2016/04/29
花菜o
安くてヘルシーな鶏胸肉。淡白な味は料理を選びません。でも残念なのがあのパサパサ感。口の中に入れるとモサモサ、パサパサ……水分が持っていかれます。なんとかやわらかくする方法は無いの!? 安心してください! この方法で鶏胸肉がやわらかく変身します!
鶏胸肉のイメージって、どんなイメージですか?
マッチョなお兄さんが食べているイメージでしょうか。
ダイエット中のお姉さんが食べているイメージでしょうか。
鶏胸肉はとってもヘルシー!
価格もお手頃なので、できることなら積極的に使いたい食材ですよね。
でも……やわらかくない。
パサパサ、モサモサで美味しくないなんてイメージ、ありませんか?
そんな鶏胸肉とは、今日でおさらばしましょう!
やわらかくって、しっとりふわふわな鶏胸肉って、とっても美味しいんです。
鶏もも肉はあんなにジューシーなのに、どうして鶏胸肉はパサパサでやわらかくないの?
その秘密は、お肉の構造にあります。
鶏もも肉の場合、筋肉を覆っている筋膜が分厚く、
調理しても筋膜が壁になって水分が出にくいという特徴があります。
しかし鶏胸肉の場合はこの筋膜が薄く、
煮たり焼いたりするとすぐに水分が外に出てしまうのです。
ジューシーな鶏もも肉との違いは、脂の量の違いでもあります。
鶏もも肉のほうが油を含んでいるので、鶏胸肉よりもしっとりしやすいのです。
じゃぁ、仕方ないと思ってあきらめるしかないの?
いいえ! あきらめるのはまだ早いです!
どうしてもやわらかい鶏胸肉を食べたいなら、下ごしらえに一工夫。
コツを押さえれば、これまでパサパサだった鶏胸肉が、
驚くほどしっとりふんわりやわらかくなるんです!
鶏胸肉をやわらかくする方法はいくつもありますが、
家に必ずある”あるもの”を使えば、驚くほど簡単にやわらかくできちゃいます。
用意するのは塩と砂糖、そして少しのお水。
鶏胸肉をフォークで刺したら、
塩と砂糖を溶かした水を揉むだけ! 簡単でしょう?
塩と砂糖が鶏胸肉から水分が出るのを防いでくれるので、
ふんわりやわらかく仕上がります。
塩と砂糖を溶かした水を揉みこむのも良いですが、ちょっと味が付いてしまうのが欠点。
味を付けたくない時は、
食感を変えてやわらか鶏胸肉に変身させちゃいましょう!
鶏胸肉がパサパサしていると感じられる理由の一つは、
その繊維にあります。
食べると口の中で繊維がほぐれて、美味しくないと感じられてしまうのです。
そんなときは食感を変えてあげれば万事解決!
方法は簡単。
加熱する前に包丁の背で鶏胸肉を格子状に叩けばOK。
こうすることで、口に入れたときの食感がやわらかくなります。
ヨーグルトに漬けこんでやわらかくする方法もあります。
お肉にヨーグルトの味が移ってしまうのが難点ではありますが、
それを利用してタンドリーチキンなどにするのも良いかもしれませんね。
鶏胸肉を茹でるときに片栗粉をまぶして茹でるとやわらかくなります。
片栗粉が鶏胸肉から水分が出て行ってしまうのを防いでくれるので、
しっとりぷるぷるのやわらかい鶏胸肉が味わえます。
茹で鶏を作る時は、茹で汁の中に浸けたまま冷ますと
しっとりやわらかく仕上がります。
茹でるときは、お湯が沸騰してから鶏胸肉を入れるのではなく、
沸騰する前に入れてゆっくり加熱しましょう。
加熱しすぎないのもやわらかく仕上げるポイントです。
余熱で火を入れるようにすると、驚くほどしっとりやわらかく仕上がりますよ。
もっとカンタンにやわらか鶏胸肉を味わうなら、
ジップ付きの密閉バッグに入れて調理してしまいましょう!
方法は簡単。
お湯を沸かしたら、ジップ付きバッグに入れた鶏肉を入れ、ゆっくり低温で加熱するだけ。
袋に入れる前にフォークで刺して、
塩と砂糖を溶かした水を揉みこんでおけばさらにしっとりやわらかなります。
ジップバッグに入れることで肉汁の流出が防がれ、
ゆっくり加熱することでお肉の繊維が硬くならず、
ふわっとやわらかい食感の茹で鶏に仕上がるんです。
いかがでしたか?
下ごしらえをちょっと工夫するだけで、鶏胸肉はおどろくほどやわらかくなります。
安いだけでなくとってもヘルシーな鶏胸肉。
その上やわらかくて美味しいなんて、言うこと無いですよね!
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