ゼリー等に含まれるゼラチンにもアレルギーがあるのをご存じですか?
2016/04/17
mnkhome2015
美容・健康・ダイエットになにかと話題のナッツ。一方でナッツのアレルギーに苦しむ人がいるのをご存知でしょうか?アレルギーの中でも生死にかかわるナッツアレルギー。そんなナッツのメリット・デメリット。もしもの時の対処の方法をお教えします。
もともと木の実の種子の胚や胚乳が大きくなり食べられるようになったものを、『堅果類』といいます。-モンド・クルミ・カシューナッツ・ピスタチオ・マカデミアナッツ・ピーナッツ・ヘーゼルナッツ・松の実・栗・銀杏・ココナツなどがあります。た、かぼちゃの種や蓮の実は「種子類」厳格には違う種類のものです。栄養価が高い事で知られています。
ナッツに関するアレルギーのお話に入る前に数種類あるナッツの栄養成分や効果についてお話します。
栄養価が高い事で知られているナッツですが、その栄養素は多岐にわたり、たんぱく質、リノール酸、オレイン酸、レシチン、パルミトオレイン酸、ビタミンE、ポリフェノール、ビタミンB群、カリウム、カルシウム、亜鉛、食物繊維。少量のナッツでバランスよく栄養を摂取できる万能食品です。
マカダミアナッツに含まれるパルミトレイン酸は肝臓の脂質代謝を促進し内臓から健康になる事が出来ます。くるみに含まれる「オメガ3脂肪酸」は血液サラサラになり美肌やアンチエイジング効果が期待できます。カシューナッツに多く含まれるミネラルでデトックスや疲労回復に効果があり、そのほかたくさんの効果が期待できます。
これほどに多くの効果をもたらすナッツですが、ではどうしてアレルギーを発症してしまうのでしょうか。ナッツアレルギーは重篤になるケースが多いため、経口検査が実施しにくいのが現状です。なんらかのアレルゲン物質に反応するものだと考えられます。子供に有病率が高いのはアレルゲンであるたんぱく質を上手に分解する能力が低い事があげられます。また牛乳や卵アレルギーなどに比べ、小児で発症しアレルギーが収まらず大人になってもアレルギーに悩まさせることが分かっています。
代表的なナッツアレルギーは、ピーナッツアレルギー、クルミアレルギー、アーモンドアレルギー、ヘーゼルナッツ(ハシバミ)アレルギー、カカオアレルギー、ココナッツアレルギー、ブラジルナッツアレルギー、カシューナッツアレルギーがあります。いずれのアレルギーも一つ発症したからといって他のナッツ全てに発症するわけではありません。しかし、アレルギー反応が重篤でアナフィラキシーショックになるケースもあるため注意が必要です。
ナッツそのものを除去するのは簡単ですが、料理に含まれる場合が多く見分けるのが難しいのが現状です。判断しにくいモノをいくつかピックアップしますので、参考にしてみて下さい。
ドレッシング類
「焙煎」「粗びき」などの表記があれば見分けやすいのですが、一見入ってなさそうに見えても成分表を確認するとナッツ類の表記があることがしばしば。注意が必要です。またお店で出されるサラダに使われるドレッシングも必要であれば店員さんにアレルギーの件でお話された方が安全だと思います。
タルト生地、パイ生地、クッキー類
お菓子を作る工程で、生地にサクサク感を出す為アーモンドパウダー、アーモンドプルートを使う事があります。目に見えませんがパウダー状でもアレルギーに違いがありません。注意が必要です。
製造工程、製造ラインで別食品にナッツを含む場合
防ぐのは大変難しいのですが、同じ生産ライン上にナッツを含む場合も考えられます。ナッツのアレルギーが重篤な為「製造ラインでナッツを使用しています」と親切に表記する企業もいますが、多くはありません。
数多くのアレルギーがある中でも重篤な症状を起こしかねない食品です。それだけに最善の注意を払い向き合っていく必要があります。確かに多くの栄養をバランスよく摂取できますが、まずは食べられる食品からバランスよく栄養を摂る事を心掛け健康な毎日を送れることを祈っています。
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