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知っておきたいエリンギの賞味期限について!安心できる保存方法は?

きのこ類は足が早いから、冷蔵庫にあると気になりますね。でも、賞味期限や消費期限の記載がないものが多いようです。例えば「エリンギ」♪ いつ買ったんだっけ?忘れちゃいますね。いざ使うとなると賞味期限は大丈夫? 「エリンギ」の賞味期限について、みていきましょう。

白くて綺麗なキノコといえば・・・ 「エリンギ」

スーパーでもすっかりおなじみのエリンギ。



コリコリした歯ごたえと、アワビのような食感で人気のきのこです。

パッケージの中で、仲良く寄り添う家族のような姿が、印象的ですね。

昔は見かけなかった食材



いつごろから、出回るようになったのでしょうか..。


「足が早い」といわれる、きのこの一種ですから、賞味期限も気になりますね。
エリンギの秘密と賞味期限について、みていきましょう。

「エリンギ」はどこやってきたの・・・?

日本では1990年代から栽培され始めたエリンギ



イタリア、フランス、ロシア南部、中央アジアなどが原産地で、ヒラタケ科のきのこです。

エリンギの名称の由来は学名『Pleurotus eryngii プレウロタス・エリンギ』から

日本に登場したときに、いろいろ商品名が付けられましたが、いまではすっかり「エリンギ」で定着したようですね。フランス料理やイタリア料理などでは、人気定番食材のひとつです。

教えて!エリンギと賞味期限 その1

エリンギに賞味期限が記載されていないのはなぜ?


きのこ類のパッケージには、賞味期限の表示がありません。

野菜やきのこなどの生鮮品は、食品表示法上、賞味期限表示の規定がないからです。だからこそ、賞味期限や消費期限は気になりますね。しっかりした食感から、他のきのこ類よりも、賞味期限が長いような気がしますが、実際はどうなのでしょう。

エリンギは、いつまで大丈夫?

エリンギの賞味期限は、鮮度の良いものなら冷蔵保管で1週間~10日日程度です。
流通経路でも時間を経ていますから、購入したらなるべく早く使ってほしい、というのが生産者側からの意見です。買う時は、茎が太くて白く、傘が巻き込んでいるものを選び、3~4日で使いきってしまいましょう。

教えて!エリンギと賞味期限 その2

エリンギの気になる質問 

「傘についた白い粉のようなものって何?」



これはエリンギの胞子です。
きのこそのものなので、加熱調理して食べる分には問題ないようです。

ただし、生ものですから、なるべく早く調理して、賞味期限の間に、おいしく食べたほうがいいでしょうね。

食べないほうが良い場合とは・・・

賞味期限切れ・・・?


エリンギは傷んでくると、ぬめりとにおいが変化していきます。

エリンギのにおいとは違う、酸っぱいような腐ったにおいがしている場合は、もう、賞味期限切れですから、食べるのはやめましょう。白い菌糸がたくさん出ている場合は、エリンギの栄養がなくなっており、味も美味しくないことでしょう。たくさん出ている場合は、賞味期限は過ぎている状態と考えて、食べるのはやめておきましょう。

教えて!エリンギと賞味期限 その3

賞味期限をいかす保存方法は・・・

① エリンギは水気に弱いため、保存する際は洗わずに保存しましょう。 ビニール袋などに入れて野菜室へ。乾燥しないようにして保存します。

② 長期保存する場合は、冷凍保存もできます。 冷凍保存なら1カ月ほど保存が可能です。

③ さらに長期保存したいときは、天日干しにすると1年近く保存できるようになります。

エリンギは低カロリーでミネラル豊富な食材

エリンギのカロリーは、50g(1本)で12kcal

100gあたり含まれるミネラル成分

ナトリウム 2mg
カリウム 460mg
カルシウム 1mg
マグネシウム 15mg

カリウムを豊富に含んでいるようです。

カリウム含有量460mg


エリンギのカリウム含有量は(以下100gあたり)、きのこ類の中でもダントツです。

エリンギ 460mg
まつたけ 410mg
ぶなしめじ 380mg

カリウムは、摂取しすぎたナトリウムを体外に排出する作用があり、大事なミネラル分です。
カリウムは水に溶けやすいので、スープ等、汁ごと飲む料理にすると良いでしょう。

デトックス効果も期待できるエリンギ


不溶性食物繊維 (100gあたり)

まつたけ  4.7g
エリンギ  4.3g
くろあわびたけ  4.1g

エリンギは食物繊維も豊富です。特に水に溶けない「不溶性食物繊維」は、整腸作用で便秘の改善も期待できます。
エリンギはカルシウムが少ないので、小松菜やチーズと組み合わせた調理で、栄養を補うのがお勧めです。ぜひ、賞味期限のうちに、おいしく料理したいですね。

賞味期限をきにしなくても良い、エリンギのお勧めレシピ

調理して保存できる簡単レシピをご紹介します。 ヒミツは塩麹♪

☆ きのこ類の塩麹オイル ☆

<材料>
好みのきのこ(エリンギ・しめじ・えのきだけ等) 500g
ごま油 大匙2
塩麹 大匙3
輪切り赤唐辛子 1本分

<作り方>
① こま油・塩麹・赤唐辛子を混ぜ合わせる。
② きのこ類は、小房に分けて鍋で1-2分ゆでる。十分に水気を切り、熱いうちに、①に漬け込んで味を馴染ませる。
*冷蔵庫で1週間くらい保存できます。

塩麹を入れることで、きのこのうまみがアップして、前菜やおつまみにも、ぴったりの一品になります。買って来たままの状態で賞味期限を心配するよりも、このように、調理して保存しておいたほうが安心です。発酵食品の塩麹と混ざることで、少し長めの賞味期限も確保できます。

エリンギと賞味期限 まとめ

賞味期限を知って、おいしく食べよう ♪


エリンギの賞味期限について、ちょっと知っておくだけでも、安心して食べられそうですね。

エリンギは積極的に取り入れたい食材ですから、賞味期限切れで処分してしまうのは、実にもったいないですね。パッケージに賞味期限の目安を書いたり、保存方法に気を使って、賞味期限内で、できるだけ美味しく食べたいものです。
値段もリーズナブルで手に入り易い食材ですから、賞味期限内に上手に活用して、栄養も元気も手にいれましょう!

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