秋の味覚！甘くておいしい柿にも潜んでいた？！アレルギーの怖さ！

１０〜１１月に旬を迎える柿！まさに秋の味覚です。

柿はカキノキ科カキノキ属の果物です。

日本や中国が原産と言われている柿ですが、その品種は１０００もある様です。

果物アレルギーと言えばりんごや、キウイ、バナナなどが有名ですし、よく聞きます。柿は出回っている時期も秋がほとんどですし、アレルギーが起こるのか？と思いますが、確かに発生は少ないようです。しかし少ないだけで全く起こらないというわけではないのです。

柿は自分で害虫などから守るため果実の表面にタンパク質のワックスをしています。どうやらそれが原因のようです！

そのタンパク質を身体が異物だと判断してしまい抗体を作り身体を守るためにアレルギーが起こってしまうことがあります。

柿アレルギーは花粉症との関連性があるようです。特にシラカバ花粉症には要注意です。

シラカバ花粉症のアレルゲンと柿アレルギーのアレルゲンはどうやら似ているようです。そのためシラカバ花粉症の人が柿を食べるとシラカバ花粉症だと勘違いし、アレルギー反応が出るのです。

実は柿アレルギーは無農薬の柿や、低農薬の柿を食べる方が症状が出やすい様なのです。

安心だからといって無農薬のものを選ぶことも多いかと思いますが、柿アレルギーに関してはきちんと消毒などをしている物の方がいいことがあるのですね！

特に柿は秋から冬にかけての寒い時期に食べる果物です。冷え性に関わらず身体が冷えている人は多くいると思います。

実は柿に含まれる渋み成分のタンニンは鉄と結合することで貧血に陥ることがあります。これがさらに体温を下げる原因で、体温が下がると血流が悪くなりアレルギーが起こることがあるようです。

柿アレルギーは天然ゴムにも気をつけなくてはなりません！身近な物ではゴム手袋などに使われているのですが、天然ゴムを加工する際に加工品にアレルゲンが残っていることがあり、それに触れるとアレルギーが起こるのです。
実は柿アレルギーとこの天然ゴムなどのラテックスアレルギーの原因物質が似ていることで引き起こすことがあるようです。これをラテックスフルーツ症候群と呼んでいます。

軽いアレルギーかな？と安心して放置してしまうことも多いかと思いますが、柿に限っては別の病気の可能性もあります！

柿に含まれる渋みのタンニンが柿の食べ過ぎで胃の中で石のようになることがあるようです。症状が悪化すれば手術をすることも！

病気の場合もあることを忘れてはいけませんね！

果物アレルギーでは一番有名な症状です。柿を食べたときにも現れるようです。

柿を食べて１５分程度で柿が触れた口や粘膜、のどなどがかゆくなったり、イガイガしたりするのです。さらには赤みや腫れといった症状が起こったりするのです。

柿を食べることでお腹が痛くなったり、吐き気、嘔吐のアレルギー症状が出ます。さらに下痢などの症状も起こるようです。

お腹が痛いことは普段の生活でも多いことかと思いますが、そのまま放置するのではなく、アレルギーかもしれないと疑うことも必要かもしれません。手遅れになってしまうことも考えられます。

柿を食べるとかゆみを生じることもあります。それは口の周りなどから全身に及ぶことまで様々です。

かゆみや痛み、赤みや腫れなどもあります。さらに蕁麻疹などのアレルギー症状が起こることもあります。

咳や鼻水、喘息の様な症状が起こることもあります。

しかしそれが悪化すると呼吸困難になることもあり、短時間で血圧が低下したり意識障害を起こし死に至るケースもあります。このようなショック状態のことをアナフィラキシーショックといい、ここまでくるとすぐに救急車を呼んでください。

残念ながら今のところ柿アレルギーの完治はないようです。

柿アレルギーになってしまったら、柿を食べないこれに限ります。

しかしアレルギーの原因によっては症状が緩和していくことはある様なのできちんと病院で調べてもらうことが大切です！

柿を栽培している地域では特産品でゼリーに加工したりバターに加工していたりすることもあるようです。

柿アレルギーは発生率は少ない物の、かかると症状は軽い物から重い物まで様々です！できるだけ加工品なども食べないように気をつけた方がいいかもしれませんね！

今回は柿アレルギーについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか？

発生率は少ない物の原因は様々でもしかすると病気が原因のこともある柿！

アレルギーや病気は発見したら早い処置が大切です！放っておかずきちんと病院で検査をしてもらい原因をつきとめましょう！