2015/12/07
nadeshiko0103
和洋様々な料理に重宝するじゃがいもですが、家庭菜園でたくさん収穫したり、セールでたくさん買ったりすると、その保存期間がどれくらいか気になりますよね。今回はそんなじゃがいもの保存期間や、保存のポイントをご紹介していきたいと思います。
ジャガイモの芽(芽とその芽の根元)や、光に当たって緑色になった部分には、天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれているので、これらの部分を十分取り除くことが大切です。
また、家庭菜園などで作られた未熟で小さいジャガイモは、全体にソラニンやチャコニンを多く含んでいることもあるので、注意が必要です。
じゃがいもの芽のソラニンやチャコニンは、吐き気や下痢、おう吐、腹痛、頭痛、めまいなどの中毒症状を引き起こすことがあることで有名ですよね。
芽が出ると調理の際に取り除くことになりますが、それは結構面倒な作業。では、じゃがいもの芽を出さないようにする保存方法はどんなものがあるのでしょうか。
芽が出てしまったじゃがいも。こうなると処理するのも一苦労なうえ、見た目もよくないですよね。
なるべくこうならないようにじゃがいもを保存したいのですが・・・。
じゃがいもは、冷蔵庫には入れず、風通しのよい冷暗所で保存しましょう。ただし、日に当てると芽に含まれる毒素・ソラニンが生成されるので要注意。りんごと一緒にポリ袋に入れておくと、りんごから出る成分が芽の成長を抑え、芽が出にくくなるという効果があります。
冷蔵庫の中は乾燥しているので、じゃがいもの水分が抜けてしまい保存には向かないようです。
どうしても冷蔵庫で保存する場合は、じゃがいもを新聞紙でくるんでビニール袋に入れるといいです。
また、生のじゃがいもは解凍するとスカスカになるので、冷凍保存は避けたほうがいいでしょう。
じゃがいもを保存するときは、日光を避けて保存するために暗い場所に置くことに加えて「新聞紙でくるむ」ことも効果的です。
このようにじゃがいもを何個かまとめて新聞紙にくるんだり。新聞紙は湿らせないことが大切なのでこまめにチェックしましょう。
なんだか外国の農場のような雰囲気に。麻袋に入っていると心なしかじゃがいもがよりおいしそうに見えます。
新聞紙にくるんだじゃがいもは段ボールに収納して保存したりします。
その他にも、通気性のいい麻袋やかごに入れて保存するのも、機能的で見た目も可愛くじゃがいもを保存できるのでおすすめです。
つまりじゃがいもを長期保存するポイントは、
「日光が当たらないこと」と「湿気が少ないこと」なんですね。
かごがあるだけで、野菜の保存が段ボールよりもぐっとおしゃれに。他の野菜にも使えそうなテクニックですね。
じゃがいもは常温(7℃~15℃)で保存すると、三か月は芽を出させずに保存できるそうです。また、冷蔵(3~5℃)では3,4日は食味を保って保存できます。しかし、冷蔵すると火を通したときにじゃがいものあのホクホク感が少なくなってしまうそうなので、やはり冷蔵庫には入れないほうがいいと思われます。
生のじゃがいもを冷凍するのはおすすめしませんが、たくさん茹でたじゃがいもをマッシュして小分けに保存しておくのは、あとからコロッケやサラダなどに使える時短テクニックの一つ。
そのときじゃがいもはなるべく細かくマッシュすること。保存期間は2~3週間にしましょう。
じゃがいもの皮を剥き当分に切り、じゃがいもにかぶるくらいの水に塩をいれて茹でます。柔らかくなったら水分をとばし、粉をふいたじゃがいもをつぶして冷凍庫へ。
じゃがいもを長期保存するには、「日光の当たらない冷暗な場所」で「湿気をさけて」保存することがポイントだということがわかりましたね。じゃがいもの芽にお困りであれば、ぜひ今回紹介した方法を試してみてください。
それよりもまず大切なのは、おいしいうちに食べること。ジャガイモは様々な料理に使えるので、あまり油断せずにこまめにチェックして、傷まないうちに消費してしまいましょう!
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