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知って得するかも!?鶏肉の消費期限と上手な保存方法について

鶏肉は、子どもも大好き、大人も大好き、食卓のおかずやお酒のお供にもよく合う食材の一つですね!今回はそんな鶏肉の消費期限と保存方法について紹介します。ほんの少しの工夫で鶏肉の消費期限はこんなにも変わってくるの?主婦の方必見、知って得する情報をGETしましょう!

肉の消費期限はいろいろ

鶏肉の消費期限は、肉の中でも一番短い!

実は肉の消費期限は、肉の種類や肉の部位によって全く違ってきます。
中でも鶏肉は、牛肉や豚肉に比べて水分を多く含むため、肉の中でも日持ちがきかず、消費期限がとても短くなっています。鶏肉は傷みやすいデリケートなお肉と言えますね。

牛肉 > 豚肉 > 鶏肉
※左から順に消費期限が長いです。

肉の部位によっても消費期限は違う!

肉の種類に関わらず、肉の部位によっても消費期限は違ってきます。

ブロック肉 > スライス肉・切り身 > ひき肉
※左から順に消費期限が長いです。

このように肉の部位によって消費期限が違ってくる理由には、肉は酸化が進むことによって品質がより劣化してしまう、という性質にあります。
肉を加工する際に、肉が酸素に触れることによって酸化が進み、鮮度が落ちてしまうのです。
そのため、より細かく加工し、より多く酸素に触れているひき肉のほうが、ブロック肉よりも消費期限が短くなるというわけです。

鶏肉の消費期限はどれくらい?

肉の種類や部位によっても消費期限が異なることが分かったところで、では鶏肉の消費期限はどのくらいなのでしょうか。

以下のとおりまとめてみました。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・鶏肉の消費期限 冷蔵保存:当日~3日
         ※ひき肉は当日まで、それ以外は2日以内、下味をつけると3日以内
         冷凍保存:1週間~4週間程度
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・豚肉の消費期限 冷蔵保存:2日~3日
         冷凍保存:2週間~4週間程度
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・牛肉の消費期限 冷蔵保存:3日~5日
         冷凍保存:2週間~4週間程度
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

冷蔵保存か冷凍保存かによっても、消費期限が大きく変わってくることが分かりますね。
特に冷蔵での保存については、消費期限がとても短くなっています。
冷凍保存についても新鮮な状態で冷凍した場合の消費期限なので、上記の期限は、多少前後する場合があります。

ではより鮮度を保った状態で鶏肉を保存するにはどのような方法があるのでしょうか。

鶏肉の冷蔵保存時のポイント

スーパーで買ってきた鶏肉を、買ったときのトレーに入れたまま保存していませんか?
ほんの少しの工夫で、鮮度や消費期限は変わってくるのです。

余計な水分は取ること!

鶏肉は水分を多く含むということもあり、保存する前にトレーから取り出し、しっかりと鶏肉の表面の水分を取るようにしましょう。クッキングペーパーを使用すると良いでしょう。

酸化を防ぐために・・・!

肉は空気に触れることで酸化が進み鮮度が落ちてしまいます。
酸化を防ぐために、水分を取った鶏肉はラップでしっかりと包みましょう。さらにジップロックなどの袋に入れて、空気を抜いて保存するようにします。

また小分けにしてラップに包んで保存すれば、料理の際に使用する量だけ取り出せるだけでなく、鮮度を保つためにもより効果的であると言えます。

下味をつけて保存してみよう!

お肉にお酒などの調味料で下味をつけて保存すると良いでしょう。
肉の保湿効果があるので、劣化が早い鶏肉にとっては消費期限が多少ですが長くなり、鮮度を保ちやすくなります。鶏肉、さらにひき肉の場合は、下味をつけての保存が適しています。

冷蔵庫のチルド室で保存しよう!

最近の冷蔵庫は、充実した便利な機能が多く付いているものが多いですよね。
チルド室は、冷蔵室の中でも温度が低めに設定されているので、チルド室がある冷蔵庫の場合は、鶏肉をチルド室内に保存するようにしましょう。

鶏肉の冷凍保存時のポイント

冷凍保存は、冷蔵保存に比べて格段に消費期限が長くなりますが、冷凍保存にもいくつかポイントがあります。

鶏肉の水分を取り、ラップに包もう!

これは冷蔵保存の場合と同じですね。
鶏肉の水分はしっかり拭き取り、酸化を防ぐためにラップで包んで空気抜きをしたジップロックなどに入れるようにしましょう。

鶏肉に下味をつけよう!調理後の冷凍も効果的!

冷蔵保存の場合と同じように、鶏肉に下味をつけた状態で冷凍することで消費期限は長くなり、鮮度を保つのには効果的であると言えます。

また、鶏肉に下味をつけるだけでなく調理した状態で冷凍保存することで、生肉で冷凍する場合に比べても消費期限は長くなり、さらなる効果が期待できます。肉は加熱することで、ほとんどの菌やカビ類を死滅させることができるためです。

新鮮なうちに冷凍しよう!

冷凍保存時のポイントをいくつか挙げましたが、いくら冷凍保存の消費期限が長いからと言っても、新鮮なうちに冷凍しなければ意味がありません。
しばらく冷蔵保存した後に冷凍保存しても消費期限は半減してしまうので、新鮮なうちに冷凍保存するようにしましょう。
特に夏場の鶏肉の劣化はとても早いため、購入後に帰宅するまでの間も保冷剤を入れた状態で鮮度を保ち、帰宅後はすぐに保存する必要があります。

瞬間冷凍しよう!

最近の冷蔵庫には、瞬間冷凍機能が付いていることをご存知でしょうか。
肉の場合は、瞬間冷凍することで肉汁や旨みが冷凍前と変わらず維持できるというものなので、ぜひこの機能を利用して鶏肉を保存するようにしましょう。

最後に

鶏肉の消費期限と保存方法について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ほんの少しの工夫で、鶏肉の鮮度や消費期限が変わってくることがお分かりいただけたと思います。ぜひ試してみてください。

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