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納豆を食べてアレルギー症状が出ることもある?その原因と症状は?

納豆でアレルギー症状が出るって聞いたことはありませんか?あまり聞かないかもしれませんが、実は納豆でもアレルギー症状が出ることもあるのです。そこで今回は、納豆アレルギーの原因とその症状についてご紹介します。(ここで言う納豆アレルギーは、大豆アレルギーとは別です)

納豆アレルギーってどんなもの?

大豆アレルギーと納豆アレルギーは一緒にされがりなのですが、実は別物です。大豆アレルギーは、言葉の通りに大豆によって引き起こされるアレルギー症状になります。もちろん納豆も大豆なので、大豆アレルギーを発症する人もいるかと思いますが、基本は別です。では、納豆アレルギーとは一体どういうアレルギーなのでしょう。

納豆アレルギーにかかる確率は、他のアレルギーに比べると極めて低いと言われています。ですが一旦かかるとじんましんや呼吸困難などの症状(アナフィラキシーという命に関わる症状)を引き起こす可能性が高くなるとも言われているのです。また、納豆アレルギーは口からだけでなく、皮膚からもアレルギーの原因となるアレルゲンが侵入することで、じんましんなどの皮膚症状も起こるようです。では、納豆アレルギーを発症してしまう原因はいったい何なのでしょうか?

納豆アレルギーの原因は?

実は納豆アレルギーの原因は、納豆のネバネバにあるそうです。ネバネバと言えば健康に良いイメージがあるのですが、この納豆のネバネバは、もちろん健康にも良いのですがその反面、アレルギー要素も合わせ持っているのです。実は納豆のネバネバは、ネバネバ成分のポリガンマグルタミン酸という物質で、それが納豆アレルギーを引き起こす原因とも言われているのです。

また、納豆アレルギーを発症する人の多くはサーファーなどのように、長時間、海の中にいることが多い人が発症しやすいようです。その一つの原因として、実はクラゲにも納豆と同じポリガンマグルタミン酸という物質が含まれていることから、クラゲに触れることが多いサーファーがかかりやすいとも言われているのです。

納豆アレルギーの症状は?

では、納豆アレルギーを発症してしまうと、どのような症状が出てくるのでしょう?実は一般的な食物アレルギーでは短時間でその症状が出るそうなのですが、納豆アレルギーに関しては症状が出るまでに時間がかかるようです。それは、納豆の特徴でもあるネバネバが原因だそうです。このネバネバがゆっくりと分解されて、ゆっくりと吸収されるために症状が出るのが遅くなるのでは?とも言われています。主な症状は下記の3つとなります。

納豆アレルギー 皮膚症状

納豆アレルギーの皮膚症状には、かゆみやアトピーに似た症状があるようです。

納豆アレルギー 腹痛の症状

納豆アレルギーによる腹痛の症状には、胃痛(人によってはキリキリ、ズキズキと痛む)や下痢症状があるようです。

納豆アレルギー 呼吸器系症状

納豆アレルギーの呼吸器系の症状には、鼻炎やくしゃみ、咳などがあります。激しくせきこんだりしたら要注意だと考えて良いでしょう。アナフィラキシーの疑いがありそうですので、病院へ行くことをオススメします。

赤ちゃんが離乳食で納豆を食べる時の注意点は?

納豆アレルギーについてはある程度ご理解いただけたのではないでしょうか?では次に、赤ちゃんに食べさせる納豆の注意点についてご説明させて頂きますね。納豆と言えば、赤ちゃんのほとんどが好きなのではないでしょうか?ネバネバしていて、するっと飲み込みやすいので、好んで食べる赤ちゃんも多いようです。でも、ちょっと待ってください!納豆アレルギー、心配ではありませんか?

納豆を離乳食として与える場合には、1歳くらいから少しずつ与える方が無難だと思います。もちろん赤ちゃんが食べやすいように細かく刻むと良いでしょう。もしくはひきわり納豆を選ぶのもひとつの手ですよね。ただ、納豆自体が大豆製品で、もともとアレルギーを起こしやすい食材でもあるため、必ず一度火を通してから食べさせると良いでしょう。赤ちゃんの体調があまり良く無い場合には、納豆は消化が比較的悪いので与えない方が無難かもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?納豆アレルギー、意外と恐ろしいものでしたね。納豆のネバネバは、健康に良いとばかり思っていたあなた!要注意ですよ!また、子どもが納豆が大好きだから・・・。なんて理由で毎朝食べさせているとしたら、納豆アレルギーを引き起こしかねません。ぜひこの機会に食生活を見直す努力をしてくださいね。

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