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2016/03/26
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フレンチのフルコースを食べるのは大事な人とだったり、記念日であることが多いと思います。そんな日はスマートに楽しくすごしたいですよね。きちんとしたフレンチレストランでのコースをいただくときに知っておいてほしい基本の知識と最低限のマナーをまとめました。
格式や値段が高いからといってフレンチレストランが敷居が高いわけではありません。
おいしく楽しくいただくのが一番喜ばれるのは和食でもフレンチでも同じです。フレンチならではの言葉と少しのマナーを知っているならフレンチのシェフもウエイターもあなたを待っていますよ♪
ここではきちんとしたベーシックなフレンチレストランおよびフルコースについてまとめています。
きちんとしたフルコースでも日本人に合わせてアレンジがしてあったり前衛的な試みの料理が楽しめることもあります。レストランの個性ですので、食べ方や調理法など思い切ってウエイターにきいてみると喜ばれるかもしれません。
フレンチのコースでは一皿ごとに説明があったり時には数種類から料理が選べる場合もありますね。そんな時どの料理のことをきかれているのかわからないと選ぶものも選べません。
コースに置けるどの位置の料理のことなのかわかるようにフレンチでの呼び名をご紹介します。
アミューズとはフレンチにおけるお通しのようなものです。コース料理が始まる前、時にはメニューを決める段階にだされるもので、食前酒と一緒にいただきます。
そのフレンチレストランで最初に口に入れるものになるので、レストランのセンスがわかる一皿です。
フレンチのフルコースはオードブル(前菜)から始まります。
正式なフレンチのフルコースではアミューズ、オードブルのあとにスープが続きますが、現在ではオードブルとしてスープがだされたり、どれかが省略されるコースもあります。
フルコースではポワソン→ヴィアンドの順で提供されますが、軽めのコースですとどちらかのこともあります。フレンチでよく食されるジビエ(狩猟で捕られた野生の獣)も最近日本で見かけるようになりました。付け合わせのことはガルニチュールといいます。
フレンチでは以前は魚や肉料理とともにだされましたが、最近では最初に出ることもあります。出ていたらいつ食べても大丈夫。自分の皿に一度とり、そのままかじりつかず、一口分をちぎって口に運びましょう。
フレンチのコースはメインで終了、ここからはコースの余韻を楽しみましょう。
フロマージュはチーズのことで、残ったワインや食後酒とともにいただくことでデセール(デザート)への橋渡しとなります。
いよいよコースの締めくくり、デセール(デザート)!コースの中でもひと際華やかに盛りつけられた一皿や、ワゴンの数あるデセールから選ぶことができることもあります。
最近のフレンチではデセール専用のパティシエがいるところも!
フレンチでは基本的にはアイスコーヒーやアイスティーは出てきません。ホットコーヒーとともに小さな焼き菓子が並ぶこともあり、コースを食べ終わったゆっくりとした時間を演出してくれます。
テーブルに案内されて最初にすすめられる席は日本でいう「上座」と言われる方の席。主賓や女性に座ってもらいましょう。片側が壁のソファ席などはそちらが主賓となります。
バッグや財布はもちろん携帯電話などもテーブルの上には置かないようにしましょう。コースはサーブが何度も入るので邪魔になることもありますし、何より食事を楽しむのには無駄なものが目に入ると気が散ってしまいます。
たくさん並べられたナイフ・フォークも基本はコースの順番に合わせて外側から使えば問題ありません。また、違ったものを使ってしまってもウエイターがさりげなくとりかえてくれるのであまり気にせず使いましょう。落とした場合も自分で拾わずにウエイターに任せてください。
フレンチでは和食のように皿を持ち上げることはまずありません。きちんとしたフレンチで料理をシェアしたいときはお店の人に頼むのがベターです。ただし取手付きのスープ皿に関しては持ち上げて口を付けてもOKですし、取っ手がない場合でも最後すくう為に少し傾ける程度なら問題ありません。
お会計もこちらのタイミングでウエイターを呼んでお願いすれば問題ありません。フレンチのコースはコーヒーで最後ですのでコースが終わったかもわかりやすいですね。
なにかわからないことがあってもウエイターに訪ねれば優しく教えてもらえます。
わからないコース料理やワインをあてずっぽうで選ぶより、素直にきいて好みに合うものを楽しんだ方がレストラン側にも喜ばれることでしょう。
フレンチは皿の上の芸術とも言われ、その味はもちろん見た目の華やかさも料理の一部です。コースでかわるがわる出される美しい盛りつけも楽しむことで、コース全体・ひいてはそのフレンチレストラン全体の世界観を楽しむことができます。
フレンチレストランやコースに慣れてないからといって失敗をしないように縮こまって食べていたらせっかくのコース料理も味わえません。失礼のないように最低限のマナーを知ったら、あとはそのフレンチレストランをめいっぱい楽しんでくださいね!
フレンチレストランに行く前に最低限のマナーを知るのは礼儀ですが、わからないことは素直にきき、コースの一皿一皿をを楽しもうとする気持ちを持っていることがフレンチだけでなくレストランでの食事の何よりのマナーとなるのではないでしょうか。
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