2016/01/23
comodojin
みなさんは黒米を知っていますか?黒米、またの名を古代米といい、白米よりも栄養価が高い食材です。炊き方など調理が一見難しそうに見えますが、少しやり方を変えるだけでおいしく炊くことができます。ここではおいしい黒米の炊き方をお伝えいたします。
見た目が黒いだけに手が出しにくいですが、実は黒米は、私たちの祖先が栽培していた古代の稲からとれたお米なのです。
古代米という名前の意味もうなずけますよね!炊き方が難しい?そんなことはありません!
実は炊き方はいたって簡単なんです!
黒米にはビタミンB1、B2とナイアシンが入っています。
この栄養には脂肪燃焼効果があるためダイエットに最適です。
また、アントシアニンには美容効果があり肌のターンオーバーを助ける為の新陳代謝を助けてくれます。その他、ビタミンや鉄分、亜鉛なども黒髪を作る栄養が入っている美容食材なのです!
この栄養価すべて普通の炊き方でも摂取できます。
まずは、基本となる黒米の炊き方です。
[ 材料 ]
白米・・・1合
黒米・・・大さじ1程度
水・・・1合と少し多め
1. 白米は研いでおき、黒米は大さじ1を軽くすすいでおきます。
2. 白米と黒米を一緒に混ぜ合わせ、水を1合より少し多めに入れて炊飯器へ。
3. 普段通りの炊き方で炊飯へ。
※今回は1人分の目安での炊き方としましたが、量はお好みに合わせて増やしてください。
白米と混ぜても、炊き方を変える必要もありません。
メニューもそこまで変わりませんし、冷凍もお弁当として持って行くこともできます。
今回はそんな黒米を使ったレシピを大公開します。
[ 材料 ]
「基本の炊き方」で炊いた黒米・・白米3合+黒米大さじ3杯分
★お酢・・・大さじ3杯
★砂糖・・・大さじ2杯
★酒の煮切り・・・大さじ2杯
★塩・・・ひとつまみ
稲荷の皮・・・適量
1. 「基本の炊き方」で炊いたご飯に★の調味料を合わせて、切るように混ぜ合わせます。
2. 小分けした酢飯を袋(稲荷の皮)に入れ、半分ぐらいまで酢飯をいれたら口を折ってお皿に盛ります。
3. 中身を見えるように酢飯を入れる前に口を3分の1まで中に織り込み、酢飯を入れてお皿に盛りつけます。
黒米の紫色が映えて美味しそうに見えますが、簡単にできます。
ご飯の炊き方も変わらないのでお手軽ですし、お弁当にしても彩華やかです。
[ 材料 ]
黒米・・・1合
米麹・・・200グラム
1. 黒米をお粥モードの炊き方で炊きます。
2. お粥を65℃くらいまで冷まし、米麹とよく混ぜ合わせます。
3. 炊飯器の蓋を開けたまま保温状態にしておき、8時間~12時間まで待って完成です。
3をミキサーにかければ舌触りが、より滑らかになります。
この炊き方は、元気がない時や食欲がない時にお奨めの炊き方です。
[ 材料 ] 2人前
黒米・・・1合半(水に数時間浸しておいたもの)
砂糖・・・50グラム
水・・・黒米の3倍の量
塩・・・ひとつまみ
ココナッツミルク・・・適量
1. 黒米の水気をきり、水とともに火にかけます。
2. 時々かき混ぜながら柔らかくなるまで煮込んでいきます。
3. 柔らかくなったら砂糖と塩を入れてして器に盛り、ココナッツミルクをかけて完成です。
黒米を混ぜた白米の炊き方を、少しおいしくするコツ。
基本の炊き方をおさえたあなた、もうひと工夫で黒米はもっとおいしくなります。
それは洗い方。白米と黒米は必ず別々に分けて洗った方がいいのです。
あとは、お釜のスイッチポン!だけで、今までの炊き方でOK。
それでは分けて洗った方が良い理由を見てみましょう!
黒米と白米では、実は黒米のほうが硬いので、一緒に洗うと白米のほうが水分を吸収してしまいます。
実はそのままの炊き方だと、白米が少し柔らかく、黒米が硬くなってしまうのです。
そこで、黒米を先に洗い、水につけておきます。炊く直前で一緒にする炊き方にすることで、食感が良くなります。
最初から白米と一緒に洗う炊き方をしてしまうと、色素が白米に移ってしまうのです。
さらに水に溶け出してしまうので炊き上がりのときにせっかくの黒米の色が薄くなってしまいます。
そこで、黒米は白米よりも硬いので、水を吸わせる時間を長くします。
普通の炊き方でも大丈夫なのですが、このひと工夫した炊き方だと、見た目にもきれいに炊き上がります。
いかがでしたか?
黒米の炊き方はポイントさえ押さえれば、難しくて手が出せない食材ではないのです。
炊き方をおさえて、健康に近づける黒米ライフを送ってみてはいかがでしょう?
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局