里芋の保存方法を覚えて美味しく食べたい！里芋の正しい保存方法

正しい保存方法を覚える前に、新鮮で美味しい里芋を見分けましょう。ふっくらと丸みがあり、表面に傷がない物を選びましょう。手に持った時にずっしりと重みを感じるものが良いものです。乾燥が苦手な野菜なので、泥付きの里いもなら、泥が乾いているものは避けましょう。泥が付いているとキレイに洗ってあるものより日持ちがしますし、品質も落ちにくいので泥付きの里芋を購入するのがおすすめです。里芋の皮が剥いてあるもの、皮が余っていたり、柔らかいものは避けましょう。皮が茶色くひび割れていたり、里芋の色が黒ずんでいるものは傷んでいる可能性が高いです。注意しましょう。

里芋は、温度や乾燥に弱い食材です。 保存する際は、注意が必要ですが、 常温で保存ができますし、 冷凍保存することで長期保存も可能です。どの保存方法も難しいことはありません。里芋の状態に合わせた保存方法で保存しましょう。

泥つきの里芋は、洗わずにそのまま、 新聞紙やキッチンペーパーで包んで保存します。夏場は風通しの良い冷暗所（常温）、 冬場は、10℃以上25℃以下になる日の当たらない 場所で保存します。 温度が低かったり高かったりすると、 低温障害や高温障害を起こして腐りやすくなります。冷蔵庫や暖かい部屋での保存はむきません。 傷があるものは、その部分から傷んできますので、 できるだけ早く使用するようにしましょう。通常、一カ月ぐらいは保存可能です。

泥を落とした里芋は新聞紙で包み、ビニール袋に入れて、野菜室で保存が適していますが、表面を適度に乾かしてから新聞紙やキッチンペーパーに 包んで、冷暗所で保存も可能です。ただし、この保存方法では１週間程しかもたないので早めに消費しましょう。

里芋は冷蔵庫での保存には適さない食べ物。生のままでは低温障害で傷んでしまいます。冷蔵保存する場合は下処理してから保存しましょう。皮をむき、硬めに下茹でした里芋を保存容器に入れて水を張って冷蔵庫で保存します。毎日水を変えると３日程なら保存が可能です。皮をむいただけの里芋も水につけて同じように保存はできますが、下茹でしたほうが安心です。この保存方法は短期間で使い切るようにしましょう。

冷蔵保存があまり適さない里芋は、冷凍保存が可能です。冷凍保存は長期保存が可能な保存方法。たくさん里芋があって食べきれないときにはおすすめの保存方法です。

傷みやすい里芋は皮をむいて、生のまま冷凍すると便利です。皮をむき、使いやすい大きさに切って、保存袋に入れて冷凍庫で保存します。１か月ほど保存が可能です。調理することを考えて、使いやすい大きさにするのがポイントです。

皮のまま茹でて、保存袋に入れて冷凍保存ができます。皮つきだと、旨味も逃げません。調理するときには、自然解凍すると皮は簡単にむけます。簡単で便利な保存方法です。

傷みやすい里芋の上手な保存方法がわかったら、美味しくいただきましょう。里芋のレシピは豊富。和食だけでなく、美味しい洋食にもアレンジできます上手な保存方法で保存した里芋で、いつもと違う料理に挑戦してみましょう。

里芋をベーコンときのこと一緒にガーリック炒めでいただきます。里芋はあらかじめ電子レンジで柔らかくしておきます。カリッと焼き色がつくまで炒めた里芋が風味よく美味しい一品です。下茹でしてから冷凍する保存方法で保存した里芋を使うと、さらに手軽に作れます。

じっくり炒めたねぎやたまねぎと蒸した里芋でポタージュのレシピです。難しい手順はありませんが、里芋のねっとりした美味しさが感じられるポタージュです。下処理してから冷凍の保存方法で保存した里芋ならもっと手軽に美味しく作れます。蒸さずに、解凍してそのまま調理しましょう。

電子レンジで柔らかくした里芋を皮に、こしあんを芯にして丸めてお団子にします。白ごまを全体にまぶしてから180度の油でうっすら揚げ色がつくまで揚げ、油をきったら完成です。白玉で作るお団子とは一味違う美味しさ。ごまも香ばしくて美味しいレシピです。

里芋は上手に保存すれば、美味しい状態を長く保つことも可能です。保存方法はどれも簡単。里芋の状態、保存後の調理に合わせた保存方法で保存しましょう。上手な保存方法を覚えたら、美味しい里芋料理にも挑戦して里芋を楽しみましょう。和食だけでなく、洋食にもスイーツなどレシピも豊富です。上手な保存方法を覚えて、もっと里芋を美味しくいただきましょう。