背脂ラーメンとは何か。ご当地ラーメンから背脂ラーメン代表店まで
2016/06/22
hanjuku_h
中国から中華麺が伝わって以来、日本では長年かけて様々な種類のラーメンが作られてきました。ラーメン好きは全国に多く、より美味しいラーメンを求めて全国行脚をする人も少なくありません。何百何千とあるラーメンの種類。改めて、基本となる種類を学んでみましょう!
日本のラーメンの種類の起源は、明治時代に横浜・神戸・長崎・函館などに誕生した中華街(南京町)で親しまれていた、中国の麺料理だといわれています。
明治43年、浅草に初めて日本人向けの中華料理店「来々軒」がオープン。「南京そば」「支那そば」と呼ばれる種類のラーメンが生まれ、大人気となりました。
ラーメンという料理が日本人に広く認識されたこの年のことを、ラーメン通の間では「ラーメン元年」というそうです。
ラーメンの麺には上記基本の4つの種類があります。
細麺・中細麺・中太麺・太麺の4種類です。
基本的に太い麺の種類ほどスープがよく絡み、濃い味の濃厚スープでも麺がスープ負けしないため、濃厚でとろみのある種類のスープほど太麺が適していると言われています。
麺とスープを別々にし、麺をつけて味わう「つけ麺」は、濃いめのスープを太麺につけて絡めて食べる種類が多いです。
ラーメンの起源となった中国のラーメンには、鶏ガラベースのスープの種類が多いそうです。
鶏ガラベースのスープは濃厚でありながら、豚骨出汁と比較すると後味が軽く、臭みが少ないのが特徴です。
豚の骨を何時間も強火で煮出して作る種類のスープ。
豚骨はコラーゲンを多く含むため、煮込むことでそれがスープに溶け出し、コクのある白濁したスープとなります。
ラーメン激戦区・福岡のラーメンは豚骨スープがほとんどです。
豚骨ベースのスープを使用したラーメンの種類は全国にあり、味付けや麺の種類も様々です。
ラーメンスープの出しの取り方としては全国的に珍しい、牛骨ベースの種類のスープもあります。
この種類のスープのラーメンが食べられる主な地域としては、鳥取県中部(倉吉市・東伯郡)や、山口県下松市・光市とその周辺地域があるそうです。
店舗によってスープの取り方に若干の違いはありますが、牛の脂独特の、甘みと香ばしさ溢れる味わいが牛骨スープの最大の特徴とされています。
かつおぶしや昆布、にぼしなど、海からとれる食材を使って出汁をとったスープのこと。
塩、醤油など多様な調味料と相性が良く、動物系ベースの種類のスープと比べると脂のコッテリ感が少なく食べやすい味に仕上がります。
豚肉を厚く切り出し、長時間焼き付け・煮込むなどして作られるチャーシュー。
自家製チャーシューを売りにしているラーメン店も多く、多様な味わいが楽しめます。
ネギ好きの人におススメ、「ネギラーメン」。
その名の通り、ネギが大量にトッピングされていてもはや麺が見えない!というレベルの種類も多々存在します。
シャキシャキネギをスープに絡めると...最高!です。
もやし、キャベツ、人参など、サッと茹で上げた野菜をラーメンの上にトッピング。
栄養たっぷり、野菜ラーメンです!
ヘルシーなところが女性客にも人気です。
店舗によっては、野菜を麺の上に山のように積み上げた特盛りの野菜ラーメンメニューを提供していたりします。
いかがでしたか?
ここで紹介したラーメンの種類はほんの基本的な部分で、実際にはこれらの麺・スープ・具材の組み合わせた無数の種類のラーメンがあります。
それぞれの地域・店舗によって奥深いこだわりがあるので、旅行などで各地域を訪れる際は、そこの土地に根付くラーメンの種類も知ってみると良いですね♪
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