にんにくを美味しく食べよう!正しいにんにくの保存で鮮度長持ち!
2015/12/05
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にんにくが健康に効果を発揮することを知っている方は多いですよね。その秘密はにんにくの持つアリシンにあります。にんにくと健康は切っても切れない関係です。今回はにんにくの持つアリシンに注目しました!にんにくを食べて健康的な生活を送りましょう!
にんにくが健康にいいのは知っているけど、あのニオイがイヤ!という人も多いですよね。
また反対に、にんにくのニオイを嗅いだだけでお腹が減る~というほど好きな人も多いはず。
実はそのにんにくのニオイこそが、私たちを健康にしてくれる重要成分の源だったんです。
にんにく特有のニオイには「アリシン」という非常に健康効果の高い成分が含まれています。
アリシンの健康効果は薬効とも言われ、一番初めに発見された効果が「殺菌・抗菌」作用だそうです。
非常に強力な効果を持つアリシンは、12万倍に薄めた液体で赤痢菌、チフス菌、コレラ菌などを抗菌すると言われています。
アリシンは細菌内に入り込み、タンパク質を分解し、細菌の活動を抑えることで抗菌していると考えられています。
これこそが、にんにくの持つ健康効果なんですね。
アリシンが直接的にもたらす健康効果は2つ。
・風邪やインフルエンザなどの細菌、ウイルスに効果を発揮し、予防する
・腸内で活動する悪玉菌の活動を抑制し、腸機能を正常化する
腸は人の体をつかさどる臓器であり、腸を健康に保つことが健康な体を保つ秘訣とまで言われています。
また、第一次世界大戦の頃は兵士の壊疽(エソ)予防に使われていたそうです。
にんにくの健康成分「アリシン」は「チアミン(ビタミンB1)」と結合することで、アリチアミンという物質に変化します。
アリチアミンの健康効果はビタミンB1と似ていますが、大きく異なるのは血液中に長時間残存できる性質を持つことです。
また、ビタミンB1は体内に吸収される率がとても低いのに対し、アリチアミンは吸収率が高いことも魅力です。
このことからビタミンB1は単一食品で接種するよりも、にんにくと一緒に摂取した方が健康効果が高いことがわかります。
ビタミンB1は、人がエネルギーを作るために糖質を分解する際、必要な栄養素です。
ビタミンB1が欠乏すると糖質がうまく分解できず、エネルギー不足により疲れやすく不健康な体になってしまうのです。
【ビタミンB1を多く含む食品】
豚肉、うなぎ、玄米、納豆など
にんにくにはアリシン以外にも健康効果を発揮する多数の成分が含まれています。
故ににんにくを使用した健康食品も多数発売されており、人の健康に欠かせない食品となっているんですね。
改めてにんにくの持つ健康効果を見てみましょう。
アリシンは加熱することで、「アホエン」という成分を生成します。
アホエンの健康効果として「抗血栓作用」「コレステロール抑制作用」があり、これらの作用によって血液をサラサラにしてくれます。
血液がサラサラになることで、動脈硬化予防、血行改善による肩こりや冷え性の改善につながり、健康年齢を引き上げることができるのです。
にんにくには整腸作用もあります。
にんにくを摂取することで、大腸が刺激され便秘や下痢の症状を改善します。
同時に胃の粘膜も刺激されるので胃液の分泌を促し、健康的な食生活が送れるようになります。
昔から暴飲暴食による肝機能の低下が問題視されていますね。
にんにくはこの肝機能も健康的な状態に戻すと言われています。
これはにんにくが肝臓の細胞を活性化することで、肝臓を守る効果があるためです。
血液循環を良くするという直接的な健康効果があることに加え、脳神経を刺激し、血圧を安定させる効果も持っています。
血管内に蓄積した脂肪やコレステロールを分解し、健康な体内環境を作ります。
にんにくに限らず、健康食品を一度に大量に摂取することは避けましょう。
どの健康食品にも言えることですが、一度の量よりも長期的に継続することで健康効果が得られます。
にんにくは大量に食べ過ぎると胃や腸を必要以上に刺激し、下痢や胸焼けを起こす原因になってしまいます。
個人差はありますが、一般的には1日1片~2片程度が適量とされています。
にんにくの漬物などの場合は2片~3片程度摂取することもあるようですが、胃腸が強くない方は少ない量から試すと良いでしょう。
にんにくはどこでも手に入り、調理しやすい食品です。
そのまま食べるのも良いですが、料理に入れることでにんにく特有の刺激を抑えることもできます。
また、まとめ買いしても風通しの良い場所であれば比較的長期保存が可能なので、便利ですね。
今日からでもすぐに始められるにんにくライフ。
1日1片のにんにくで健康生活を手に入れてくださいね!
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