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今や大人気のココナッツ。そのアレルギーについて徹底検証します!

近年、健康志向に伴いココナッツの効果が注目されています。食品やお菓子、化粧品など様々な商品が市販されています。そんなココナッツにもアレルギーがあるんですよ。今回はココナッツのアレルギーについて徹底的にお調べします。是非ご覧ください。

ココナッツアレルギーとは?

ココナッツアレルギーって何?

ココナッツアレルギーとは、ココナッツを食べたり、ココナッツの成分が肌に触れたりすることでアレルギー症状を起こすことをいいます。
ココナッツを原因とするアレルギーの起こる頻度は比較的少なく、同じナッツ類のアーモンドなどと比べると患者数も少ないと言われています。
化粧品の原料としても人気が高く、この場合もアレルギーの発症報告は少ないものの、アレルギーを起こす可能性はゼロではないので注意しましょう。

出典:http://allergy.kaizen-taisaku.info

ココナッツアレルギーですが、発症頻度は低いようですが、ココナッツアレルギーの方はココナッツの成分が入った化粧品などを付けるだけでアレルギー反応を起こしたりすることがあります。
少ないとはいえ、ゼロではないので気を付けてくださいね。

ココナッツアレルギーの原因

リンゴや桃などの果物にアレルギーをお持ちの方は、ナッツ類にもアレルギーをお持ちの方が多いようです。なぜかと言いますと、果物類とナッツ類のアレルゲンに共通点があるからだと言われています。
逆にココナッツなどのナッツ類にアレルギーのある方は、果物のアレルギーもあるかもしれませんので、お気をつけください。

アレルギーはアレルゲンのタンパクにIgE抗体が反応することによって起きるため、そのタンパクを構造しているアミノ酸配列が同じであるか似ていれば他のタンパクであってもIgE抗体が反応します。この反応を引き起こす原因となるアレルゲンを共通抗原と言います。

出典:https://welq.jp

ココナッツアレルギーとピーナッツアレルギー

ピーナッツアレルギーの方にココナッツアレルギーの方が多い?

ナッツおよびピーナッツのアレルギーは症状が比較的重篤で、耐性を獲得しにくく、近年その発症率が上昇しているといわれています。耐性が獲得しにくいということは なかなか大きくなっても食べることができるようにならないということです。ナッツ類とピーナッツ類(マメ科)は分類上異なりますが、ピーナッツアレルギー患者の1/3がナッツアレルギーを示すと報告されており、両者の共通抗原の存在が知られています。

出典:http://senoopc.jp

厚生省アレルギー物質を含む食品に関わる表示義務より以下のものが示されています。
クルミ、アーモンド、ハシバミ、カカオ、ココナッツ、ピーナッツ、ブラジルナッツ、カシューナッツなどが適応になります。

出典:http://senoopc.jp

ココナッツアレルギーとピーナッツアレルギーは近年発症率が上昇しているようですが、ココナッツアレルギーに関しては他のナッツ類と比べると少ないようです。
ですが、ゼロではないのでピーナッツアレルギーのある方は注意して下さいね。
化粧品などにもココナッツの成分が入っているものもありますので、十分注意して下さい。

乳幼児とココナッツ

ココナッツアレルギーの症状①

乳幼児のココナッツアレルギーについて

個人差によりますが、まれに嘔吐や下痢、全身に蕁麻疹(じんましん)、呼吸困難といった重症になるケースも報告されています。
食後1時間程度は赤ちゃんの口周りや、お腹の調子に変化が無いか気にしておきましょう。

出典:http://baby-koha.com

ココナッツを食べて異変が起きた時は速やかに病院へ連れて行ってあげてくださいね。
ココナッツに限らず赤ちゃんに初めての食べ物を与える時は、極力平日の昼間にして下さい。
日曜日や夜間は病院がお休みで何かあったと気に大変です。
平日の昼間に少しずつ食べさせてあげて下さい。

ココナッツアレルギー 症状

ココナッツアレルギーの症状は?

食品として摂取した場合は、腹痛や嘔吐、下痢など多くの食物アレルギーで見られる症状を引き起こします。
美容成分としても人気があり、ココナッツオイルを含んだクリームや石鹸、育毛剤なども存在するので、これらを肌に塗ったときに肌が赤くただれたり、かゆみや湿疹などの異常が見られた場合、ココナッツアレルギーの可能性があります。

出典:http://allergy.kaizen-taisaku.info

ココナッツアレルギーの症状は、ココナッツを食品として摂取した場合とココナッツの入った化粧品などを使用した場合では違うようです。ココナッツをお口にした場合は嘔吐や腹痛などの症状がが発症し、クリームなどを皮膚に着けた場合は痒みや蕁麻疹、湿疹などの症状が出るようです。
アレルギーかなっと思った時は、必ず病院へ行って下さいね。

ココナッツアレルギー 

まとめ

ココナッツアレルギーについてお話ししましたが、いかがでしたか?
直接お口に入れなくても、ココナッツを使用した化粧品などを使用した時にアレルギー症状が出ることがありますので、購入の際に原材料をしっかり確認して下さいね。
ココナッツアレルギーはその症状が発症する頻度は少ないようですが、その可能性はゼロではないので心当たりのある方は気を付けてくださいね。
アレルギーをお持ちの方はそのアレルギーの原因物質を摂取しないことが一番の特効薬です。

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