しっとりふわふわ! パサつく鶏胸肉を劇的にやわらかくする方法
2016/04/28
じょたすけ
生麩といえば京都のお食事を思いかベる方も多いでしょうか?お椀ものに入っていたり小鉢にそっとはいっていたり・・・でも生麩は立派なメインにもなるんです!しかもデザートとしての食べ方もあるってご存知でしたか?今回はそんな生麩の食べ方をご紹介。
生麩といえばかわいらしくてモチモチ食感がおいしい食材!
とはいえそんなに一度でいっぱい食べる機会は少ないし、どちらかといえば脇役のイメージ。
でもそんな生麩、実はメインでもしっかりやれるおいしい食材。
しかもデザートとしての食べ方も最近はあることをご存知でしたか?
今回はそんな生麩の知られざるおいしい食べ方をご紹介!
まずは、そもそも生麩がどういった食べ方をするために生まれたものか
お教えします。
生麩(なまふ)は、鎌倉時代末期に精進料理の一食材として用いられたと伝えられており、肉食を禁じられていた禅僧にとっては、貴重なタンパク源として食されておりました。
生麩はもともと精進料理としてなんと鎌倉時代からあった食材のようです。
原料もとてもシンプル、小麦グルテン(小麦粉と水を混ぜ合わせ、でん粉を分離させ残ったタンパク質)ともち粉。
でもシンプルなものほど腕が試されるもの、職人の技術が詰まっているそう・・・!
生麩は、低カロリーの植物性タンパク質。栄養価が高く、ダイエットにも最適です。「もちもち」とした食感に加え、「コシ」がありながらも「やわらかく」噛んでいくにつれその上品な旨味、風味が最後まで口の中に残ります。
これは女性には嬉しい食べ方!
ダイエット食としての食べ方もできるなんて、女性には嬉しいですよね。
では次に生麩をメインとして使う時の食べ方についてご紹介。
<田楽>
一番ポピュラーな食べ方といえるかもしれません。
生麩を串にさし焼いて食べる食べ方ですね。
甘めのお味噌をつけていただく生麩のなんとおいしいこと・・・
<刺身>
これはちょっと意外な方も多いのでは?
でも基本的には生の状態でいただいているので当たり前といえば当たり前ですよね。
醤油をつけますが、ワサビや生姜、酢を混ぜてもおいしいやさしい味の食べ方です!
<揚げだし>
間違いなくおいしい食べ方揚げだし。
甘めのおつゆとトローリ衣ともちっとした生麩が相性抜群。
想像しただけでも食べたくなってきちゃいますよね・・・!
<バター焼き>
生麩はなんとバター焼きにしての食べ方もできます。
バターをひいて塩こしょうするだけですが、お好みで醤油を入れても・・・♡
和と洋のコラボレーションな食べ方です。
メインとしての食べ方はこんなものでしょうか?
でも生麩はほとんど味がないので人の数だけ味があると言ってもいいかもしれません。
揚げだしの延長でフライなんていうのもあったりします。
まるで豆腐のようにいろんな食べ方ができるのが生麩です。
豆腐のようにアレンジが効くなら、当然デザートとしての食べ方も生麩にはできます。
一番有名なのは生麩まんじゅう。
生麩を使った和菓子は、京都名物。有名なのは、笹で包まれた生麩饅頭でしょう。笹の香りに包まれた瑞々しい食感。通常の餅とは違う、滑らかで洗練された味わい。この美味しさは、水の美味しい京都ならではのもの。モチモチしているのにツルリと爽やか
私も食べたことがありますが、生麩であんこを包んだ食べ方です。
生麩自体は甘くないのでしつこくなくさっぱり食べられます。
冬に熱いお茶と一緒に食べても絶品ですが、ご想像通りこれからの暑くなる時期にお勧めです!
意外な食べ方として、デザートレシピもあります。きな粉や黒蜜などをかけたり、冷やしてぜんざいやあんみつ、パフェやアイスクリームに添えても大変美味しくいただけます。
白玉やおもちの代わりのような食べ方もするようです。
生麩を使う事でなんとも和風なデザートになりそうですよね!
生麩が手に入ったらちょっと和風なデザートを作ってみてください。
いろんな食べ方を見てきましたが、なかなか売っていないのが生麩。
そんな方の為に手作りできる生麩の作り方をご紹介!
材料も手軽で試しやすいですよ。
生麩の作り方
材料
強力粉 2カップ(約210g) 水150ml 塩ひとつまみ
■ お好みで
黒すりゴマ大さじ1
抹茶粉末大さじ1
1、ボウルに材料を全て入れて混ぜます。まとまったら台に出してよく捏ねます。
最初はベタベタですが根気良くまぜましょう。
2、10分くらい捏ねるとベタつかなくなり、台からも離れやすくなります。
3、ボウルに入れてラップか布巾をかけ、冷蔵庫で1時間程ねかします。
4、1時間経ったらボウルに水を入れ、生地をもみ洗いします。
水が白く濁ってくるので水を換えながら20~30分もみ洗いしてください。
5、取り出して黒すりゴマを混ぜます。
6、すぐ食べたい時はそのまま適当な大きさにまとめ(ちぎり)ます。
7、ラップに包み巻きすで巻いて30分程冷蔵庫に置いた後、包丁で切ると少し形が整います。
8、沸騰した湯で2分程茹でます。浮いてきたら完成!
家庭でも作ることができる生麩!
作ればたっぷり使えますので、おもてなし料理やデザートに使ってみては?
モチモチした食感と味のない生麩。
味がないからこそいろんな料理に使だけでなくデザートとしての食べ方までありました。
ダイエットにも最適な生麩!
ぜひ家で作って明日からいろんな食べ方で使ってみませんか?
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