2015/12/07
nadeshiko0103
味噌汁は白いご飯とともに日本の食卓には欠かせない料理です。夜に多めに作って残ってしまい、翌朝に食べることありませんか?その味噌汁、本当に食べて大丈夫?保存食である味噌から作る味噌汁の賞味期限はどれくらいなのでしょうか。賢く保存して美味しく味噌汁を食べましょう。
毎日の食卓に欠かせない一品といえば、日本人の味、味噌汁です。
なのですが、一人暮らしの方はもちろん、家族の方でも、毎日味噌汁を作って食べるのは大変ということで、近年は味噌汁を作って食べる人が減っているとか。
ある程度、まとめた量の味噌汁を作って、上手に保存できればいいのになんてことを考えている方も多いはずです。そこで、今回は味噌汁の上手は保存方法と賞味期限について調べてみました。
もっと簡単に上手に保存できれば、味噌汁離れを防げるかもしれません。
忙しい朝、前夜に味噌汁を作っておくことはありませんか?
でも、その味噌汁、食べても大丈夫なのでしょうか?
今回は、作って9時間保存した味噌汁の一般生菌数を調べてみました。
検査の結果、1月の気温(6.5℃)、5月の気温(16℃)、冷蔵庫で保存した味噌汁には、目立った菌の繁殖は見られませんでした。注意したいのは、8月の気温(28℃)。加熱処理品の安全に食べられる基準値(一般生菌数・・・10万以下/g)に照らし合わせてみると、9時間後には基準値を超える結果になりました。ここで気をつけて頂きたいのが、基準値を超えても味や匂いに異変は感じられないこと。酸味や匂いが気になり始めるのは、さらに数時間後、菌数が(1000万/g)を超えた頃です。食べられそうだと思って口にすると、実は腐敗が始まっていることも十分に考えられます。ただし、この結果は室内温度やその日の気温によって異なる可能性もあります。
あくまでも、味や匂いだけでは判断しないように注意しましょう。
それでは、味噌汁はどのように保存すれば、美味しく食べられるのでしょうか。
味噌汁の常温保存は、季節にもよると思いますが、基本してはいけません。
室内温度やその日の気温に左右されないので、おすすめできるのは冷蔵庫での保存です。
実は味噌汁はもともと、発酵食品である味噌を使用しているため、傷みやすい食品なのです。
冷蔵庫で保存する時は、味噌汁を常温、もしくは常温より少し高めの温度まで冷ましてから、冷蔵庫に入れるようにしましょう。
味噌汁の保存期間は、1~2日程度が目安です。味噌汁の状態や季節、中の具材などで保存期間は、変化します。作りたての味噌汁と比べると、当然、風味は落ちてしまいますが、冷蔵庫で保存すれば、安心して食べることができます。
味噌汁は冷凍保存もできますが、具によっては解凍したときに食感が落ちたり変わるものもあります。例えば、ジャガイモはぐずぐずになりますし、豆腐は、高野豆腐の様になります。
こんにゃくは肉っぽいようなスポンジのような感じになります。
その他はあまり気にする必要はないでしょうが、上記のように食感が変化するものもあることを前提に冷凍してください。
冷凍方法は味噌汁が冷めたら、タッパーに入れてしっかりと蓋をして冷凍保存します。フリーザーバッグに入れて冷凍することもできます。
解凍は、食べる前日、もしくは半日前に冷蔵庫に移して自然解凍します。その後電子レンジで加熱するか鍋に移して加熱してください。
冷凍保存の目安は2週間です。
翌朝にすぐ食べる場合や、特に匂い移りなどを気にしないのであれば、味噌汁が入った鍋のままやお椀にラップをして冷蔵庫へ入れてOKです。
より万全を期すなら、電子レンジにも使えるジップロックの角型コンテナーがおすすめですよ。
これなら多めに作って保存し、必要な時に電子レンジで温めて食べれるので便利です。冷凍保存の場合も便利です。
もう一つの方法としては、スープジャーなどで保存する方法があります。
スープジャーに入れる前に、味噌汁を加熱し、スープジャーもお湯を入れて予め温めて置き、
味噌汁を入れると良いでしょう。
味噌汁の保存方法で確実なのは冷蔵保存!
もともと発酵食品である味噌から作る味噌汁は菌が繁殖しやすので腐りやすいのです。
日本の家庭の味、味噌汁。
上手に保存して美味しく味わいましょう。
腐ったかどうか見ても分からないものだから、甘くみないで上手に保存しましょうね。
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