2016/06/07
りーかーまま
2016/05/28 更新
良く冷えた麦茶が美味しい季節の到来です。暑い時に冷えた麦茶を飲むとすっきり美味しいと感じませんか?それにはきちんとした理由があるのです。健康効果が高かった麦茶の紹介をするとともに、麦茶の効果が生かされる飲み方を紹介します。
ズバリ!!麦茶とハト麦茶は別物です。おなじような感じで販売されているので、あまり深く考えずに購入していました。反省です。
麦茶とは、大麦の粒を原料として、この粒を炒って入れるお茶のことを言います。
麦茶は緑茶よりも早い時期から飲まれていたと言われています。
大麦
丈は約80㎝。ビールや味噌などの原料にもなります。
麦茶には、夏に飲みたくなる理由と効果がありました。
ハト麦
麦類よりもトウモロコシやモロコシ、ススキに近い植物です。
麦茶とハト麦茶は全くの別物でしたね。今回は麦茶について取り上げてみました。
麦茶は手軽に飲める飲み物なのに、驚くほどの優れた健康効果がありました。
この効果を意識して麦茶を飲むと、健康効果が更にアップすると思います。
麦茶に含まれるピラジンという成分が、血流の改善に効果があることがわかりました。麦茶を飲むと血流の流動性が高くなるのです。
このピラジンは、大麦をローストする時に、褐色に色がつきますが、その時に生成されます。
あの麦茶の香ばしい香りに健康効果が隠れていたのです。
特に夏場は汗を多くかくので水分補給を麦茶ですると、血液ドロドロを改善できるかもしれないですね。
麦茶にはギャバ(GABA)が含まれていて、このギャバに血圧を下げる作用があります。
血圧が気になる人にはお勧めのお茶です。
血圧なんか気にしたことがないという人たちも、今から麦茶を日常の飲み物とすることで、将来的に血圧が高くなることが防げると思います。
麦茶にはPクマル酸が含まれています。
このPクマル酸が、酸化因子のペルオキシナイトライトに対して、高い消去活性があることがわかり、癌や脳卒中、心筋梗塞などの生活習慣病などの予防が期待されています。
ということは、抗酸化作用があるということなので、美肌効果も期待できそうです。
紫外線が気になる季節にうってつけの麦茶で、体の中から美肌を目指しませんか?
バクテリアの定着を予防する効果があり、虫歯菌とも言われるミュータンス菌の菌膜生成を防御します。
なかなか歯磨きが出来ない時の食事に、麦茶を飲むと口の中がさっぱりするのはこの効果だったかな?
麦茶は火照った体を冷ます効果があります。
だから夏に冷たーい麦茶を飲むとすっきり爽快になるのですね。
これらの効果については、静岡大学農学部・衛藤英男教授、京都薬科大学・吉川雅之
教授の共同研究により発見されました。
外出する時に、麦茶を持参すると、もしもの事態が発生した時に役に立ちそうです。
全国麦茶工業協同組合が美味しい麦茶の入れ方を紹介しています。
煮出す方法と水出し方法があります。
※麦茶を煮出して作る時には、時間に気を付けないと、麦茶のコクが消えてしまいます。
※小さいお子さんやお年寄りが飲む麦茶は、煮出したものの方が安心です。
麦茶は健康効果が大きいと言っても、冷たい麦茶はとてもおいしいのですが、飲みすぎに注意です。
内臓を冷やしてしまいます。
どうしてものどが渇いてしょうがないという時は、コップ1杯を30分おきに飲むなどの飲み方がよいでしょう。
麦茶にはたんぱく質が含まれているので、腐りやすいのです。
水出しのお茶は、1日~2日で飲み切ることを勧めます。煮出したお茶でも4日位で飲み切りましょう。
麦茶を入れる容器は、もちろんきちんと熱湯消毒などをして、清潔であることが前提です。
麦茶の効果についての記事はいかがでしたか?これから出番が増える健康効果が大きい麦茶ですが、飲み方や、保存方法には気をつけて、麦茶を美味しく上手に飲みたいですね。
麦茶はノンカフェインなので、子どもからお年寄りまで夏場の水分補給には、最適な飲み物です。
様々な飲み物が市場にあふれていますが、16世紀ころから飲まれている麦茶を、今一度見直してみませんか。
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