長野に行ったら何を食べよう?おすすめの郷土料理はいかがですか!
2016/06/13
tomyat
鉄板で焼くステーキはとても美味しそうです。炭火で焼く肉もいいのですが鉄板も捨てがたいです。鉄板という舞台の上では様々な食材が人々を喜ばし、主役のステーキは最高のタイミングで舞台を盛り上げます。そんな舞台の裏を少しでも知ると鉄板焼きが奥深くなります。
ステーキは厚切りにした肉や魚を焼いた料理でファミリーレストランや高級店、ステーキハウスと低価格に親しみやすい物から高級牛を使った豪勢なコース料理とピンキリのあるの世界です。
店によって、異なりますが塩コショウのシンプルイズベストから肉の個性を引き出そうとするステーキソースとここもお店の個性と言えるでしょう。
ステーキには焼き方10種類と多いのですが、全部を覚えるのは大変なのでメジャーな4種類を紹介します。
・霜降り和牛といったサシ(脂肪が松葉のように入った状態)の入った高級肉にはレアがベスト
・肉は柔らかいままで肉汁をたっぷりとある、国産・輸入産ともに一番おいしく食べれるミディアムレア
・初見のお店では無難なミディアム。肉汁はミディアムレアより無くなるのがネック
・固めや食中毒が心配で火が通った状態ウェルダン
他にはレアよりも火を通さないローやブルーとあります。この焼き方は肉の鮮度がかなり良くないと大変危険です。ウェルダン以上のべエリーウェルダンと完全に火が通った焼き方と焼き方だけでは簡単に言えません。
屋台などで使われる鉄板は黒いですがそれは表面に酸化で出来た膜、黒皮という物があります。これでステーキ肉を焼くのはとてももったいないです。お店ではステーキ用に加工された鉄板を用いります。
ステーキ用は鉄板の黒皮を取り除き、研磨をかけます。顔がうっすらと映るぐらいにツルツルとキレイに仕上げます。鉄板としては高いほうです。
ステーキ用に徹底した物は材質に鋼を使っていて、鉄より硬く丈夫なので手入れが楽ですが、上磨き仕上げよりも費用は掛かります。
家庭にはステーキ用の立派な鉄板がないのが普通で、家庭ではステーキ皿で使い、完成したステーキにステーキソースをかける時の音は素晴らしい物があります。
ステーキ皿も鉄板と同じ金属なので管理を怠ると錆びてしまうので気を付けましょう。
主役となるステーキの前説もとても豪華にアワビと主役にもなれるほどの食材です。鉄板ではソテーや岩塩蒸しといった、アワビを生かす料理をするのですがアワビだけでも圧倒的です。
伊勢海老という主役級にもかかわらず、ステーキの前説的存在として扱うのでステーキへの期待は相当の物です。画像のように伊勢海老は縦半分に切り、身の方を鉄板で焼き、素早くうま味を閉じ込めます。
この時点で贅沢なのですが、まだ前説の状態で主役のステーキ肉へのハードルは大変に高いです。
いよいよメインのステーキの登場です。
生のステーキ肉の断面図はとても芸術的です。調理が開始して、肉が返すとこんがりと焼けて新たな顔を見せます。完成した時の焼けた部分と生の部分のギャップは鮮やかです。
ステーキが現れるまでの食材たちも鉄板の上で多彩に変化をし、お客様を喜ばせましたがステーキの存在感はやはり大きいです。
炭火焼では網目や縦線に焦げ目が入り、視覚で美味しさを演出しますが鉄板は全体的に同じ焼き色が付き、まるで化粧をしたようにも見えます。
熱くなった鉄板にステーキ肉が乗るとジュウ~という表面が焼けていく音はとても素晴らしく音色です。この音色が脳に刺激され、食欲を促します。
鉄板で焼くに肉は網とはまた違う音色で鉄板全体に同じ熱さが伝わるので、とても均一な音を出します。
鉄板の上で焼けるステーキにフランベをします。フランベというのはお酒の香りづけや肉の脂の臭み取る効果があります。
フランベをする際にはアルコールの高いお酒を使わなければ、火は上がらないので注意しましょう。火が上がるという演出と音にお客様に驚きを与えるエンターテインメント性があります。
聴覚や視覚を楽しんだ最後にメインに味覚です。完成したステーキを口に運んだ時、口の中に広がるのは完璧な形で調理されたステーキの肉や脂の味が舌を通して、脳へとダイレクトに刺激します。
高級なステーキだと量はわずかなので、その希少性がより味の質を上げているのだと思います。
ステーキを鉄板でする理由が少しでも伝わったでしょうか?鉄板ならではの力がステーキの素晴らしさを表現できると思います。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局