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知らなかったじゃすまない!とっても怖いくるみアレルギーのお話

くるみは小さいのに栄養価の高い食品です!くるみの持つ栄養は生活習慣病の予防にも効果があります!しかし、良い事ばかりではなかったくるみ。実は重篤な症状を起こしやすいアレルギーを発症する可能性の高い食品だったんです。今回はそんな怖いくるみのアレルギーについてです。

くるみのアレルギーって?

美味しくて体に嬉しい栄養成分を豊富に含んだくるみは、料理やお菓子に幅広く使われています。また、ミックスナッツとしてもくるみは欠かせない存在で、お酒のおつまみとしても人気です。

くるみの持つ栄養は、生活習慣病の予防にも大きく貢献して、私たちの体を守ってくれます。血液をサラサラにする効果や悪玉コレステロールから心臓を守ってくれる抗酸化物質も多く含んでいます。

しかし、すべてにおいて万能に思えるくるみですが、実は数多くのアレルギー発症例が報告されているのです。しかも、そのアレルギーの症状は重症化しやすいのです。今回はそんな怖いくるみのアレルギーについて調べてみました。

くるみアレルギーの症状は?

多くの食物アレルギーで見られる症状がくるみアレルギーでも起こります。
肌の痒み、赤み、腫れ、胃腸の痛みや吐き気、下痢、蕁麻疹(じんましん)、頭痛やめまいなどです。

出典:http://allergy.kaizen-taisaku.info

同じくるみアレルギーの患者でも症状の大きさは人によって差があり、少量食べただけで具合を悪くする人や、たくさん食べたときのみ体が反応するという人もいます。

出典:http://allergy.kaizen-taisaku.info

くるみアレルギーも、他の食品のアレルギーと同様に症状が出ます。しかし、くるみアレルギーの一番怖いところは、アレルギー症状の中で最も重いアナフィラキシーショックを引き起こす可能性が大きいと言われているところです。命にかかわるアナフィラキシーショックはなんとしてでも防がなくてはいけません。

くるみによるアレルギーの症例は比較的多く、アナフィラキシーショックなどの重い症状を起こす可能性も高い食品です。
そのため、特定原材料として成分表示が奨励されている特定原材料のうちの20品目の中に数えられています。

出典:http://allergy.kaizen-taisaku.info

アナフィラキシーショックはアレルギー症状のなかで最も重く、場合によっては命に関わる危険があります。

出典:http://allergy.kaizen-taisaku.info

くるみアレルギーの検査方法

アレルギーの検査方法にはいくつかの種類があります。
採血を行い、調べた項目に対してアレルギー反応があるかどうかを調べたり、皮膚に成分を塗布して肌の赤みや腫れの状態から判断したりするほか、実際に食べてどの程度影響があるのかを調べる負荷テストなどがあります。
負荷テストでは発作やアナフィラキシーショックを起こす可能性もあるので、医師の指導のもと行われます。

出典:http://allergy.kaizen-taisaku.info

既になにかのアレルギーだったリして不安な場合は、医療機関で検査を受けることが重要です。しっかりとわかっていれば、アレルギーは怖くありません。

うっかりくるみを食べないために

くるみのアレルギーはとても怖いですね。もしも自分がくるみアレルギーだという事が分かったら、アレルギーを発症しないためにくるみを食べないように気を付けなければいけません。

ナッツのようにくるみがそのままの状態ならば避けることは容易ですが、料理方法で姿が変わっている場合もあります。いくつか見ていきましょう。

アレルギー対策!くるみパン

くるみ入りのパンです。こちらは見分けがつけやすいですね!

アレルギー対策!くるみクッキー

くるみ入りのクッキーです。ごろっとしたくるみが入っていれば分かりやすいですが、ペースト状になっていたりする場合もありますので、注意が必要です。

アレルギー対策!胡麻ドレッシング

ドレッシングです。特に胡麻風味のドレッシングにはくるみが使われていることもあります。分かりにくい時には原材料をしっかりと調べて間違って食べない努力が必要です。

アレルギー対策!タルト風ケーキ

タルトやクッキー生地のケーキにはナッツが使われていることがよくあります。自分で作る場合は安心ですが、お店で食べたり買ってくる場合はしっかりと店員の方に使われている中身を確認しましょう。

アレルギー対策!和菓子

くるみを使った和菓子は意外と多いものです。くるみもちは代表的な和菓子ですね!それ以外にも餡に練り込んであったり、生地に加えていたり様々です。

気を付けよう!くるみアレルギー

くるみのアレルギーについて調べてみましたが、いかがだったでしょうか?アレルギーは時に死に至る怖い症状です。しかし、自分の状態をよく分かった上で、アレルギー物質を避けて生活すれば何も怖くありません。むやみに恐れるのではなく、自分の状態を把握することが大切ですね。

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