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夏野菜であるなすをおいしく保存して・おいしく食べきろう!

なすは、寒いところが苦手で冷やしすぎると低温障害を 起こしてしまいますので、保存の際は冷やしすぎには注意しましょ う! ここでは、痛みやすいなすを出来る限りおいしく食べきれる様に保存する方法とおいしいなすの選び方をご紹介致します。 

なすのおすすめ保存方法

夏野菜のなすは、保存しにくい野菜のひとつといわれています。その理由は水分が多いから!
保存に適している温度は、10~12℃がベストです。1本ずつ新聞紙に包んで、 風通しの良い冷暗所にて保存します。この場合の保存期間は2~3日程度です。
もう少しなすの保存を長くしたいのであれば 冷蔵庫の野菜室での保存が好ましいです。

冷蔵庫での保存では、なすの水分が飛ばないように1本ずつ新聞紙で包んだ後、袋に入れて野菜室で保存して下さい。この場合の保存期間は1週間程度になります。

常温・野菜室、どちらの保存方法でも、なす丸ごとそのままの状態で保存する事! 
というのも、切ったなすはすぐに酸化し黒くなってしまいます。 そうなると味も鮮度もぐっと落ちてしまうので、切ってしまった後のなすは保存にはむきません。

切ってしまったなすが余ってしまった場合は、出来るだけすぐに他の料理に使ってしまうか、もしくは冷凍保存にしましょう。

なすの長期保存方法

薄切りにしたなすを、たっぷりの水に10分程度浸してあく抜き をします。
キッチンペーパーなどでしっかりと水を抜き取った後、 ジップロックなどになす料理に使う一回分ずつ小分けに入れ、空気をしっかり抜いてから冷凍庫へ。 

なす料理に使う際は、解凍せずに、冷凍庫から出してすぐ炒めたり煮たりして調理してくださ い。なすは元々水分が多いので、冷凍した後に、解凍してしまうと、べチャッとしたなすで料理する事になってしまいます。

冷凍保存は約1ヵ月程度もちます。

もっともっと、長期保存する必要がある?

なすは、干す事によって冷凍よりも長期保存できるようになります。そして、干しなすにする事によって、栄養と旨味が凝縮され非常に美味しくもなります。

干しなす保存をするためには、数日にかけて作る必要があります。

まず、なすを縦半分又は3~4等分に切る。もしくは、2cm幅の斜め切りにした後に、なす同士が重ならない様に、ザルやネットなどに並べて、天日干しします。

干す前に塩を軽く振って混ぜると水分が早く蒸発します。
また、切ったあとに薄いレモン水や薄い酢水にくぐらせから干し始めると、色が変わってしまうのを防げますよ!

そのまま、3日程度干して水分を完全に抜いた干しなすは、なんと1年も長期保存が可能になります。完全に干しきれない半干し程度でも、生のなすよりは長期保存が可能になります。 その場合は約2か月程保存可能です。

干しなすになった場合の保存場所は冷蔵庫じゃ無くて常温保存でも大丈夫です。

料理に使う時は、一度水でもどしてから、煮物やお浸しにお使いください。

なす、期限切れの目安

1.皮を触ってみて軟らかくなっている
2.中の身が黒ずんでいるもの。
3.皮の一部または全体が茶色くなっている
4.切ったら黒い斑点がある
5.カビが生えている

カビが生えてしまったなすは論外ですが、他にも上の様な現象が見れた場合は、保存期限が切れて腐りだしている、あるいは美味しくなく なっていますので、 食べない方が良いですね。

皮がシワシワし始めたなすは、まだ一応大丈夫ですが早めに食べましょう。

新鮮ななすの選び方

1.濃い黒紫色でツヤがある
2.触るとしっかりとしたハリと弾力があるもの
3.ヘタの切り口がみずみずしく、ピンと張っているも の
4.ヘタから出ているとげが痛いくらいのもの
5.ヘタの大きさよりも実が大きく、 皮に傷がないもの 

まずチェックすべき場所はヘタの部分です。ヘタが新鮮なものほど 鮮度の高いなすです! ヘタより実が小さいものは、成長しきれていないため避け ましょう。

いかがでしたか?
ナスは保存の仕方次第で大幅に賞味期限がかわります。 多量にある場合は、うまく保存して長期にわたって 美味しくいただきたいですね。

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