2015/12/23
satococo
作り過ぎてしまうメニューの代表、カレー。大きなお鍋でたっぷり作った方が美味しいこともあり、余分に作りがち。「ひと晩寝かせたカレーは美味しい」とも言われますが、翌日以降も残ってしまったカレーは冷凍保存しましょう。正しく冷凍して美味しさも保存しましょう。
大人も子供も大好きなカレー。いつもたくさん作り過ぎてしまう、という方は多いのではないでしょうか?翌日は、カツカレーにしてみたり、カレーうどんにしてみたり、ひと味変えてみても、やっぱり残ってしまいがち。
そんな時は、ぜひ冷凍保存しましょう。なぜ、冷凍保存がお薦めなのでしょうか。
カレーは、年中人気のメニューですが、特に暑い夏場に食べる機会が多くなりがちです。実は、カレーは、ウェルシュ菌などの細菌が繁殖しやすい料理なので、特に暑い季節に、カレーを作ったお鍋のまま保存することは、大変危険です。
カレーの常温保存期限は、1日と考えましょう。梅雨どきなどは、もう少し短いと考える方が安全です。
「カレーは常温保存では菌が繁殖しやすいため、季節に関係なく、冷蔵又は冷凍保存が良いです。ただ、冷蔵保存の目安は2~3日のため、3日以上保存したい場合は冷凍保存がベストです」
「カレーはどれぐらいの期間保存できるのか」とか「カレーの保存方法」とかを調べてみると、サイトによっても書いていることがマチマチでしたが、多数派の意見で信憑性の高そうな情報をまとめておきます。
カレーの保存、「常温」、「冷蔵」、「冷凍」についてまとめてあります。
「カレーを冷凍する」といっても、もちろん、お鍋のまま冷凍庫に入れるわけにはいけません。冷凍カレーを美味しく頂くためには、冷凍の仕方が大事です。
カレーに繁殖しがちなウェルシュ菌は、酸素がないところを好みます。そのため、カレーを作る際に気をつけることは、鍋の底からよくかき混ぜて、たくさんの空気を入れつことがポイントです。
かき混ぜながら、しっかりと煮立たせたカレーを、鍋ごと氷水を当てるなどしながら一気に冷却しましょう。冷却したら、空気が入らないように保存容器に入れ、冷凍します。
フリーザーバッグに入れて冷凍保存する場合は、カレーを袋に入れた後、しっかりと空気を抜いてからジッパーを止めましょう。
こういった冷凍保存による味の劣化を少しでも防止するには、カレーを容器に入れるとき、できるだけ空気に触れないように工夫し、温め直すときには再度スパイスを加えて香りづけを行うといいでしょう。
カレーの具材の代表ともいえる、じゃがいもは、冷凍には向きません。冷凍すると、組織が壊れてすかすかの状態になります。
じゃがいもの入ったカレーを冷凍する際は、じゃがいもを取り除くか、冷凍する前にすりつぶしてカレーに混ぜておきましょう。
冷凍カレーを小分けにして保存する方法です。
カレーは、冷凍保存すればより美味しくなる、とも聞きますが、いつまでも保存していては、当然ながら風味や味わいが劣化します。せっかく作ったカレーは美味しいうちに頂きましょう。
冷凍しておけば、菌の繁殖が防げて安心なので、衛生面では冷凍保存がお薦めですが、
冷凍していても、、食材が少しずつ酸化するので保存期間はひと月までを目安にしましょう。
冷凍カレーを電子レンジで解凍すると、ルウが分離してしまったりして美味しくなくなります。食べる前日に冷蔵庫に移し、ゆっくりと自然解凍すると良いでしょう。解凍したものを、お鍋で温めるか、電子レンジで温めます。
フリーザーバッグで冷凍した場合は、湯煎しましょう。この方法が、美味しさを損なわないため、お薦めです。
冷凍カレーは、そのままカレーライスも良いですが、たまにはアレンジを楽しみましょう。チーズカレードリア、カレーうどん、カレーコロッケなどが手軽にアレンジできてお薦めです。
少量のカレーでできる、揚げないカレーコロッケのレシピです。
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