美容に!健康に!玄米がいい?!白米と玄米のあれこれをご紹介★
2016/05/18
na-nami
普段わたしたちが食生活の中でよく口にする食物、それはお米です。ただお米とひとくちに言っても、玄米や白米、いろんなお米という名前がつく食物がありますよね。今回は玄米と白米の違いや玄米と白米の正しい知識を学び、より日々のご飯を美味しく食べられるようになりましょう。
そもそもお米とはどのような植物なのか学びましょう。
米(こめ、英: rice)は、稲の果実である籾から外皮を取り去った粒状の穀物である。穀物の一種として米穀(べいこく)とも呼ぶ。東アジア・東南アジア・南アジア以外では一般的に主食として特別視することが希薄であり、日本語でいう「米」「稲」「飯」といった、収穫前・収穫後・調理前・調理後などによる区別がない言語が多数ある。例えば英語圏ではすべてriceという同一の単語で扱われる。
日本では植物を稲と呼んだり、生のお米のことを米と呼んだり、たきあげたお米のことをご飯と呼んだりと、様々な呼称をもっていますが、海外ではライスという言葉で全ての状態のお米を呼ぶのです。このように呼び方が色々あるのは日本だけなのですね。
まずは玄米とはなんなのかみてみましょう。
玄米とは、精白されていない状態のお米の事で、稲の果実である籾から籾殻を除去した状態の事を言います。精白とは、玄米から表面の薄皮である糠(ぬか)を取り除くことを言い、一般には精米とも言われています。もみ殻を除いたものが玄米。糠層に包まれた胚乳があり、胚芽がしっかり残る。白米は、精米するときに糠を削って胚芽をとってしまうので、胚乳しか残っていない。胚芽を残したままで糠を削って精米されたものを「分搗米」という。
玄米
玄米とは稲からただ籾殻を除去したお米のことをさしているのですね。
玄米ごはん
玄米とは上でも記載されたように稲から、ただ籾殻を除去したお米のことを指しているため、普段わたしたちが口にしている精白米の食感よりも皮が残っている分、しっかりとした粒粒食感になりやすいです。
上記では玄米とはどのような状態のお米を指すのかを学びました。今度は白米とはどのような状態のお米をさすのか学びましょう。
玄米から糠(ぬか)および胚芽(はいが)を取り除いた状態のもの。日本人の食生活において最も親しみのあるお米です。玄米から糠を削り落として白米にする作業を精米と呼びます。白米 = 稲の実の胚乳(はいにゅう)と言えます。でんぷんと水分が多く含まれていて炊くとふっくらモチモチとした食感になります。でんぷん以外のビタミン・ミネラルなどは取り除かれた糠や胚芽に多く含まれるため栄養面では偏っています
玄米は稲から籾殻をとった状態のお米のことをさしていました。白米とは玄米から糠部分、茶色い部分を削り落として白いお米にした状態のことを白米と呼ぶのですね。
お米を玄米から白米の状態にすることを言います。お米は、まずは稲を脱穀(だっこく)することにより初めて米粒の状態になります。その状態では米粒は籾(もみ)にくるまれていますので、籾擦り(もみすり)をすることにより籾を取り除きます。それが玄米です。
通常はこの玄米の状態で米屋に運ばれてきます。精米店では精米機を用いてその玄米の表面「糠層(ぬかそう)」を取り除き、白米にします。この工程を「精米」と呼びます。
白米を玄米へ
ここからは玄米、白米のそれぞれのメリットをみていきましょう。
玄米と白米のちがいは、ぬか層があるかないかの違いですが、このぬか層には実はたっぷりとうれしい栄養が含まれているのをご存知ですか?
玄米は、白米よりも、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでおり、人間が健康を保つために必要とされる栄養素をほとんど摂取できるため、完全栄養食と言われています。栄養バランスのとれた食事の例として、「1日30品目以上」と言われることがありますが、これはあくまでも白米を主食にした場合のことです。逆に言えば、白米を主食にした場合には、1日30品目以上の食品を摂取しなければ、健康を維持するための栄養素が不足する、ということです。
玄米には豊富な栄養価がたくさん含まれているうえに、女性にうれしい美容効果もあるとされています。
・ビタミンB1・・・糖質や脂肪の代謝を促す働き。
・ビタミンE・・・体をさび付かせる活性酸素を中和して、老化を防止する効果。
・カリウム・・・体内の余計な塩分を排出し利尿作用をもたらし「むくみ解消」に効果。
・たんぱく質・・・細胞を生成するのに必要な栄養素で、お肌の生まれ変わりには欠かせない。
・食物繊維・・・整腸作用。老廃物が体外に排出され、体の内側からお肌を綺麗に。
白米は玄米部分の糠がない分、やわらかく食べやすい状態になっています。そのため、白米は玄米のようによくかまずとも栄養が体内に吸収されやすいというメリットがあります。
やはり白米の一番のメリットといったら、白米ならではの味わいでしょう。玄米は糠部分が残っているため、糠の雑味が混ざった味がどうしても出てしまうため、玄米が苦手だという人がいるくらいです。それと比較して、白米にはどちらかというと上品な甘みがあるため、こどもから大人まで安心して食べられる日本の味わいといってもよいのではないでしょうか。また白米は色々なおかずとあわせやすいため、お料理の組み合わせがしやすいお米です。
玄米と白米の違いはわかっていただけましたでしょうか?これからお米選びの参考になれば幸いです。ぜひ玄米、白米、それぞれのメリットを感じながらお米を食していただければ、もっと日々の食卓が豊かになるのではないでしょうか。
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