2015/12/07
nadeshiko0103
2015/12/17 更新
たけのこの保存方法を知っていますか?大きなたけのこが手に入ったら、美味しいうちに食べきるのは大変です。正しい保存方法が分かれば、たけのこのおいしさをそのまま長期間保存できます。たけのこが何個集まってきても大丈夫。正しいたけのこの保存方法教えます。
たけのこは生のままでは保存できません。鮮度が落ちるとかたくなり、苦みも出てきます。たけのこが手に入ったら、皮付きのままとにかく茹でる。たけのこの保存は茹でることから始まります。茹でたたけのこの保存方法はいくつかありますが、それぞれで保存期間が違います。保存方法を使い分けて、旬のたけのこのおいしさを長期間楽しみましょう。
たけのこは掘りあげたら時間とともに味が落ち、えぐみがどんどん増します。たけのこを美味しく食べるにはアク抜きが必要です。手に入れたたけのこはできるだけ早く茹でましょう。
たけのこのあく抜き ゆで方
•たけのこと米ぬか … 2~3本に対して、ぬか1カップほど
※ゆでる水に対して1割弱くらいあればOK
•唐辛子 … 1~2本
たけのこのアクが抜けやすくするために、先端を斜めに切り落とし、縦にも切れ目を入れてから茹でましょう。しっかりアクを抜くために、大きな鍋で2時間ほどグツグツ茹でます。途中、足し水をして、たけのこが水から顔を出さないように茹でます。柔らかく茹で上がったら、茹で汁につかったまま冷まします。
茹でて、下処理したたけのこは、保存したい期間によって保存方法が違います。2~3日から1年まで、保存方法をご紹介します。
茹でたたけのこは容器に入れ水をはって冷蔵庫で保存します。毎日水を変えると1週間ほど保存できます。美味しいうちに早めに使い切るようにしましょう。
濃い塩水(500ccの水に対して、小さじ3~5)につけて冷蔵庫で保存すると1ヵ月程度保存できます。塩水につけたたけのこを使う時にはそのままでは塩辛いので、呼び塩をして、塩抜きしてから使います。早めに使い切りましょう。
茹でたたけのこは冷凍保存ができます。小さく切り、水気をしっかりととってから、フリーザーバッグに入れて冷凍します。使う時は解凍せずにそのまま調理します。たけのこは薄くスライスし、砂糖をまぶしてから冷凍するとすが入りにくく、調理の際にも便利です。
茹でたたけのこは塩漬けにすると1年間保存ができます。たけのこに塩を振り、容器に入れてさらに上から塩を足して1日置きます。水が出てきたら水は捨て、追加用の塩を表面に掛け、密閉して保存します。菌を増殖させないように清潔な手で、塩もたっぷりと使いましょう。たけのこ100gに対して塩は25g(追加の塩は別)ほど使います。食べる時は塩抜きが必要です。常温で保存します。
煮沸して消毒した瓶に茹でたたけのこを詰めて、水を口いっぱいまで入れ、軽く蓋をします。鍋に入れ、瓶の肩までのお湯に入れて火にかけ1時間ほど煮てから蓋をぎゅっと閉めます。冷めるまで逆さまにしておけば瓶詰の完成です。常温で1年保存ができます。雑菌が繁殖しないように清潔な道具で作りましょう。
茹でたたけのこをスライスし、天日でしっかり乾燥させます。密閉容器に入れて冷暗所で長期保存ができます。食べる時は水で戻して調理します。戻したたけのこは、きんぴらや煮物に使うとコリコリとした食感がおいしいです。茹でたたけのこを干すだけで、保存が楽な干したけのこが出来上がります。おすすめの方法です。
たけのこは手早く下処理して、アクをしっかり抜きましょう。アクがしっかり抜けて美味しく茹ったたけのこを上手に保存ができたら、旬のたけのこの美味しさを長く楽しめます。保存方法を組み合わせたら、1年もの間、美味しいたけのこ料理が楽しめますね。
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