2015/12/07
nadeshiko0103
美味しいだけでなく、栄養価も高い枝豆は旬が短い食材です。今は塩ゆでの冷凍枝豆が一年中手に入りますが、旬の枝豆の美味しさには敵いません。生のままの保存では風味がどんどん落ちていきます。上手に保存して旬の枝豆のおいしさを長く楽しみたいですね。保存方法ご紹介します。
枝豆の美味しい時期は暑い7~8月。枝付きの状態で売られているものがおすすめです。枝付きの場合は葉が新鮮で、枝も枯れていない物を選びましょう。異臭がしたり、ぬめりがあったり、カビが生えているものは傷んでいるので食べられません。枝から外されている枝豆ならば、さやが鮮やかな緑色で、産毛が濃く、実がふっくらとしていて、大きさがそろっているものを選びましょう。
枝豆は収穫後、どんどん甘さと栄養が減っていきます。枝豆本来の甘さを楽しむためには、旬の時期に収穫し、時間をおかずに茹でて食べるのが一番です。常温での保存はおすすめできないので、新鮮なうちに上手に茹でて、保存し、美味しいうちにいただきましょう。
美味しい枝豆の茹で方
材料
枝豆 200~300g
塩 40g
水 1リットル
枝豆は常温保存に向かないので、購入後はなるべく早く茹でましょう。茹で方によって色も味も変わってきますから、手間を惜しまずに美味しく茹でましょう。枝豆のさやの両端を切り落とすことで、実の中にまで塩が入って美味しく茹で上がります。1リットルの水に塩が40g、4%の塩分濃度がポイントです。
枝豆は美味しい状態のまま保存するのが難しい食品です。旬の時期が短く、収穫後にどんどん美味しさが失われていく枝豆は、新鮮なうちに茹でて美味しくいただくのが一番ですが、できれば上手に保存して、美味しい枝豆を長く味わいたいですね。冷蔵庫、冷凍庫での保存方法をご紹介します。
手に入れてすぐに茹でてしまうほうがおいしさを保てますが、生のままで保存する場合は、乾燥しないように、濡らした新聞紙に包んで、ビニール袋に入れて、野菜室で立てて保存しましょう。3日ほどは保存できます。
美味しく茹でた枝豆は、うちわや扇風機で冷ましてから、保存袋や容器に入れて冷蔵庫で保存します。素早く冷ますのがおいしさを保つポイントです。冷水につけると塩気が抜けてしまうので注意してください。冷蔵庫で3日がおいしく保存できる限度です。
沢山の枝豆を長期保存するときは冷凍保存がおすすめです。美味しく茹でた枝豆を保存袋に入れて冷凍し、食べる時は簡単に、自然解凍で美味しくいただけます。さらにおいしくいただくには固ゆでにした枝豆を冷凍保存する方法をおすすめします。食べるときには冷凍のまま、さっと1~2分茹でます。茹ですぎに注意が必要ですが、美味しくいただけます。さやから外して、豆の状態にして冷凍もおすすめします。豆の状態で冷凍すると、サラダや豆ご飯、あんかけの彩りなど、アレンジ料理に使いやすいです。
枝豆のピクルス
枝豆 150〜200g
■ ●ピクルス液●
●米酢(マイルドなタイプ) 200ml
●水 100ml
●砂糖 小1〜適量
●塩 小1
■ その他お好みで
輪切り唐辛子・粒胡椒・ローリエ・クローブ・ディルなど 各適量
食べきれない枝豆は酢漬けにすることで、美味しく保存ができます。茹でた枝豆をさやから外し、調味液につけるだけ。冷蔵庫で一週間ほど保存ができます。おつまみや箸休めに。茹でた枝豆と一味違ったおいしさが味わえます。
日持ちのするずんだ餡
材 料(3人分)
枝豆正味(冷凍でも可)150グラム
砂糖(正味枝豆の30%)45グラム
塩 一つまみ
枝豆をつぶして、砂糖を加え、ずんだ餡を作って保存します。少し手間をかけることで日持ちするレシピになっていますが、やはり冷蔵庫でも長期保存には向きません。すぐに食べないときには、冷凍保存がおすすめです。お餅や白玉、アイスクリームに添えていただきます。枝豆をずんだ餡の状態で保存してスイーツを楽しみましょう。
旬の美味しい枝豆を保存するポイントは、美味しい枝豆を選び、美味しく茹でることです。美味しい状態を保存するために一番大切なことです。状態のいい枝豆を選び、美味しく茹でることができたら、丁寧に保存のための作業をしましょう。簡単だからこそ、雑に扱うと風味が損なわれます。上手に保存して、枝豆を長期間、美味しくいただきましょう。
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