2016/03/31
ryune
枝豆はとても栄養価の高い食材です。定期的に食べることでその効果を期待できますので、ぜひとも定期的に食べて欲しい食材のひとつでもあります。ですが食べ過ぎると健康を害することもあります。ここでは枝豆の栄養と、食べ過ぎによる健康被害について紹介します。
枝豆は大豆ですので、豆と野菜の両方の栄養的特徴を持った栄養価が高い野菜と言えます。 タンパク質、ビタミンB1、カリウム、食物繊維、鉄分、養蚕などを豊富に含んでいます。また、大豆には少ないβ-カロチンやビタミンCを含んでいるのが特徴です。
枝豆に含まれる栄養素の効果として、疲労回復や夏バテ解消効果があります。また枝豆は、美肌の元コラーゲンの原料であるたんぱく質とビタミンC、美肌・若返りに効果的なオルニチン、抗酸化作用のあるβ-カロテン、ビタミンB2など美肌栄養素により、美肌効果も得られます。その他にも、余分な水分を排泄してくれるカリウム含有量が多く、不溶性食物繊維が多いことから便秘解消や腸内環境を整える効果も期待できます。また女性に嬉しい枝豆の効能としては、鉄分と葉酸を豊富に含んでいることから貧血の解消効果、大豆イソフラボンによるホルモンのバランスの乱れからくる不調の改善や骨粗鬆症予防効果があります。そんな栄養価も高い枝豆ですが、食べ過ぎるとどんな症状がでるのでしょうか。
枝豆を食べ過ぎたぐらいで痛風に?と驚かれるかもしれませんね。尿酸値を高め、痛風の原因とされているプリン体。実は枝豆にはこのプリン体が多く含まれていると言われています。そのため枝豆を食べ過ぎるとプリン体の過剰摂取により、痛風になる可能性が高まるとも言われています。
また、最近ではプリン体ゼロの缶ビールが販売されていますが、もちろんビールにもある程度のプリン体が含まれています。ピールと枝豆は相性が非常に良いため、枝豆を食べ過ぎ、ビールを飲み過ぎているとダブル効果でプリン体の過剰摂取となります。いくらビールと相性が良くても、枝豆の食べ過ぎには注意が必要ですね。
ビールには枝豆!と言うぐらい、飲み会の席では枝豆を食べる人は多いのではないでしょうか?そんなビールのお供とも言われる枝豆ですが、ビールが進むのと同じように枝豆もついつい食べ過ぎたりしていませんか?実は枝豆を食べ過ぎるとおなかを壊すこともあるそうです。枝豆を食べ過ぎたぐらいで腹痛や下痢になるなんて、本当なのでしょうか?
結論から言えばYes!枝豆を食べ過ぎるとおなかを壊すことがあります。その原因は、枝豆には食物繊維がたっぷり含まれていることにあるようです。枝豆を食べると便秘解消効果があると言うことは、食べ過ぎるとおなかがゆるくなるということです。そのため、食べ過ぎには注意が必要です。日頃からおなかが少しゆるめの人は、なおさら食べ過ぎには注意してくださいね。
枝豆はとてもヘルシーなイメージがしますよね。確かにそのイメージ通りカロリーはそこまで高くはないのですが、実は他の野菜類よりカロリーが高いのです。あまり知られてはいないことですが、枝豆というのは大豆が成熟する前に収穫されたもので、すなわち大豆の赤ちゃんということです。親の大豆が高カロリーなため、赤ちゃんの枝豆も少しカロリーが高めというわけです。では、実際に枝豆のカロリーはどのぐらいあるのでしょうか?
枝豆の可食部100gあたりのカロリーは135kcalです。このカロリーが高いのか低いのかと言われれば、確かに2ケタ台が多い野菜類の中では高めですね。そのため、枝豆は野菜だから大丈夫!と過信して食べ過ぎていては、かえって高カロリー摂取になることも!また、枝豆は手軽に食べられることから、ついつい食べ過ぎてしまいがちです。食べ過ぎには気を付けましょう。
枝豆をゆでるとき、ゆで塩を使いますよね。枝豆を美味しくゆでるには、1Lのお湯に対して40gの塩が理想的だと言われています。この塩加減でゆでると、美味しい枝豆ができると言います。また、この塩加減でゆでた場合には、塩分の摂り過ぎを心配するほどではありません。では、なぜ枝豆を食べ過ぎると塩分の摂りすぎになると言われるのでしょうか?
それには理由があるのです。よく居酒屋さんで出てくる枝豆には、ゆでた枝豆に再び塩がかけられています。この塩が、塩分の摂りすぎに絡んでくるのです。また、ビールを飲んでいる時には、味の濃いものが欲しくなるため、ついついおつまみも味の濃いものを頼みがちになります。枝豆にも振り塩があればなおさら美味しく感じてしまうのです。ビールに枝豆は定番のおつまみですし、枝豆が美味しければついつい食べ過ぎてしまうものです。でも、食べ過ぎてしまった翌日は、変に体がむくんでいたりしませんか?そのため、振り塩がされた枝豆を食べ過ぎるのは、あまりよくありませんね。
いかがでしたか?ヘルシーで健康的なイメージのある枝豆ですが、食べ過ぎは良くありません。栄養も豊富な枝豆は、食べ過ぎることなく、適量を定期的に摂取するのが望ましいのです。その他の健康食品にしても同じことが言えるのですが、どの食材、どのサプリメントにしても、食べ過ぎ、飲み過ぎはかえって健康被害を招きます。一つの食材にこだわって食べ過ぎるよりも、いろんな食材を楽しく美味しく食べたいものですね。
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