春が旬のいちご!需要が多い冬は第二の旬!いちごのおすすめレシピ
2016/01/12
mayumi719
筍ご飯が食卓にのぼると、春の訪れを感じますね。しかし、筍の旬は、種類や産地によって様々です。筍の種類と旬、また、あくの抜き方、保存方法を、まとめました。旬の筍を長く美味しく食べたい方は、必見です。いろいろな筍の味を堪能してみたくなりますよ。
筍は、竹の子とも表記され、その名のとおり、成長前の芽が出たばかりの竹、竹の子どもです。
地表に顔を出す頃は日に数センチ程度だったものが、10日目頃には数十センチから時には1メートルを超えるなど、ツル性を除く被子植物のうち最も成長が速いとされる。昼夜を問わず伸びるのがとても速いことから、一種の民間語源として、漢字の「筍」は10日間を意味する「旬」から来ている、などと言われることもある。
10日間の期間を意味する「旬」という文字に、竹かんむりをつけて、筍なんですね。知ってましたか?
また、日本語の意味では、「旬」という文字には、食材の食べごろという意味がありますね。筍って、最近では、春近くになるとスーパーに出始め、ずーっと売られているイメージがあるけど、筍の旬っていったいいつなのでしょうか?
筍の親?竹は、種類が数十種類もあるといわれています。
食用にできる筍も十種類以上あると言われていますが、一般的に出回っている筍は数種類です。
一般的に食べられている筍の種類は、孟宗竹(もうそうちく)、真竹(まだけ)、淡竹(はちく)、根曲がり竹(ねまがりたけ)等です。
一般的に、筍の旬は、4~5月といわれていますが、種類によって、筍の旬は違うのでしょうか?
〇孟宗竹の旬:3~5月ごろ
〇真竹の旬:5~6月下旬
〇淡竹の旬:5月
〇根曲がり竹の旬:6月
日本は、南から北へと細長い地形をしています。桜前線のように春の訪れも、南の九州地方から訪れ、四国・中国地方、近畿地方、関東地方、中部地方、東北地方と北上していきます。筍の旬も、それぞれの地域の温かさによって、旬を迎えます。一般的な筍の旬は、4月~5月とされていますが、流通機関や栽培方法の発達した現在は、筍の種類によって、早くて12月から9月ごろまで楽しめるようです。
旬は、3月~5月ごろ
孟宗竹は九州から東北までの地域でしたら、どの地域でも条件が揃えば比較的育ちやすいので、たけのこの中でも一番広く親しまれている種類です。
孟宗竹は大きく厚みがあり、ふっくらとした形で、甘みがあり柔らかいのが特徴です。えぐみも少ないので、お料理にも使いやすい種類なのです。
孟宗竹に比べ、細目の真竹の筍
旬は、5~6月下旬
関西、特に京都に多い種です。中国原産とされますが、日本に野生のものが自生していたとも言われています。皮は毛が無く、黒い斑点があり、民芸品や包装用に用いられます。肉質はやや硬めで、あくが強く、苦味もありますが、味は良いです。
旬は、5月
はちく竹は普通のたけのこと違い、「アク」や「えぐみ」がまったくないのが特徴です。
「はちくの勢い」と言う言葉があるように、成長が早い(1日に10cm前後)たけのこですので、そこから「はちく竹」と呼ばれています。
また、簡単に調理がしやすいのも「はちく竹」のよい所です。
旬は、6月
日本特産の笹で、東北、北海道などが主な産地です。地方により呼び名がさまざまです。根元で茎が湾曲して立ちあがるために根曲がり竹の名があります。太さは1~2cm、丈は5~15cmぐらいです。
根元はやや固いですが、中身は白くて独特の風味と歯ごたえが味わえます。市場に出回るものはほとんどがハウス栽培です。瓶詰めなどにもされます
筍は種類によって、苦みが違います。堀りたてのものは、あく抜きがひつようないとされていますし、真竹の筍のように苦みが強い筍もあるようです。ここでは、一般的な孟宗竹の筍のあく抜きの方法をのせました。
たけのこ 必用数
ぬか 1本につき一つかみ
※ぬかがない場合
生米+米研ぎ汁 1本につき米大さじ2杯程度
筍のあくをとるには、米ぬかで煮ますが、じっくり煮込みそのあと一晩そのまま置いておくことで、ゆっくりとあくは抜けていきます。皮は、むいてもむかなくてもOKです。鍋が小さかったり、筍の量が多かったりと、いろいろありますから。いろいろな場合に対応できるよう細かく書かれていますので、心強いレシピです。ぜひ、ご覧ください。
筍の下処理をして、あくがとれたら、あとは、炊き込みご飯、お吸い物、天ぷら、木の芽和えなど、お好きなメニューで料理してください。しかし、筍は、あまり日持ちがしません。湯がいた筍も、一週間程度なら食べられますが、水につけておいて、毎日水を変える必要があります。
最近では、筍の食べられる季節は長くなったといえども、お安く手に入る地竹の筍の旬は短いものです。そこで、旬の筍を長期間保存する方法をお教えします。
ゆでた筍と水を瓶に詰め、お鍋でグラグラと瓶を煮て、ふたをきっちり閉めれば出来上がり!なんと、常温で一年間保存ができます。
昔ながらの、塩漬けの方法だと、常温で1年間持ちます。食べるときは、塩をぬいて食べます。呼び塩を利用すれば、上手に塩抜きできますよ。
たけのこはそのままの状態では冷凍できません。
アク抜きしたたけのこを、薄くスライスするか、千切りにする、
もしくは、細かく切って水気をしっかりと取ったら
フリーザーバッグに入れて冷凍保存します。
使う時は、解凍せずに調理してください。
炒め物やタケノコご飯、汁物の具や煮物に向いています。
筍の種類と旬、処理方法と保存方法について、まとめましたが、お役に立てたでしょうか。筍といっても、種類が違えば、旬も味も違います。また、産地や竹林の状態によっても味わいが違います。筍のうんちくを知って、おいしく旬の筍をいただきましょう。
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