もう無駄にしない！正しいしょうがの保存方法にきっと目からウロコ！

しょうがの保存方法についてご紹介する前に・・・
私たちの身近にあるしょうがの効果と効能について簡単にご紹介します。
「知ってる！」という方、「えっ！そうなの？！」という方、いらっしゃると思いますが
保存方法とあわせて、この機会にご覧になってみてください。

しょうがは、「血流を促進して体を温める」、「殺菌作用」、「免疫力を高める」、
などの効果があるのですが、使い方によっては体を冷やしてしまうことがあります。

例えば・・・
しょうがのしぼり汁には、
つわり、乗り物酔いなどに効果がある、「末梢血管を拡張する作用」と
「発汗作用」があるのですが、これらは体熱が奪われ、結果的に
身体を冷やしてしまう恐れがあるのです。
その為、冷え性の方は加熱したしょうがを使ったほうが良いでしょう。

※しょうがのしぼり汁の保存※
しょがは、すりおろしてしまうと空気と触れる面積が多くなり、
傷みやすくなるので、冷蔵保存できるのは1日～2日くらいでしょう。
冷凍保存する場合は、フリーザー密封袋に移し、密封し平らに寝かせて冷凍庫へ
入れてください。使う分だけパキッと折って使えます。

しょうがを100℃以下の温度で加熱したり、蒸したりすると、
より辛みの強い「ショウガオール」という成分に変わってきます。
これは腹部の血行を高めるため、身体を芯から温めます。
冷え性の改善や、ダイエットのための代謝を高めるには、
加熱したしょうがを用いるといいですね！

しょうがの皮は、利尿作用が高く、足のむくみや、だるさが気になる場合は、
皮をたわしでこすって洗い、皮ごと調理しましょう。

※しょうがの皮も捨てずに冷凍保存しておくと、お醤油に入れてしょうが醤油など
他にも刺身や煮込み料理に便利に使えます。

乾燥したしょうがは香りは失われやすいですが、お腹を温める作用がアップします。
お味噌汁に入れたり、お茶パックに入れてバスタブに浮かべたり・・・。
ポカポカと体が温まりますよ！
冷え性の方は是非、お試し下さい！！

※カビが生えない乾燥しょうがの保存方法※
乾燥しょうがは密閉した容器に入れていても、
開け閉めするときにカビの胞子が入り込んでしまいます。
また吸湿しやすいため、密閉容器に入れたら、なるべく空気に入れないようにし、
野菜室などの冷暗所で保存しましょう。
乾燥しょうがは繊維が断ち切られ、水分量も減っているので冷凍保存でも
問題ありません。カビ対策には最適です！

しょうがの保存温度は、１３℃程度。
そのままの場合は、冷蔵庫で保存するより冷暗所で保存するほうが望ましいです。

新聞紙かラップに包み、風通しの良い冷暗所で保存します。
切ったものを使用する場合は、切り口が乾くため
その部分を切って使用すると良いでしょう。

そのままの状態で保存した場合の保存期間（賞味期限）は10日～14日程度です。

キッチンペーパーで包み、更にアルミホイルで包み、冷蔵庫で保存します。
☆キッチンペーパーが無ければ、ティッシュでも新聞でもOKです。（紙系なら何でも）

※包む前に袋から一時間程出して、乾かしてから包むと　よりGOODです！

上記の方法で保存した場合、冷蔵庫で一ヶ月は美味しく頂けます。

まず、瓶やタッパーを用意してください。
洗ったしょうがを容器に入れ、かぶるくらいの量の水を入れます。
蓋をして冷蔵庫で保存します。

※水はできるだけこまめに替えて下さい。

切ったしょうがは、新聞紙かラップに包んで冷暗所で保存します。
長期保存したい場合は、瓶やタッパーなどに入れて、
水をひたひたになるまで入れ、密閉して冷蔵庫で保存します。
この方法は新聞紙で包んで常温保存するよりも、長持ちしますので
購入したらすぐに切って、この保存方法をすると良いでしょう。

☆水は3日に一度くらいの割合で交換しましょう。

切ったしょうがの保存期間（賞味期限）は、一ヶ月程度です。

しょうがは私たちに馴染みのある身近な食材です。
「しょうが」の持つ成分・効能を知り、正しい保存方法で、
美味しく・便利に調理しましょう。
色々な保存方法を試してみてください。