2016/06/07
az2az
女優やモデルが美容のために甘酒を飲んでいるって聞いたことありませんか?甘酒の効能は素晴らしく、昔から「飲む点滴」といわれ、とても体に良いと聞いたことがある人も多いと思います。今回はそんな甘酒の効能について調べてみました!
甘酒ってどんな飲み物なのでしょうか?
甘酒(あまざけ、カンシュ、醴)は日本の伝統的な甘味飲料の一種で、見た目はどぶろくに似て混濁している。甘粥(あまがゆ)とも呼ばれる。
主に米こうじと米、あるいは酒粕を原料とする。酒という名がつくものの、アルコール含有はわずかで、市販されている商品はソフトドリンク(アルコール度数1%未満)に分類されるものが多い。
実はこの甘酒は大きく分けて2種類あります。
「酒粕」から作られる甘酒と「米麹」から作られる甘酒です。
・酒粕から作られる甘酒
酒粕から作られる甘酒の場合は、大量の砂糖を加えて味を調えます。
また酒粕から作られるので、アルコールが含まれていますから、子供やお酒が苦手な人にはむかない甘酒といえます。ですが、市販されている甘酒の多くは、この酒粕から作られているものが多いとも言われています。
・米麹から作られる甘酒
米麹から作られた甘酒は、甘さは砂糖で作られたものではなく、米本来が持っている甘さです。
酒粕から作られた甘酒は、酒粕をお湯で溶かして砂糖を入れたものですが、米麹から作られる甘酒は、発酵させて手間と時間をかけて作っています。もちろん、栄養面も違います。
甘酒の効能を十分に発揮するためには、米麹から作られる甘酒が良いようです。
甘酒は点滴と同じ栄養が含まれていることから、昔から「飲む点滴」と称されています。
含まれている栄養は、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖や、システイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸、そして大量のブドウ糖です。これがほぼ点滴と同じ栄養なのです。
甘酒は冬場の風邪対策に飲むイメージを持っている方も多いと思いますが、実は夏バテ予防やダイエット効果、腸内環境改善などの効能も分かっています。
甘酒の効能の一つに便秘解消があるなんて知らない方も多いのでは?
甘酒は米麹や酒粕を発酵させることによって作られる発酵食品です。甘酒を飲むことで大腸の中の善玉菌の活動や生成を活発にする効能があり、腸内の老廃物を掃除してくれます。それによって便秘の解消ができるというわけです。
また乳酸菌とは別に腸内の善玉菌のエサとなるオリゴ糖も含まれているため、腸内細菌を増やす効果があります。
甘酒は便秘にも効能があるなんてすごいですね。
次の甘酒の効能は「ダイエット効果」です。
先に説明しましたが、甘酒は酒粕と米麹から作るものがあり、ダイエットに適しているのは、砂糖が入っていない米麹から作られたものです。酒粕から作った甘酒ではその効能はありませんのでご注意を・・・
甘酒は飲むとほどよい満腹感を与えてくれます。
甘酒を飲むと満腹感を得られる効能を利用してダイエットができます。とても腹もちもよいので、ちょっと小腹がすいた時に甘酒を一杯飲むことをおすすめします。
これでダイエットに効能を発揮してくれます。
次の甘酒の効能は、女性なら誰もが気になる美肌!内側から効能を発揮してくれる飲み物や食べ物はとても気になります。どんな効能があるのでしょうか?
甘酒には肌に良いビタミンB1、B2、B6、コウジ酸、必須アミノ酸などが豊富に含まれています。
コウジ酸・・・メラニン生成の抑制効果・シミやくすみ予防
ビタミンB2・・・皮膚や粘膜の保護、細胞の活性化
ビタミンB6・・・肌の保湿効果
甘酒には肌に嬉しい成分がたくさん含まれているようです。毎日甘酒を飲んで美肌になりたいですね。
それにしても甘酒の効能ってすごい!
甘酒の効能を十分に発揮するために、甘酒の上手な飲み方を調べてみました。
正しい飲み方で甘酒の効能を十分に発揮させましょう!
・.いつ飲むのが良いか?
朝でも夜でも好きな時に飲んでいいのですが、甘酒の栄養分は体を動かしたり、頭を使うエネルギーになるため、朝の栄養補給に飲むと1日を元気に過ごすことができます。
・飲み方は?冷たいまま?温めて?
冷たいままでも温めても栄養分は変わらないので、お好みでいいですが、代謝アップや、体を温めたいのであれば、温めて飲んだ方がいいですね。ただ夏は冷やし甘酒といって、暑い日に冷たくして飲むのも栄養補給として十分な効能がありますのでオススメです。
これまでは甘酒の効能の話をしましたが、そんな甘酒を長期的に飲んでいくためには、いろいろなレシピで飲んだ方が飽きずにながく続けられそうですよね。
どんな甘酒のレシピがあるか調べてみました!
女優さんも愛飲している「甘酒+豆乳」
テレビである女優さんがこの飲み方を紹介してから、多くの女性が試しているのが豆乳と甘酒を割った飲み方です。
豆乳に含まれる大豆サポニンには抗酸化作用、大豆イソフラボンには女性ホルモンの「エストロゲン」に似た作用があります。
下記のダブル効果で、「美容ドリンク」とも言われています。
甘酒の美肌・美白効果
豆乳の抗酸化作用・女性ホルモン効果
基本的な飲み方は、甘酒と豆乳を1:1で混ぜるだけです。寒い季節はホットにして飲むと体が温まります。
寝る前にオススメ!ホットミルク代わり「甘酒+牛乳」
豆乳が苦手という人には、代わりに牛乳を混ぜるのがオススメです。よく寝る前にホットミルクを飲むという人がいますが、そこに甘酒をプラスするとさらに体が温まるので、安眠に繋がります。
牛乳にはカルシウムが含まれているので、骨粗しょう症になりやすい女性にはピッタリですね。その他、イライラを抑えてくれる効果もあります。そして甘酒には疲労回復効果もあるので、体をしっかりと休めることもできます。
便秘解消に効果的「甘酒+バナナ」
甘酒だけでも便秘解消に効果的なのですが、ここにさらに食物繊維をプラスすると効果はさらにアップします。
オススメなのは、バナナをプラスすることです。バナナは食物繊維も豊富ですが、カリウムなどむくみ予防の栄養素も含んでいます。
バナナ1本をフォークなどで潰す
甘酒コップ1杯(180~200ml)の中に潰したバナナを入れる
たったこれだけです。
飲むというより食べる感じなので、これだけで満腹になります。バナナと甘酒をミキサーにかけてドリンクにするのもいいですが、この時は飲みやすくするために牛乳か豆乳を少しプラスして濃度をみましょう。
腸内環境をよくしてくれる「甘酒+ヨーグルト」
甘酒には、善玉菌のエサとなるオリゴ糖が含まれています。ここに善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌をプラスすることで、1度に腸内に善玉菌とエサを入れることができます。それがヨーグルトです。
甘酒+豆乳のように、飲むヨーグルトの中に甘酒を入れてドリンクとして摂取する場合は、飲むヨーグルトと甘酒の割合を2:1にすると違和感なく飲めます。
食べるヨーグルトの場合、ヨーグルトの量にもよりますが、市販されているカップタイプのヨーグルトの場合は、ティースプーン3~5杯をヨーグルトに混ぜるだけです。
便秘の人はもちろん、腸内環境を良くしたい人やお腹の調子があまりよくない人などにもオススメです。
ポカポカと体を温めてくれる「甘酒+しょうが」
温めた甘酒だけでも体は温まるのですが、さらに体を温めたい冷え性の人にオススメなのが、甘酒にしょうがをプラスしたものです。
市販されている甘酒にも少量のしょうがは入っているものもありますが、ごく少量なのでポカポカ効果はあまり感じることができません。
しょうがは自分ですりおろしてもいいですし、チューブのものでも構いません。ただし、温まりたいからとしょうがを大量に入れると舌触りも悪くなり、飲んだ後に喉の奥が熱くなることがあるので、しょうがの量は考えて入れるようにしましょう。
こんなにたくさんのレシピがあるのなら、飽きずにその日の体調や季節によって甘酒を飲めそうですね。
甘酒の効能について調べてみました。
いかがでしたか?
甘酒にこんなにも多くの効能があるとは驚きましたね。
また、甘酒といっても、酒粕から作るものと米麹から作るものの2種類あることが分かりました。
この効能を十分に発揮するためには、米麹から作った甘酒を取り入れる方が良さそうですね。
甘酒の効能は、女性の美容に良いことだらけですね。
みなさんも甘酒の効能を信じて、飲んでみてはいかがでしょうか?
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