2015/12/07
nadeshiko0103
カレーはまとめて作る人が多いのではないでしょうか?では、まとめて作った時には、残ったカレーはどのように保存していますか?実はカレーを常温保存してしまうと、菌が繁殖してしまうことをご存知ですか?ここではカレーの保存方法とその賞味期限についてご紹介します。
実はカレーは常温保存に不向きなんです。まとめて作って常温保存している人も多いかもしれませんが、カレーの常温保存は菌の繁殖を招くため、たとえ冬であっても基本的にはしない方が良いのです。
ですが、どうしても常温で保存しなければならない状況もありますよね。そんな場合は、一度カレーを加熱します。カレーが冷めるまで蓋をせずにそのまま放置し、冷めたら蓋をして常温で保存するようにしましょう。また、カレーを常温保存する場合には、1日に2~3回ほど中までしっかりと加熱することをおすすめします。
常温保存の場合のカレーの賞味期限は、1日となります。もちろん夏場や梅雨時期には、1日持たないことも多いようです。
カレーを冷蔵庫で保存するときには、できるだけ早く冷ましてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。カレーが自然に冷めるまで待っていると、表面は冷めても中は温かい状態になり、菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。そのため、桶などに水を張り(氷を入れるとベター)その中にカレーの鍋を入れて、かき混ぜながら冷まします。冷めたらタッパーやジップ付き袋など密閉できるものに入れて、冷蔵保存します。
ちなみに、カレーの鍋ごと冷蔵庫に入れてしまうと、冷蔵庫にカレーのにおいが付いてしまうことがありますので、注意が必要です。また、翌日に食べきれないようなら、傷みやすいじゃがいもは取り除いておいた方が無難かもしれませんね。冷蔵庫で保存したカレーの賞味期限は、2~3日程度となります。冷蔵庫に入れていても早めに食べた方が良いようですね。
次にカレーの冷凍保存についてご紹介します。カレーを冷凍保存する時は、そのまま冷凍保存してしまうとジャガイモがカスカスになって美味しくないので、じゃがいもは取り除くか、潰しておくと良いでしょう。しっかりと冷ましたら、タッパーかフリーザーバッグに入れます。フリーザーバッグの場合は空気を抜いて出来るだけ平らにしてから冷凍保存するようにします。
解凍する場合には、食べる前日に冷蔵庫に移して解凍します。その後、電子レンジで加熱するか、鍋に移して火にかけると良いでしょう。フリーザーバッグの場合は、凍ったままレトルトカレーのように湯煎することで解凍する事もできます。ただし、凍ったままの状態で電子レンジで温めると、水分が飛んでしまってカレーがパサパサになってしまうため、美味しくなくなってしまいます。注意しましょう。
ちなみに、冷凍保存したカレーの賞味期限は、約1ヵ月前後となります。冷凍保存したとしても、なるべく早めに食べた方が美味しく食べられるようです。長期間冷凍保存しておくと、カレーの風味が損なわれてしまい、美味しくなくなるようです。
カレーを作った後にそのまま放置してしまい、気が付けば1日近く経っていた!なんてこともありますよね。冷ましてから冷蔵庫に入れるつもりが、ついうっかりしていて冷蔵庫にしまい忘れてしまうことだってあります。そんな時、真夏や梅雨時期には特に注意が必要です。では、カレーが腐るとどうなるのでしょう?
カレーの保存状態が悪く、酸っぱいニオイや酸っぱい味、カビが生え始めていたり、カレーの表面に白い膜のようなものができている場合には、食べるのはやめた方がよさそうです。季節によっては常温保存で半日も経っていない場合でも、このような状況になることもあります。カレーの保存状態には十分注意が必要ですね。
いかがでしたか?カレーは常温保存には不向きな料理なんですね。今まで常温保存が当たり前だと思っていた人も多いのではないでしょうか?この機会にカレーの常温保存はやめて、冷蔵庫や冷凍庫で保存するように心がけると良いですね。
また作り置きしていたカレーに、少しでも変なニオイや味がするようであれば、食べない方が無難です。お腹を壊して病院に行くよりは、多少もったいなくても捨てた方が良いと思いますよ。
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