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キッチンスケールがなくても大丈夫!便利な計量カップの使い方

毎日の料理に欠かせない計量カップ。皆さんはどんな使い方をしていますか?実はキッチンスケールがなくても、おおまかな重さが計れてしまう優れものなんです。今回は計量カップの便利な使い方と、計量カップで計る簡単なお菓子の作り方を紹介します!

まずは計量カップの正しい使い方から

計量カップを手で持って「こんなもんかな~?」ってやってしまったりした経験はありませんか?ほんのちょっとの傾きでも、けっこうな分量の誤差に繋がってしまいます。まずは、計量カップの正しい使い方をマスターしましょう。

計量カップの1カップは「200cc」

よくレシピの中で見かける「カップ」という単位。日本では1カップ=200ccという基準のもと記載されています。ただし、アメリカのレシピなどでは1カップあたりの分量が異なり、1カップ=240ccになりますので注意して下さい。

計量カップの正しい使い方

①計量カップを平らな場所に置きましょう(斜めになるような場所はNG)
②計りたい目盛りに目線を合わせましょう
③水は表面張力がはたらくため、横から表面を見た時に太めの2重線に見えることがあります(上図参照)その時は下のほうに合わせましょう

使い方も様々!色々な計量カップあれこれ

最近は便利な計量カップからおしゃれな計量カップまで色々な使い方のものが種類豊富にあります。お気に入りのひと品が見つかったら、気分もあがること間違いなしですね♪

使い方も様々!色々な計量カップあれこれ…その①

PYREX(パイレックス)計量カップ 500ml

強化ガラス製で、熱いお湯を計ることができます。また耐熱性に優れているため電子レンジやオーブンでの調理も可能。におい移りもしにくいため、香りの強いものを調理しても安心です。様々な使い方のできる、長年愛され続けている計量カップです。

使い方も様々!色々な計量カップあれこれ…その②

PEKKA(ペッカ)折りたためる計量カップ 500ml

シリコンゴム製で耐熱性に優れ、電子レンジでの使用が可能です。使わないときにはコンパクトに折りたたむことができるのができ、場所をとりません。チョウチョのモチーフがついていて見た目もキュートです。

使い方も様々!色々な計量カップあれこれ…その③

OXO(オクソー)目盛りが見やすい計量カップ 250ml

上から見ても目盛りが見えるため、従来の計量カップとは異なりかがむ必要がなくなった便利な計量カップです。最近は素材の変更に伴い、電子レンジでの使用が可能になりました。

上から見るとこんな感じです。目盛りがしっかり見えるのがわかります。

使い方も様々!色々な計量カップあれこれ…その④

DULTON (ダルトン)セラミック計量カップ 250ml

セラミック製ですので、電子レンジ・オーブン・食洗機の使用が可能です。計量カップとしての使い方が優秀なのはもちろん、インテリアとしてもかわいいデザインが魅力です。台所に出しておいても、出しっぱなしには見えませんね!

使い方も様々!色々な計量カップあれこれ…その⑤

DRETEC(ドリテック)デジタル計量カップ「ファリーヌ」

計量カップにデジタルスケールの機能がついた優れものです。計量カップを取り外せば、デジタルスケールとしての使い方もできます。0表示機能がついているので、容器の重さを差し引くことができ、更に小麦粉・水・牛乳・食用油の計量モードがあるので比重の違う素材もラクラク計ることができます。

計量カップの使い方アレンジ!

皆さんは計量カップをどのような使い方で使っていますか?多くの方が液体を計量するために使用していると思います。粉などの重さがわかりにくいものはスケールで計って、レシピでの表記がCCだったりするものは計量カップで計って…。これではどんどん洗い物が増えていってしまいます。もちろんグラム単位で正確に計らなくてはならない場合はスケールを使ったほうがいいですが、おおまかでもOK!という場合1カップあたりの重ささえ覚えていれば計量カップで全て計れてしまうのです。

計量カップの使い方アレンジ…その①「液体の重さはそれぞれ違う」

だいたいのものがCCで表記されていますが、時折見かける液体のグラム表示。同じ液体でもそれぞれ重さが違うため、水と同じ気分で1CC=1グラムとして計ってしまうと大変なことになります。ここではよく使う液体の比重をいくつかご紹介します。

計量カップ(200ml)あたりの容量と重さ

水・酢・酒…200グラム
醤油・みりん・みそ…230グラム
マヨネーズ…190グラム
油 ・バター…180グラム
ウスターソース…240グラム
ケチャップ…230グラム

計量カップの使い方アレンジ…その②「すりきりで粉も計れてしまう」

スケールを出すのが面倒だったり洗い物が増えるのが嫌だったりする場合、計量カップで計れば洗い物が減りますね♪

計量カップ(200ml)あたりの容量と重さ

上白糖…130グラム
グラニュー糖…180グラム
塩…240グラム
あら塩…180グラム
小麦粉(薄力・強力)…110グラム
片栗粉…130グラム

計量カップの使い方アレンジ「計量カップだけで簡単クッキング!」

お菓子作りは計量が細かくて大変というイメージがありますが、中にはとても簡単な計量でできてしまうものもあります。ここでは計量カップで計るだけでできてしまうお菓子を3つ紹介いたします。

計量カップの使い方アレンジ「計量カップだけで簡単クッキング!」その①

計量カップでクッキー

薄力粉 1カップ
片栗粉 1/2カップ
砂糖 1/2カップ
サラダ油 1/4カップ

①薄力粉・片栗粉・砂糖をボウルに入れ、泡だて器で混ぜる(空気を含ませるため。粉をふるう効果があるので泡だて器で混ぜて下さい)
②サラダ油を加え、混ぜる
③手でこね、直径3~4センチの棒状にする
④1センチ程度の厚さに切る
⑤170℃にあたためておいたオーブンで15分ほど焼く

計量カップの使い方アレンジ「計量カップだけで簡単クッキング!」その②

計量カップでパンケーキ

卵 2個
砂糖 1/2カップ
塩 ひとつまみ
小麦粉 1.5カップ
ベーキングパウダー 小さじ1.5
牛乳 150cc
サラダ油 大さじ1

①材料をすべて混ぜる
②分量外のサラダ油をひいたフライパンで焼く
③表面がプツプツしてきたらひっくり返す
④ほどよく焼き色を付けて完成

計量カップの使い方アレンジ「計量カップだけで簡単クッキング!」その③

計量カップでシフォンいちごケーキ

【シフォン生地約20センチ】
牛乳 大さじ3
サラダ油 大さじ3
薄力粉 150㏄
塩少々
卵 6こ
砂糖 100cc
ブランデー 小さじ1

【クリーム】
生クリーム 200cc
砂糖 大さじ3
ブランデー 小さじ1/2
いちご 1パック

①オーブンをあらかじめ180℃にあたためておく
②卵白に塩を少々加えハンドミキサーでしっかりとしたメレンゲを作る
③別のボウルに卵黄、砂糖を加え、白っぽくモッタリするまで泡立てる
④卵黄を泡立てたボウルにサラダ油、牛乳、ブランデーを加え混ぜる
⑤ふるっておいた粉を④のボウルに加え混ぜる
⑥メレンゲの3分の1を⑤と混ぜ、生地を少し柔らかくする
⑦残りのメレンゲの半量を⑥に加え、ゴムベラで切るように混ぜる。
⑧まだ白いメレンゲの塊が少し残る程度になったら残りのメレンゲを加え、切るように混ぜる
⑨型に生地を流し込み、数回トントンと落として生地をならす
⑩180℃にあたためておいたオーブンで35分ほど焼く
⑪焼けたら、瓶などの先にシフォン型の真ん中の穴を刺し、さかさまにして冷ます
⑫型から外し、お好みでデコレーションして完成

計量カップの使い方「まとめ」

いかがでしたでしょうか。今まで間違った使い方をしていた方や、計量カップの使い方の幅を広げたい方に少しでも役に立てれば幸いです。最近の計量カップは便利なデザインになっているので、本当に使い方も様々。それに、見ているだけでも楽しいものがたくさんあります。皆さんも計量カップの便利な使い方を覚えてみたり、新しい使い方を考えてみたり…色々なことに使ってみて下さい♪

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