
オクラにはカルシウムがたっぷり!
カルシウムは骨や歯をつくる大切な成分ですね。
イライラの解消にも効果があります。
オクラのぬめり成分の中にはガラクタン、アラバン、ペクチン、ムチンという食物繊維が含まれています。
しかし、ムチンやペクチンは熱に非常に弱いです。
オクラを茹でてした処理を行うとこれらが減少してしまいます。
よってきちんと栄養素が残るのは生というわけですね⭐︎
茹でる場合も、短時間で手早く行いましょう◎
どうせならできるだけ新鮮なオクラを食べたいですよね◎
見分け方はここでCheck⭐︎
⭐︎色タが綺麗⭐︎
→切り口やヘタが黒く変色しているものは古いオクラです。
全体が濃い緑色で、綺麗なものを選ぶようにしましょう。
特に黒いものは避けるようにしましょう。
⭐︎全体に産毛が生えている⭐︎
→全体に均一に、びっしり生えているものが良いです。
⭐︎小ぶり・弾力があって柔らかい⭐︎
→弾力がしっかりあって柔らかいものを選びましょう。
オクラは成長しすぎると苦味が出てしまいます。
スーパーによっては古めのオクラが置いてあるところも…。
きちんと見分け方を知っておいて、賢く買いたいですね◎
・適正保存温度は10℃前後
・保存期間は4〜5日
→オクラは乾燥と低温に弱いです。
10℃前後であれば冷暗所で保存するのも可能です。
冷蔵庫の野菜室に入れる時は、ポリ袋や新聞紙に包んで保存すると良いです。
オクラは冷凍保存も可能です。
・切ったオクラの保存期間は2〜3日
→した処理を行ってから冷凍しましょう。
小分けパックにして保存すると便利です。
・切らない場合、保存期間は約1ヶ月
→生でもした処理後でも冷凍はOKです。
※冷凍したオクラを生で食べるのはNGです※
オクラのした処理を学ぶ中で、まだ未経験でおいしそうな食べ方も発見できましたね◎
生でも、アツアツでもいけちゃうこの万能お野菜、あっぱれです!
電子レンジを使うなど、簡単でとても楽チンなした処理方法ですので、時短したい方にもお気軽に使って欲しいお野菜です。
一人でもオクラのした処理をバッチリできる方が増えますように...♫
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