いま大注目の体にいいナッツ類♪気になるカロリー調べました
数々の健康効果で注目を浴びているナッツ類。しかし脂質の多さなどで高カロリーと聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?ナッツと言っても千差万別!ナッツの種類別のカロリーを調べてみました。おすすめの摂取方法と合わせてご覧ください。
情報番組などで取り上げられ、注目されているナッツの健康効果をご存知ですか?
抗酸化作用の期待できるアーモンド、疲労回復にカシューナッツ、コレステロール排出のピスタチオなど、それぞれ取り入れたい健康効果が確認され人気と知名度が上がっています。
しかしナッツは吹き出物のもとと言われたり、カロリーが高いという話も聞いたことがあると思います。栄養素とエネルギーをバランスよく摂取するためにナッツのカロリーをきちんと理解しましょう。
アーモンド
ナッツの中でも一番身近なナッツ、アーモンドは【10g(10粒程度):61キロカロリー】です。
豊富なビタミンEとポリフェノールで老化防止・美肌効果・動脈硬化の予防などが期待できます。
ピーナッツ
殻付き落花生としてよくみかけるピーナッツのカロリーは【可食部10g(中の粒10粒程度):58キロカロリー】です。
アーモンドと同じくビタミンEが豊富であり、腸内環境を整えるオリゴ糖も多く含まれるので特に美肌効果が期待できます。
カシューナッツ
カシューナッツのカロリーは【10g(7粒程度):58キロカロリー】です。
ビタミンBや亜鉛が豊富で疲労回復に効果があります。亜鉛は妊娠中の方も積極的に摂っていただきたい栄養素です。
クルミ
クルミのカロリーは【10g(5粒程度):67キロカロリー】です。
体を温める効果があるので冷え性や便秘の改善に役立ちます。
ピスタチオ
ピスタチオのカロリーは【可食部10g(20粒程度):66キロカロリー】です。
鉄分が豊富で女性におすすめのナッツで、また、フィトステロールという成分はコレステロールの吸収を抑えるとともに排泄を促す成分です。
バターピーナッツ
おつまみの定番「バタピー」こと「バターピーナッツ」は、ピーナッツそのままに見えて煎ったピーナッツにバターなどの油脂と塩で味付けがされています。
バターピーナッツのカロリーは【10g(10粒程度):60キロカロリー】です。
ピーナッツバター
最近スーパーでもよく見かけるスキッピィピーナッツバターのカロリーは【10g:59キロカロリー】です。大さじ1が16gほどです。
原材料の90%以上がピーナッツということで、摂取できるピーナッツに対するカロリーはそれほど変わらないようです。
くるみ味噌
くるみ味噌のカロリーはおよそ【10g:47キロカロリー】です。10g中に5gほどくるみが入っているのでナッツの摂取としてはすこしカロリーが高めになりそうです。
ナッツの適切な摂取量は大人で25g程度と言われています。殻付き落花生ですと殻付きで15粒程度と、そのままで食べると物足りない方もいるかもしれません。
ナッツはおつまみとしても取り入れやすいですが、食べ過ぎてしまう可能性が高いです。バターピーナッツは一袋100g前後のものも多く、全て食べると600キロカロリーと言う食事一食分に近いカロリー摂取となります。
他の食材とまぜて摂取
おつまみで食べるとしたら、ナッツばかりを意識してとるよりも、他のものと盛り合わせにして摂ると食べ過ぎが防げます。また、ローストスライスアーモンドをシリアルにまぜたり、ローストクルミをくだいてサラダにまぜたりすれば、25gのナッツは多くて食べづらいという方も取り入れやすいかと思います。
料理に使う
ナッツは料理にも使うことができます。中華のカシューナッツ炒めは鶏肉や野菜と一緒に中華風に炒めれば一人分で25g簡単に摂取することができます。また、麺類やゆでた肉や野菜のたれとしてピーナッツバターを使った料理もあります。ゴマだれのようでナッツを意識せず食べられます。
推奨摂取量をみてもカロリーをみても、ナッツは好きな人にとっては食べ過ぎてしまう可能性が大きい食材です。摂りすぎるとカロリーオーバーなだけでなく、おなかを下す原因ともなりえるので注意が必要です。
普段ナッツを摂る習慣がない人が健康効果のために25g取り入れると、カロリーは+145〜167キロカロリーになるので、一日の摂取カロリーを考えて他の食材を少し見直す必要がある方も出てくると思います。
いろんな食品の健康効果が紹介されていますが、どの食品も適切な量を取り入れることが大事になってきます。ナッツにおいてはカロリーも気にしてとりいれることをおすすめします。