牛乳に含まれるカルシウム量はどのくらい?その量を比較してみました
2016/04/23
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骨や歯を作るには欠かせない栄養素であるカルシウム!成長を促すためにも、小さい頃には「牛乳をたくさん飲んで外で遊ぶように!」とよく言い聞かされてきた方も多いのではないでしょうか?今回は牛乳に含まれるカルシウムに注目して詳しく調べてみました!
牛からしぼった乳!すなわちこれが牛乳です!
最近では牛乳にも低脂肪牛乳や無脂肪牛乳、加工乳、乳飲料など種類もたくさんあります。
そのまま飲んでもおいしいですが、グラタンやシチューなど料理でも大活躍するのが牛乳です!
・カルシウム
・良質なたんぱく質
・乳脂肪分
・カリウム
・リン
・ビタミンB群
・ビタミンK など
・骨の強化
・基礎代謝アップ
・抗ストレス
・安眠効果
・便秘解消
・免疫力アップ
・血流量の増加
・美肌効果
・ダイエット効果 など
牛乳にはカルシウムのイメージが強いですが実はバランスよく栄養素が含まれている万能の飲み物なのですね!
健康効果も高い上にお肌にもいい効果をもたらしてくれる牛乳!
ここからは牛乳に含まれるカルシウムに注目していきます!
ご存知!牛乳のカルシウムは骨や歯を作る働きがあります!
カルシウムを摂取することで骨や歯を強くしてくれるのです!
さらに骨にはカルシウムを貯蔵する役割もあるため、カルシウムが不足したときに血中に溶け出して不足したところを補ってくれるのです。
カルシウムには骨を強くする力があることは紹介しましたが、骨粗鬆症の予防にも繋がるのです!
特に女性に多く、加齢とともに女性ホルモンのエストロゲンが減るとリスクが高くなるようです。
骨粗鬆症は骨の中がスカスカのスポンジ様になり、骨折しやすくなったり転んだりしやすくなるのです。
骨は骨形成と骨吸収が絶えず繰り返されていますが、高齢になるにつれて骨吸収が上回ってくるのです。
そのためにも牛乳を飲んでカルシウムをしっかりとりたいところですね!
身体を動かすと筋肉が伸びたり縮んだりしますが、これが上手く機能するのはカルシウムが筋肉運動を司るたんぱく質とくっついているからです。
このカルシウム、神経伝達の正常化にも働きかけているためイライラや興奮を鎮めてくれる効果があるのです!
ストレスが溜まっているときには温めた牛乳を飲んでリラックスしてみるのもいいかもしれませんね!
傷ができたり怪我をして血が出ると傷口で血が固まる働きをします。これはカルシウムに関わりがあるのです!
血を止めるには血液凝固因子がたくさん関係していますが、その働きをカルシウムが高めてくれるのです!
牛乳の飲み過ぎはカルシウムの摂り過ぎに繋がるかもしれません!
実はカルシウムを摂りすぎてしまうとカルシウム過剰症の可能性があるのです!
・便秘
・吐き気
・嘔吐
・腹痛
・食欲減退
・多尿 など
さらに重度になってくると、錯乱、情動障害、意識の混濁、幻覚、昏睡などの症状を引き起こし、やがては筋力が低下し不整脈で命の危険もあるのです。
カルシウム過剰症で気をつけたいのは合併症も考えられることです!
腎結石、泌尿器系結石、腎不全、心臓障害などが起こることがあります。
牛乳を普通に飲むくらいでは起こることは少ないと思いますが、過剰なカルシウム摂取には気をつける必要がありそうです!
カルシウムは摂りすぎても悪影響を及ぼしますが、いくつか紹介した通り不足しても病気を引き起こしてしまうのです!
・骨密度低下
・骨粗鬆症
・くる病
・内出血
・発育不全
・高血圧
・動脈硬化 など
特に恐ろしいのが低カルシウム血症という病気です。
これは、少しずつ脳に影響を与えていくのです。牛乳に多く含まれるカルシウムは神経伝達にも関わっている紹介をしましたが、カルシウムが減ってしまうことで錯乱、記憶喪失、意識混濁、鬱状態、幻覚などの症状を引き起こしてしまうことがあるのです!
くる病とは骨の発育期である小児でカルシウムが骨に沈着しないで柔らかい骨様組織がどんどん増えていく状態を言います。
特徴としてはO脚、肋骨のこぶ、鳩胸、低身長などがみられます。
このように牛乳は成長期である子どもはもちろんですが、大人になってもカルシウムの沈着が減少していくのでしっかり摂取する必要がありそうです!
牛乳をそのまま飲まなくても、食事として使うこともできるので、牛乳からカルシウムをしっかり摂りたいですね!
今回は牛乳とカルシウムについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
牛乳は栄養価が高く健康のためにはカルシウムをしっかり摂らなければなりません。ただし摂りすぎても不足しすぎても病気に繋がってしまいます。
牛乳やカルシウムの含まれる食材を上手に摂取し健康で美しい身体を手に入れましょう!
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