節約王「えのき」の賞味期限を知って、「えのき」を使いこなす！

物価にあまり左右されることが少ない、節約食材の代表選手でもある「えのき」。安いので多めに買って野菜室で忘れてしまうこともしばしば。それではせっかくの節約食材の「えのき」も賞味期限が切れてしまい、本末転倒ですね。しかし、「えのき」の賞味期限とは、何日くらいなのでしょうか？これまであまり注目されることのなかった、「えのき」の賞味期限や保存方法などを紹介します。

えのきは低温栽培されているので、基本的に暖かいところを嫌います。そのため、常温で放置しすぎるとすぐに傷んでしまいます。買って来たら、すぐに冷蔵庫の野菜室にいれてあげましょう。また水を嫌うので、洗って保存をしてしまうと、本来の賞味期限よりもさらに傷みやすくなってしまうので、水洗いは厳禁です！また、「えのき」は冷凍保存もできるので、すぐに使用しない場合は冷凍庫へ保存して、賞味期限を延ばしましょう♪

スーパーから買ってきて、ビニール袋のまま冷蔵庫で保存した場合、2～3日の賞味期限です。それ以内で使用しない場合は、袋から出して「えのき」を新聞紙にくるみ、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。
そうすると、ビニール袋のまま保存するよりも賞味期限が延び、１週間程美味しく頂くことができるんです。

「えのき」は洗わず、石づきを切り落とし、小分けにしながら、フリーザー用のビニール袋に入れて冷凍します。そのまま冷凍してもいいのですが、固まってしまうとその後使い勝手が悪いので、1時間程したら、一旦「えのき」を冷凍庫から出してもみほぐしてから、一度空気をよく抜いて再度冷凍すると、次回使いたい分だけ取り出しやすくなります。
冷凍保存した「えのき」の賞味期限は、およそ1か月程度です。

ダイエットに効果的とTVなどでも紹介されている「えのき氷」。これを作っておけば、ダイエットに効果的なだけでなく、健康にもいい上、賞味期限が短い「えのき」でも賞味期限を2か月程に延ばすことができるんです。いつもお安い「えのき」ですが、賞味期限が2か月もあるので、スーパーの特売日などでたくさん買って作り置きしてもいいですね♪

では、その「えのき氷」の効能ですが、摂取した油分の約50%の吸収をカットしたり、すでにある脂肪を燃焼する効果がある「キノコキトサン」という成分が他のキノコよりも多く含まれているそうです。その「えのき」を凍らせることによって、「キノコキトサン」が倍増するため、「えのき氷」にすることでよりダイエット効果を得られるというわけですね♪また乾燥肌にきく美肌効果や、生活習慣病にもよいとされているそうです。賞味期限が長いだけでなく、体にもいいとあっては、早速作ってみましょう♪

作り方はいたって簡単！ミキサーでペースト状にしたら、後は30分程度鍋で加熱するだけですね♪賞味期限が短い「えのき」もこれがあれば、無駄をなくすこともなくなるうえ、体にも良いなんて一石二鳥です♪

近年流行中の干し野菜。「えのき」も適しているのでしょうか？もちろんです！干ししいたけ同様「干しえのき」になれるんです。しかも、何と、ビタミンB1は生シイタケの1.5倍も含まれているんだそうです！また、干しえのきには不溶性食物繊維が非常に豊富に含まれ腸内環境を整えてくれる効果もあるんです。「干しえのき」にすることで、賞味期限は半年程度も可能とか！「食べるジョギング成分」といわれる「えのき」！今日から「えのき」を見つけて干して干して干しまくりましょう♪

石づきを取った「えのき」を小分けにして洗濯ネットなど風通しの良いものに入れて、日当たり良いとこで2,3日天日干しします。さらにフ7,8分ライパンで空煎りをして、完全に水分を飛ばしてから、湿気のないものに保存してください。キノコ類は水分が残ったまま保存すると賞味期限が延びるどころか、傷みやすくなるので、くれぐれも気を付けてください。

賞味期限が短いのであまり手を出さなかったという方も、「干しえのき」にしておけば、賞味期限は半年もあるので、忙しいときなど、便利に色々と使えそうなですね！干ししいたけよりも栄養素が高い上、戻し時間も短いので、乾燥したまま、汁物などにも、そのまま入れたりなど、これからは干ししいたけに並ぶ常備乾物になりそうです。

えのきを購入する際の見分け方のポイントです。もともと賞味期限が長くないため、できるだけ新鮮なものを選びたいですね。

■束がしっかりまとまっている。
■白く透明感がある
■傘が開いていない。（とれていない）
■袋の内側に水滴がついていない（古くなるとえのきから水分が出てくるため）

いかがでしたか？「えのき」は通常買ってきて2,3日で賞味期限が切れてしまいますが、保存方法によって、随分幅がありますね。忙しい時には新聞紙にくるむだけでも賞味期限は長くなるので、ちょっとしたひと手間で安く買った「えのき」を大切に頂きましょう！凍らせることや、乾燥させることによってまた栄養成分も上がり、賞味期限だけではなく、栄養効果や、ダイエット効果、また美肌効果も期待できるので、お財布にもやさしい、「えのき」と上手に付き合っていきましょう♪