じゃがいもを美味しく食べよう!正しいじゃがいもの長持ち保存方法!
2015/12/05
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じゃがいもは北海道産だけで種類が10種類以上あります。ここではふかし系から煮込み系、ポテチ用までその用途に注意しながら代表的な種類と、じゃがいもの素性を見てみます。今回は必ず聞いたことのある品種名ばかりだと思いますので再確認ということで。
原産地は南米のアンデス高地で、紀元前から食べられていたといわれています。日本へは1600年前後にオランダ船によって長崎に渡来しました。そのときの船の出港地が現在のジャカルタだったことからじゃがいもと呼ばれるようになったといわれています。
じゃがいもの種類は?
最初は観賞用でしたが、明治時代後期になると北海道で本格的に「男爵いも」として栽培されます。この導入が当時の実業家・川田龍吉男爵によるものなので、じゃがいもが男爵いもとも呼ばれる由縁です。
じゃがいもの種類は?
じゃがいもの品種はいっぱいあり、すべての網羅は不可能です。例えば北海道だけで10種類以上あり、品種改良を含めればもっとあるようです。
じゃがいもの種類はいかに?
男爵:じゃがいもの種類
明治時代に日本に導入され、国内でじゃがいもが普及するきっかけにもなった品種ということです。
ゴツゴツとした丸みのある形をしており、目はやや深く、果肉は白っぽくてデンプン質が多いということです。ホクホクとした食感はやや煮崩れしやすいので、煮物よりは粉ふきいもやマッシュポテト、コロッケなどに向いているということです。
メークイン:じゃがいもの種類
イギリス生まれで、大正時代に日本に導入されたということです。
イギリスの行事「五月祭」の「女王」にちなんで「May Queen」と名付けられたそうです。くぼみの少ない長卵形で皮がむきやすいのが特徴で、煮崩れしにくいので、カレーやシチュー、ポトフなどの煮物に使われてますね。
キタアカリ:じゃがいもの種類
男爵を品種改良したもので、男爵と同じ「ホクホク系」のじゃがいもなんです。
果肉は少し黄色がかっていて甘味があり、ホクホクとした粉質で、コロッケやポテトサラダなどに適しています。火の通りが早く煮崩れしやすいということです。
インカのめざめ:じゃがいもの種類
南米のアンデス地方で高級食材として親しまれているじゃがいもの種類を、日本で栽培出来るように改良したものです。
インカのめざめのショ糖含有量は、男爵いもの5倍近くあります(※北海道農業研究センター調べ)。でんぷん価も高いため、ほくほくとした食感もある上、煮くずれしにくいため、煮物などにも利用できるそうです。
デジマ:じゃがいもの種類
長崎の出島にちなんで命名されたということです。
春作では、食味が大変優れており、肉じゃがや煮物、味噌汁の具、フライドポテトに適しています。秋作はデンプン価が比較的高くポテトチップ、ポテトサラダ、粉ふきいもによく利用されているそうです。
ニシユタカ:じゃがいもの種類
「デジマ」を親に長崎で育成された種類だそうです。
春秋作の栽培が可能、暖地に適した種類で主に九州各地をはじめ関西より西の暖かい地域で栽培出荷されているそうです。肉質はやや粘質で煮崩れしにくく、カレーやシチューなどの煮込み料理に適しているそうです。
実際じゃがいもの種類を系統別に調べようともなかなかなく、利用法や色、形や生産地での分類が中心でした。北海道というイメージがありますが、長崎も結構頑張ってますね。
じゃがいもの種類はいっぱい。
確かにホクホクのじゃがバターからシチューなどの煮込み、イタめし関連ならニョッキとどれもおいしそうだし、ポテトチップスに適した種類もあるということです。品種改良はいろいろな用途や地域に合わせてもっと増えそうです。
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